行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

夏草の花

2015-07-16 20:00:16 | 花,植物
梅雨が明けたような突然の暑さとなった先週末から今週、
そんな暑さの中に写した夏草の花たちを集めて見ました。


秋海棠(シュウカイドウ)、
夏の終わりから初秋に咲くのでその名がありますが
道端の溝横に早くも花をつけていました。


秋の田村草(アキノタムラソウ)、
こちらも名に秋が入りますが、
やや日当たりの悪い場所に
6月下旬から花が見られるシソ科の多年草です。


キツネノマゴ科ハグロソウ、
珍しい2弁の花です。
この花、上弁の斑模様が女の子の顔に見えます。


ユリ科オニユリ、
比較的強い百合で野に自生もしています。
くるりと上に花びら反り返って咲き、
葉の付け根に青黒いムカゴがつくのが特徴です。
よく似たものにコオニユリがありますが、
コオニユリはムカゴがつきません。


キク科ベニバナボロギク、
伐採跡や山林火災の跡地などの
森林域に突然出現する一年草本、
真夏の花ですが、早くも綿毛ができていました。


キク科ヒヨドリバナ、
山地の林縁などによく見られる多年草、
蔓草に絡まれながら早くも咲いていました。


ブドウ科ヤブガラシ、
夏、どこにでも見られる蔓性の多年草、
蜜が多いと見え、虫がよく集まります。


ヤブガラシの薄緑色の4弁花と雄蕊、
この花弁と雄蕊、開花後数時間で脱落してしまいます。
この写真は朝11時ごろのもの、
花弁がついているものと、
脱落し雌蕊だけがのこっているもの両方が見られます。

コメント
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