行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

キショウブとカキツバタ

2019-05-29 20:00:51 | 花,植物
キショウブとカキツバタ、
アヤメと同じ頃、5月中旬に咲く、
水辺を彩る美しい花です。


キショウブ(黄菖蒲)
アヤメ科アヤメ属の多年草、
西アジアからヨーロッパの原産、
明治時代に観賞用に持ち込まれた帰化植物です。


ハナショウブには黄色系の花がないため、
また花が美しいこともあり、
公園の水辺などによく植えられ、重宝されていました。


しかし繁殖力が強く、
全国的に水辺や湿地を中心に野生化し、拡散しているようです。
ここ、親水公園の水辺でも年々増えていくのが分かります。


ハナショウブやカキツバタと違って、
林縁など、湿地以外の場所にもよく生育するキショウブです。
現在「生態系被害防止外来種」とされ、
在来種との競合・駆逐等のおそれが懸念されています。


5月中頃、カキツバタと同じ頃に花を咲かせるキショウブです。
ハナショウブより一月近く早い花です。


アヤメ科アヤメ属カキツバタ。
水辺に、5月の風に乗って咲く青色の花、
清らかさ、美しさを感じます。


一見アヤメに似ますが、
外花被片(前面に垂れ下がった花びら)の中央部にある
白い斑紋が見分けるポイントです。
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