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御嶽山、噴火の前に異変があったのではないか

2014-10-14 05:56:03 | 日記

報道機関によると、山小屋の管理人、周辺に居住している人たち、などの情報から、噴火前にその兆候が出ていたのではないか、と言う。問題は、これらの情報が噴火予知連絡協議会に伝わっていたとしても、果たして専門家たちは素人が伝えた情報を真剣に検討したであろうか。専門家は得てして素人の情報を余り重んじていない傾向がある。専門家たちは自分たちが持っている科学的データに基づいて物事を判断しているから他人の情報は軽んじることが考えられる。

今回の噴火で多くの命を失ったが、3年半前の東日本大震災の時にも同じようなことがあった。あの地震の前に幾つかの地震が起きていたが、その時には大地震の兆候だと考えた地震専門家は誰もいなかった。地震も噴火も自然現象である。前兆現象を捉えることが如何に難しいか誰でも解っているが、国は大金を出して研究している割には成果が中々でない。勿論、直ぐに成果が出るとは思っていないが、もう少し何とかならないものか。

火山の噴火は、日本には数多く活火山があるから研究には事欠かないはずだ。振動(地鳴り)、蒸気、音、匂い(硫化水素など)など多くのことから噴火の余地が少しでも早くできそうなのだが、何故かなかなか進まない。小生のような素人が判断できるわけではないが、何故噴火予知が進まないのだろうか。地下にある異変は人間の目で見ることはできないが、異変が起きたら、地上に何らかの異常が伝わらないのか。科学がこれほど進歩しても噴火予知が出来ないのは、何か別のことを考えているからではないか。

これに反して地震予知は難しい、という事が何となく解る。地層が動くことで地震が発生するメカニズムは解っている。しかし、地表が何時、どのように動くのか、それが何時動くのか、どの方向に動くのか、それが解らないという。地震が海底で発生すれば当然津波も発生する。そのメカニズムは殆どが知っている。前兆現象が地層で起きてから地震が実際に起きるまでは非常に短い。もっと前に地震が起きるであろう、と言うことが解ればいいのだが、それは神のみぞ知る、という事だ。

火山噴火は、突然に起きるのではないことは確かだ。今回は、その前兆現象を見逃していたのではないだろうか。専門家には悪いが、素人にはそのように思えるのだが。

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