池上本門寺に参拝して、近くの洗足池公園を散策していました。
洗足池公園は、春には桜、秋には紅葉、この時期は池の周りが緑豊かな自然を楽しめる公園で、のんびりと水辺の雰囲気を楽しめる公園となっています。
「洗足池」の名前も、過っては千束郷の大池と呼ばれていたのが、日蓮上人が常陸に向かう途中に立ち寄った際に、足を洗ったことから「洗足池」と呼ばれたそうで、日蓮上人や勝海舟など歴史著名人ゆかりの景勝地となっているそうです。
スワンボートやサイクルボートも楽しめる広い池でしたが、この日は、ボートに乗る姿は見れませんでした。
池の西側には、珍しい三連太鼓橋の池月橋が架かり、絵になる光景が見られ、フォトスポットとなっています。
池の先には千束八幡神社があり、宇佐八幡宮が勧請され千束郷の鎮守として崇拝され源氏家とも縁がある歴史ある神社でした。
神社の横には、源頼朝の愛馬だった「池月」像が見られます。
池の周りの小径が続く先の弁天島には、弁財天社(厳島神社)が鎮座し洗足池の守護神となっています。
池の北側の水生植物園では、木製の八ツ橋が架かりホタルの自生池となっています。
池の東側の桜広場近くには、西郷隆盛(南州)留魂祠や勝海舟夫妻のお墓があり、勝海舟ゆかりの地となっています。
勝海舟夫妻のお墓
墓所の隣には、「勝海舟記念館」(旧清明文庫)があり、海舟に関する資料などが展示されているようですが、ネオゴシック様式の特徴的な建物で国の重要文化財に指定されていました。
池上本門寺から洗足池公園など都会のオアシスや歴史を探訪しながらのひと時でした。
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