太陽神戸三井銀行というのもあったが。

オリックスと近鉄の合併球団の名称が「オリックスバファローズ」になるという。

銀行の合併じゃあるまいし、名前をくっつければいいってものではありません。このような形で「バファローズ」が残ることに、私は強い違和感を覚えます。

両チームを率いる監督には仰木彬氏を迎えることでほぼ確定らしいですが、確かに状況から見て、仰木氏の新監督就任に異論を唱えることは難しいかも知れません。

しかし、あえて言わせてもらうと、「新しいチーム」には「新しい名前」と「新しい監督」を！
吉田拓郎も歌っています。「古い船を今動かせるのは古い水夫じゃないだろう」（「イメージの詩」）。

現在の近鉄の選手がどのくらい残るかにもよるでしょうが、私の中では、「オリックスバファローズ」を近鉄バファローズと同じくらい熱く応援できるかどうか、まだよくわかりません。「身売り」でもなく「球団名の変更」でもなく、「球団消滅」ですから。そのあとに残る「バファローズ」という名前など、意味がない、とさえ思えてしまうのです。