カクレマショウ

やっぴBLOG

試合時間の長さ

2004-10-25 | ■野球/バファローズ/スポーツ
ま、どちらかというと、パリーグの西武を応援していたのですが、ペナントレース2位のチームが日本一になるという史上初めてのシーズンとなりました。

それにしてもこのシリーズ、試合時間が長かったと思いませんか。振り返ってみると、

第1戦 西武 2- 0中日 3時間50分(中断49分含む)
第2戦 中日11- 6西武 3時間51分
第3戦 西武10- 8中日 4時間0分
第4戦 中日 8- 2西武 4時間6分
第5戦 中日 6- 1西武 3時間29分
第6戦 西武 4- 2中日 4時間0分
第7戦 西武 7- 2中日 3時間37分

1試合を除いてすべて3時間半を超え、ほとんど4時間近いか4時間を超えています。試合開始が18時20分ですから、当然終了時刻は夜10時を過ぎることになります。誠に余計なお世話ですが、球場に足を運んでいる観客も帰りが遅くなって大変だなあと思います。大リーグは試合開始がもっと遅かったりして、4時間を超すゲームになると終了するのが翌日になったりすることもあるそうですから、まだよしとしなければならないのかもしれません。

帰りの心配はともかく、野球の試合を見て4時間というのは、あまりにも長すぎるのではないかと思うのです。もちろん今回のシリーズに限らず、最近のプロ野球の試合は3時間を超えるのが普通で、テレビ中継はいつも延長。野球に興味がない人にとって、後ろの番組の時間がずれ込んでいくことに対する不満も少なくないようです。

正確な統計を調べたわけではありませんが、かつてはこんなに試合時間が長くなかったと思います。長くなった理由としては、素人考えですが、投手交代の回数が増えた(新たに登板した投手には投球練習が与えられる)ことや、投手の次の投球までの間合いが長くなったこと、打撃力の向上によって打撃戦が多くなっていること、などが挙げられるのではないでしょうか。

野球好きの友人などは、野球はじっくり考えながらやるもんだ、試合時間長くなって大いにけっこう、などと言っていますが、ただでさえ時間制限がないタイプのスポーツであるのに加えて、だいたいの終了時刻さえ終わってみなけりゃわからないというのは、観戦する人にとっては実はつらいことなのかもしれません。「ゲームセットまで何が起こるかわからない」のが野球の醍醐味であることは十分承知の上ですが、野球(観戦)ファンをもっと増やすためにも、全体的な試合時間の短縮に勉めるべきではないでしょうか。

試合運びのスピードアップは、その気にさえなれば可能だと思います。じっくり攻めたり守ったりするところはこちらもじっくり楽しませてもらいますが、いたずらに冗長に試合を進めることだけは避けてほしいと思います。プロ野球の魅力は、何よりもスピード感にこそあるのですから。

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