カクレマショウ

やっぴBLOG

いま大人気のカーリングに寄せて

2006-03-10 | ■青森県
昨日から青森市で始まったカーリング日本選手権大会女子。トリノ五輪以来、一躍注目の的となった「チーム青森」の人気はまだまだ継続中のようで、会場にはファンや報道陣が詰めかけ大変な騒ぎだとか。

新聞によると、大会初日の昨日、会場一番乗りを果たしたのは茨城から来た大学生グループ。なんでも前日に普通列車を乗り継いで青森までやってきて、夜中の0時から会場に並んでいたんだそうです。あっぱれな根性です。

しかしイマドキ、「普通列車」を乗り継いで旅をする若者もいるんだなーと妙に感心させられました。大学生の頃、「周遊券」を片手に鈍行列車の旅をしたことをふと思い出しました。早春の隠岐島、山陰を旅した時には所持金が底をついてしまい、岡山から鈍行を何本も乗り継いで、12時間かけて東京まで帰ったこともありました。こちらはほとんどが始発から終点まで乗っているのですが、その間、いろんなお客さんが乗ってきては降りていく。その一つ一つの光景を今でも鮮明に覚えています。

さて、このカーリング人気がどこまで続くのかは定かではありませんが、せっかくだから「カーリングの町」青森をPRするのもいいかもしれません。ただし、前にも書きましたが、「チーム青森」のメンバーは全員が北海道出身です。彼女たちが青森で後継者を育ててくれてこそ、真の「チーム青森」が生まれるのかもしれません。

彼女たちのふるさと、北海道常呂町を舞台とする映画「シムソンズ」がただいま公開中ですが、実は現在、青森を舞台とするもう一つの「カーリング映画」、「素敵な夜、ボクにください」のロケが市内で行われています。監督は「櫻の園」、「12人の優しい日本人」で知られる中原俊。 カーリングを通して日本と韓国の国境を越えた恋を描く、スポーツ&ラブコメディ。「チーム青森」も出演するかも?という話もあるみたいですね。こちらは来年春公開予定だそうです。

青森を舞台とする映画といえば、「青いうた~のど自慢青春編~」という映画もこのゴールデンウィークから公開されるらしい。こちらは下北半島の大湊に住む中学生を主人公として、一応カタチとしては井筒和幸監督の「のど自慢」の続編とされる作品。試写会の評判は極めてよろしいらしく、ぜひ見たいと思っています。

カーリングがいろんな波及効果を生みそうです。その意味からも、ガンバレ「チーム青森」!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿