行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

キジムシロとミツバツチグリ

2019-04-19 20:00:04 | 花,植物
キジムシロとミツバツチグリ、
いずれも春、3~5月によく似た黄色の花をつけます。
一見、区別の難しい両者です。


バラ科キジムシロ属キジムシロ。
雑木林の林床など、日当たりのよい山野に普通に見られる多年草、
春に花茎を多数伸ばして黄色の5弁花をつけます。


花後の葉が放射状に展開します。
その姿をキジが休むムシロに見立ててキジムシロの名があります。


キジムシロとミツバツチグリ区別が難しいのですが
横に広がるのがキジムシロ、縦に伸びるのがミツバツチグリと
大雑把に判断しています。、
写真上、横に伸びているのでキジムシロと判断しました。
茎の上の方の葉はミツバツチグリと同じ3小葉ですが
根出葉は5〜7の小葉となります。
根出葉を観察すると両者を正しく判別できるようです。


バラ科キジムシロ属ミツバツチグリ。
林縁や草地などの日当たりのよい山野に生える多年草、
春にキジムシロとよく似た黄色の5弁花をつけます。


葉が3小葉であるのでミツバ、
太い根茎がツチグリに似るのでミツバツチグリの名があります。


モモブトカミキリムシモドキが吸蜜、
これもミツバツチグリです。


ミツバで黄色の5弁花、
一見ミツバツチグリに似ています。
ヘビイチゴ、副がく片が花弁より大きいので、
ヤブヘビイチゴの方です。
コメント
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