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中国は何主義か?

2016-05-23 05:09:29 | 日記

中国は一般的に云われるマルクス主義・社会主義・共産主義の何れなのか。その答えは腐敗主義・買収主義・恐喝主義など様々なことが考えられる。少なくとも似非資本主義・似非共産主義・似非社会主義という事ははっきりと言えることだ。中国共産党という名前を使って好き勝手なことをやっている。共産党という名前は付いているが、中身は全く違う。

13億人を束ねてしっかりとした思想を持っているわけではない。そもそもスタートは毛沢東、周恩来という2人の強烈な共産主義思想から始まったのだが、その後に引き継いだ指導者たちが好き勝手に主義主張を作りだして中国共産党という名前を使っているだけだ。中枢にいる共産党幹部たちは13億人が働いて得たお金を湯水の如く使って優雅な生活をしている。幹部になれば何不自由なく生活できるような制度に仕立て上げてしまった。

中国政府にとって共産主義という主張は内容が何もなくても構わない。形だけ共産主義を唱えていればいいのだ。資本主義の良い所を取り入れて政治と経済は違う形で行えることが解ったために、腐敗が横行してしまった。経済を上手く運用することで共産党幹部たちに金が回るように制度を組み立てていった。その結果、しっかりと金が幹部たちに回るようになったのだ。

政経分離とはいい言葉である。これを強行した幹部指導者はもう既にこの世にいない。あの世で一体何を見ているだろうか。現在の中国人にとって主義主張など何でもいいのだ。名前は共産党という一党独裁政治だが、これが社会党という名前でも構わない。要は名前ではない。政府を上手く動かして経済を発展させ、そこから出てくるお金を如何にうまく幹部たちに回るようにできるか、である。

中国共産党の幹部をはじめ指導者たちは人民が選んだわけではない。選挙で選ばれていないのだからそこに多くの金が動く。システムとしては立派なものだ。共産党幹部たちの腐敗は相当に進んでいる。幾ら国家主席が腐敗撲滅を叫んだところで、自ら腐敗をしているのだから無くせるわけがない。腐敗は進み、そこから何が生まれるのだろうか。腐敗を守るためには秘密警察が必要だし、勿論、軍隊も味方に付けなければならない。

まあ、共産主義という詐欺団体、或いは暴力団体と思えば納得が出来るだろう。13億人が全て所謂共産主義制度に納得しているわけではないだろうが、そこにくっ付いている限り金が手に入る限り止められないだろう。

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