行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

4月のナミアゲハとツマグロヒョウモン

2019-05-18 20:00:22 | 昆虫
4月の花に吸蜜に来たナミアゲハとツマグロヒョウモン、
発生して間もない個体、夏の盛りに比べると、
傷みもなくきれいです。


パンジーの花にナミアゲハが吸蜜。
羽化して間もないようで
花に潜るようにして懸命に食事をしています。
すぐ近くにより、カメラを向けても逃げようとしません。


アゲハチョウの中では最も数が多く、
春から秋まで見られるナミアゲハですが
4月に見るものは新鮮、そしてまだ珍しくも感じます。
春型は夏型に比べて小型になります。


春早くから花をつけているシソ科ホトケノザ、
パンジーに比べると小さく地味などこにでも見られる野花です。
そのホトケノザにもナミアゲハが吸蜜に来ました。


スギナの中に咲いたホトケノザにもナミアゲハ、
小さな花に正確に口吻が的中しています。


ツマグロヒョウモンの雄が
野道のアメリカフウロに吸蜜していました。
これも4月の発生、傷みのないきれいな個体です。


他の豹紋蝶の仲間は年1回、6月過ぎに発生し、
個体数も年々少なくなっているように思いますが、
このツマグロヒョウモンだけは年数回の発生があり、
4月から秋遅くまで多くの姿が見られます。


ハルジオンにも吸蜜。
成虫はいろいろな花に吸蜜に来ます。
幼虫の食草はビオラやパンジーも含めたスミレ類、
これら園芸品種の存在もツマグロヒョウモンの盛況に関係していると思われます。
コメント
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