北朝鮮情勢が何となく有耶無耶になっているが、その原因は平昌五輪である。ここでは北朝鮮が大きく関与し、選手団は勿論、その陰で北朝鮮政府が様々なことをやっている。新聞やテレビでは見えない者は情報として流れているのではないか。少なくとも、北朝鮮選手団を率いてきた職員の中にはスパイが相当数含まれているはずだ。勿論、スパイ活動は目に見えないところで、目に見えない形で情報のやり取りをしている。
情報は常に北朝鮮に報告され、その情報の基に様々な画策がなされている。また、韓国国内にいるスパイの仲間との連絡もされているだろう。連絡手段などはどのようにでもなる。韓国政府の高官の中にもスパイがいるはずだ。韓国と北朝鮮の間の情報のやり取りなど今までと同じようにやっているだろう。大体、北朝鮮の選手団とその随行員である職員の持ち物など全て検査しているだろうか。
スポーツの祭典に参加する、という事で大まかな検査しかしていないのではないか。持ち込んだ荷物の多くがスパイに使えるようなものがあるはずだ。今では、形が普通に見えても中身は電子機器であったりする。まあ、エックス線検査をしても見抜けないものもあるかもしれない。ボタンのように小さい物だったら幾らでも持ち込めるはずだ。カメラや映写機でも、その中にどのような仕掛けを仕組んでいるか解らない。
要は、北朝鮮のスパイの集団が韓国に乗り込んだと思えばいいこと。見かけは選手だが、中身はスパイ、という事もあるだろう。随行職員は全てスパイだと思った方が早い。テレビや映画で見るような華やかなスパイではなく、もっと地味なスパイではないだろうか。情報活動は、スパイを育成するところで徹底した教育をされる。小生は専門家ではないので解らないが、情報活動は、何処の国でもやっていることで、北朝鮮に限ったことではない。
平昌の後に何が起きるのか。テレビやネットでは様々なことが報道されている。少なくともアメリカと韓国の考え方が全く異なるという事だ。従って、どのような事態になるか解らない。一つは戦争になるという事、一つは現在の状態が当分の間こう着状態になること、もう一つは、韓国がアメリカの反対を押し切って北朝鮮により接近をすること。韓国がアメリカを袂を分かつ事になるかもしれない、という事だ。西側陣営から東側陣営に移ることがどういうことなのか。