ハナミズキ

東京の4月、
桜が終わるとハナミズキがあちらこちらに咲きだします。


4月19日、
公園に紅色のハナミズキが咲き始めていました。
花もそうですが、逆光に芽吹きの新葉が美しく映えます。


紅い花弁に見えるのは実は葉が変化した総苞と言われる部分、
開きはじめは濃い紅色ですが
やがて「薄紅色のハナミズキ」に変わります。


ハナミズキの本当の花は苞の中心にある部分、
ここにたくさんの小さな花が密集してあり、
つきつぎと咲いていきます。
上は5月初旬、最初の2つと同じ樹のもの。
そろそろ花も終わり、紅い総苞片ももう間もなく散ります。


ハナミズキ、
なぜか、ときどき総苞が合着して丸くなった花が現れます。
雰囲気が変わり、見慣れない花に見え、
かえって目を引かれます。


白花のハナミズキにも丸まった花がありました。


4月下旬の我が家前のハナミズキ、
花も盛りです。