一言、云いたいね

社会の状況を見て一言云わせて貰う

常任理事国に制裁が出来ない国連、何のための国連か

2015-11-11 06:01:41 | 日記

国連にも制裁規定がある。しかし、常任理事国には拒否権があって制裁の対象になることはない。警察官、検察官、裁判官が犯罪を犯しても処罰されないのと全く同じだ。処罰規定を設けてもそれを回避することが出来る規定があったら有名無実である。国連は果たして機能しているのだろうか。国連は何のために存在しているのか。組織自体機能不全に陥っていることは確かだ。

国連の機能が働いていない原因は常任理事国の拒否権にあるのではないか。特に、後から加わった中国がこの拒否権を乱用している。国連本来の機能が発揮できない理由がはっきりしているのなら、その機能を取り戻すために感覚が必要なのが当たり前だ。その改革に猛反対しているのが中国である。中国がいま世界で問題の根源を出している。

5つの常任理事国だけが拒否権を持っていることが問題なのだ。もう一つ、何故5カ国だけが常任理事国なのか。第2次世界大戦が終わって70年経っている。常任理事国の考え方をもっと拡大し、10か国くらいにすべきである。その際拒否権を無くすことだ。少なくとも常任理事国10か国の4分の3以上の賛成があればすべて進められるようにすべきである。現在の常任理事国
1カ国の反対があると全て駄目になる、という現在のやり方は止めるべきだ。

国連が一部の常任理事国の賛成反対で全てが決められなくなってしまう、という今の方法は絶対に廃止すべきだ。そして、常任理事国を現在の5カ国から10か国くらいに拡大すべきである。これが小生の考え方だ。国連改革には時間が掛るかもしれないが何時かはやらなければ、国連は崩壊するだろう。嘗ての国際連盟の2の舞を踏むことにならないためにも国連改革はしなければならない。

国連改革が出来なければ、国連に多額の拠出金を出している日本に取っては全くのムダ金になる。

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