行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

梅雨時、木々の果実

2015-07-08 20:00:02 | 花,植物
梅雨前線が停滞し、
台風も影響しているのか、
7月になり、毎日のように雨の日が続いています。
そんな雨の合間の散歩に写した木々の青い果実、、
雨に濡れ、洗われ、存在を主張していました。


イチイ科カヤ属カヤ。
花の翌年に塾するこの果実、
中の種子は食用になり、
この油は高級天ぷら油などに使われます。


ムクロジ科トチノキ属トチノキ。
5月に咲いていたあの円錐形房状の花が
もうこんな果実となっていました。
秋に熟すこの実も種子をすりつぶし、
栃餅などにして食用になります。


ミカン科サンショウ属サンショウ。
実が紅く色づいてきました。
熟すると紅い実が裂け、黒い種子が出てきます。
種ではなく、この果実の皮を乾燥させ、
粉末にしたものが粉山椒となります。


ブナ科マテバシイ属マテバシイ。
ドングリの様になってきた大きなの実と
まだ小さな実が一緒についています。
大きな実は昨年の花、
マテバシイは花がドングリとしてし熟するまで一年半かかるのです。
この実も食用になります。


クルミ科クルミ属オニグルミ。
日本産のクルミで食べることのできるのは本種だけとのこと、
河川沿いや河原などに
自生しているものが多く見られます。
5月最初、長く垂れ下がる緑色の雄花と
紅色の鮮やかな雌花が眼を楽しませてくれます。


ミツバウツギ科ゴンズイ属ゴンズイ。
袋果が色づきはじめています。
夏の終わりから秋に真っ赤に熟し、
袋が咲けて黒い種が姿を現し、美しいコントラストを見せてくれます。
木材がもろく、実も食べられず、
有用性がないという共通点から
毒かあり、食べられない魚類のゴンズイの名が
つけられたといわれています。

コメント
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