行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ラミーカミキリ

2023-08-02 20:00:26 | 昆虫
5月下旬の散歩道、
群生するカラムシの葉を探すと、
ラミーカミキリが何匹もいました。


ラミーカミキリ。
体長は10~20mmほど、
体が黒と淡青白色に色分けされている小型のカミキリムシです。


上から見ると前胸に2つの円い黒点、
これが眼のようであり、
じっと見ていると黒白の燕尾服を着た人のように見えてきます。


原産がインドシナ半島から中国、
幕末から明治にかけて日本に侵入した外来のカミキリムシです。
食草はイラクサ科のカラムシやヤブマオ、アオイ科のムクゲなど、
5月下旬~6月、これらの葉を観察すると見つかります。


東京都の多摩地区では20世紀末に生息が確認され、
現在では、もっとも普通に見つけられるカミキリムシです。


円く大きな眼、正面顔の可愛いラミーカミキリです。
上写真はオス、顔が淡青色です。


メスの顔は黒色が多く、
顔を見ると雌雄が区別できます。


カラムシの葉を齧るラミーカミキリ、
顔が黒色、雌の個体です。
コメント
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