一言、云いたいね

社会の状況を見て一言云わせて貰う

野党が美辞麗句を並べて政権を執ったら日本は幸せになるか

2019-05-24 08:42:08 | 日記
野党は次の選挙で美辞麗句を並べ立てるだろう。国民の一部は、そのような美辞麗句が本当に実現すると思ってしまうかもしれないが、多くの国民は簡単にそうは思わないだろう。何故なら、あの民主党政権時代を思い出すからだ。あの時、多くの国民は、一度自民党政権ではなく民主党に政権に任せたらどうか、という気持ちになって決断をしたのだ。その結果があの体たらくだった。政権政党は国としっかりと守らなければならないし、国民の生活を安定させなければならない。

政治は国を守る安全保障があり、生活を守る経済活動があり、学問や文化を守る教育活動がある。国の政治というのは決して一つの事だけをやっていればいい、というものではないのだ。自民党や公明党が進めているものは決していいものばかりではない。問題点のあるものも多くある。しかし、国民の生活を見て、或は国の安全保障を見て、教育や文化を見て、まあまあのことはやっているのではないか。ケチを付ければ幾らでも出てくる。それはどこの政党が政権を担っても同じことがいえるのである。

日本が先進7ヶ国の中で活躍できるのも日本が国際的に多くの貢献をしているからだ。世界はアメリカ、中国、ロシアという大国が取り仕切っている。EUもそれなりに活動しているが、何せ中小国が寄り集まっているのだから、アメリカ、中国、ロシアのようには動けない。日本はアメリカ、中国、ロシアと対等に付き合うことができればいいが、中々そうはいかない。やはり、何処かの国と強い同盟関係を結ばなければならない。野党の話を聞いているとアメリカとの同盟を否定するようなことを言っているが、果たしてアメリカとの同盟を否定して日本はどのように大国と付き合っていくつもりなのか。

隣国の韓国を見るがいい。韓国はアメリカと中国の間に挟まれたたじたじとなっている。どちらにも良い付き合いをしようと風見鶏になっているのである。日本が韓国と同じような形の付き合い方をしたら、一体どうなるのか。日本人の多くが韓国の姿を見て、日本はあのような付き合い方はしない方が良い、と感じているはずだ。問題点がないわけではないが、最大公約数的な考え方からしたら、日本はアメリカと強い同盟関係になることが良いのではないか、という気がする。

将来のことは解らない。50年先のことは何とも言えない。若しかすると50年先は中国がアメリカを抜いて世界でトップの国(政治、経済、社会などすべての点において)になるかもしれない。もしもそうなったら、日本の立場はどうなるか解らない。現時点で考えたら、日本は中国やロシアではなく、アメリカとの同盟関係を築くことが重要なのではないか。野党が政権を執ったら、日本の行く末をどのように考えているのだろう。アメリカとの同盟関係を薄めて中国との関係を強める、という考えなのか。
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