
(アマジロウ池への道のり─その1─の続き)
池の水漏れを補修するため、翌週、再びホームセンターに足を運ぶ。
今度は混ぜる水の加減もだいたいわかったし、業務用っぽい、完全粉状の「本格」セメントを購入。これぞなんとなくイメージしていたセメントにほかならない! 25kg入りでしたが、念のため2袋を購入。前回、ベニヤ板に懲りたので、今度はネコ車(一輪車)の上でこねることにしました。
さらに、前に買ってほとんど使わなかったコテが威力を発揮。2㎝くらいの厚さで前回のセメントに上塗りしたのですが、セメントのノリもよく、気分は完全に左官屋です。池の縁のところは、石ころをセメントで固定する小技(?)も飛び出す余裕~!セメントを塗り終えたら、ブルーシートをかぶせて、セメントが乾くのを待つ。今度こそ、漏れてくれるなよと願いつつ、注水。
(↓再度の注水)

早く魚たちを入れてみたい誘惑を押しとどめて、しばらく様子を見ることにします。ところが、水漏れの方はほぼ大丈夫のようでしたが、いわゆるセメントの灰汁(アク)が水面に浮いてきています。このままだと生き物は棲めません。
で、そのまま1週間放置した後に、いったん水を全部かき出すことにしました。排水口があればいいのでしょうが、それはたぶんプロでなければ無理なので、取っ手付きの風呂桶でひたすらかき出すしかありません。カラになったところで、再び水を入れる。これを2~3日おきに3回繰り返したら、ようやく灰汁が浮いてこないようになりました。
さて、ここからようやくアレンジの段階です。まず、近くの休耕田からもらってきた水生植物(名前はわかりませんが)を土ごと底に埋めていきます。土の中には微生物がたくさんいて、魚たちのエサになるはずです。鉢植えのスイレンも埋めておいたら、1週間後にさっそく花を咲かせてくれました。
そして、いよいよ肝心の、生き物たちの捕獲作戦。10年ほど前に近くの貯水池で捕ったフナは、水槽の中でまだ元気に生きています。同じ水槽で飼っているドジョウも、田んぼで捕ったものですが、その時は、コオイムシやゲンゴロウなどもたくさんいたのですが、今や減反でどんどん休耕田が増え、そういう生き物もなかなか見ることができなくなってしまいました。ここ数年の変化を肌で感じます。
貯水池には、メダカがまだたくさんいます。アメリカザリガニもいやになるほど見ることができますが、池にはさすがに遠慮してもらいましょう。網で底の泥をすくってみると、フナ、ミズスマシ、ヤゴ、ヌマエビ、オタマジャクシ、タニシ、カワニナ、ミズカマキリなどが入ってきますから、バケツに放り込んでいきます。
そうして捕ってきた水生生物を、池に放します。我がアマジロウ池、初めての住民。いずれ、黙っていてもカエルたちも池にやってきてくれるとは思います。飼っているアマガエルたちももちろん放してやるつもりです。まだ水は濁っていますが、時間がたてばだんだんきれいになることを期待しています。濾過装置などは入れずに、できるだけ自然に近い形で育てていけたらいいと思っています。
野良猫対策として、葦簀(よしず)を適当な大きさにカットして立てかけました。これがなかなかいい背景にもなりました。
(↓完成!)

こうして、試行錯誤の結果、かかった費用:約2,000円(セメント代)のみで、「庭でビオトープ」への第一歩が記されたのでした。これから、いろんな生物がやってきて棲んでくれることを楽しみにしたいと思っています。
池の水漏れを補修するため、翌週、再びホームセンターに足を運ぶ。
今度は混ぜる水の加減もだいたいわかったし、業務用っぽい、完全粉状の「本格」セメントを購入。これぞなんとなくイメージしていたセメントにほかならない! 25kg入りでしたが、念のため2袋を購入。前回、ベニヤ板に懲りたので、今度はネコ車(一輪車)の上でこねることにしました。
さらに、前に買ってほとんど使わなかったコテが威力を発揮。2㎝くらいの厚さで前回のセメントに上塗りしたのですが、セメントのノリもよく、気分は完全に左官屋です。池の縁のところは、石ころをセメントで固定する小技(?)も飛び出す余裕~!セメントを塗り終えたら、ブルーシートをかぶせて、セメントが乾くのを待つ。今度こそ、漏れてくれるなよと願いつつ、注水。
(↓再度の注水)

早く魚たちを入れてみたい誘惑を押しとどめて、しばらく様子を見ることにします。ところが、水漏れの方はほぼ大丈夫のようでしたが、いわゆるセメントの灰汁(アク)が水面に浮いてきています。このままだと生き物は棲めません。
で、そのまま1週間放置した後に、いったん水を全部かき出すことにしました。排水口があればいいのでしょうが、それはたぶんプロでなければ無理なので、取っ手付きの風呂桶でひたすらかき出すしかありません。カラになったところで、再び水を入れる。これを2~3日おきに3回繰り返したら、ようやく灰汁が浮いてこないようになりました。
さて、ここからようやくアレンジの段階です。まず、近くの休耕田からもらってきた水生植物(名前はわかりませんが)を土ごと底に埋めていきます。土の中には微生物がたくさんいて、魚たちのエサになるはずです。鉢植えのスイレンも埋めておいたら、1週間後にさっそく花を咲かせてくれました。
そして、いよいよ肝心の、生き物たちの捕獲作戦。10年ほど前に近くの貯水池で捕ったフナは、水槽の中でまだ元気に生きています。同じ水槽で飼っているドジョウも、田んぼで捕ったものですが、その時は、コオイムシやゲンゴロウなどもたくさんいたのですが、今や減反でどんどん休耕田が増え、そういう生き物もなかなか見ることができなくなってしまいました。ここ数年の変化を肌で感じます。
貯水池には、メダカがまだたくさんいます。アメリカザリガニもいやになるほど見ることができますが、池にはさすがに遠慮してもらいましょう。網で底の泥をすくってみると、フナ、ミズスマシ、ヤゴ、ヌマエビ、オタマジャクシ、タニシ、カワニナ、ミズカマキリなどが入ってきますから、バケツに放り込んでいきます。
そうして捕ってきた水生生物を、池に放します。我がアマジロウ池、初めての住民。いずれ、黙っていてもカエルたちも池にやってきてくれるとは思います。飼っているアマガエルたちももちろん放してやるつもりです。まだ水は濁っていますが、時間がたてばだんだんきれいになることを期待しています。濾過装置などは入れずに、できるだけ自然に近い形で育てていけたらいいと思っています。
野良猫対策として、葦簀(よしず)を適当な大きさにカットして立てかけました。これがなかなかいい背景にもなりました。
(↓完成!)

こうして、試行錯誤の結果、かかった費用:約2,000円(セメント代)のみで、「庭でビオトープ」への第一歩が記されたのでした。これから、いろんな生物がやってきて棲んでくれることを楽しみにしたいと思っています。
周りの植物も茂ってきたら、趣がましそうですね。
池の住民も徐々に増えそうで、引き続きのレポートを楽しみにしています。
アドバイスありがとうございました。
私もネットでいろいろ調べてみましたが、専門的なことはよくわかりません。ブログ拝見しましたが、本格的でびっくりです。
今のところ、水もきれいになりましたし、フナやメダカも元気に泳いでいます。
新しい住民増えたらまた紹介したいと思いますので、またアドバイスいただければ幸いデス。