アメリカと北朝鮮の関係が益々悪化の道を進んでいる。何時戦争になってもおかしくない状況でもある。しかし、アメリカは所謂武器を使った戦争に直接進んで行くとは思えない。ここで考えられる戦争の第２弾は情報戦ではないだろうか。第一弾は経済戦だった。経済戦は国連を巻き込み、多くの制裁を掛けることが出来た。経済制裁によって少なからず北朝鮮の状況は悪くなってきている。
今、北朝鮮絡みの密貿易が盛んに行われている状況にある。大型の貨物船を使って畝取りという方法で行われているのだ。この方法も、これから長く続けることは難しくなるだろう。第２弾は情報戦である。情報戦は北朝鮮が使っている情報網を破壊することである。情報網の破壊は現在の社会では大変なことになってしまう。特に、軍事情報が断絶されてしまうと、命令系統での連絡網が無くなってしまう。
従って、軍トップからの情報が株の方に伝わらなくなり、実質的には軍隊が何も出来なくなってしまう。北朝鮮に限らず、軍の情報網が破壊されてしまうと、夫々の部隊は孤立状態に陥ってしまう。命令が出されないまま球を撃ったり戦闘機を飛ばすことが出来なくなる。北朝鮮がアメリカから情報網の破壊が行われると、北朝鮮軍は殆ど動きが取れない状態になるだろう。北朝鮮の長距離砲が韓国に向いているとしても、何時どのように弾を発射するか解らない状況になる。
問題は、情報網が遮断された時に、一部の軍人たちが上層部からの命令がないまま独断で長距離高射砲を打ち出したら戦争が自動的に始まってしまうかもしれない。もっと恐ろしいことは、核とミサイルのボタンを誰が握っているかである。金正恩が全ての情報が全くないまま発射ボタンを押したら北朝鮮の国が滅亡する時である。そんなことが起き得る、という事だ。
武器を使わないで情報網を破壊することは決して不可能ではない、という事だ。アメリカには巡航ミサイルというものがある。情報網を破壊して、巡航ミサイルを飛ばせば北朝鮮の主要都市は完全に破壊すれうことが出来る。
