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カクレマショウ

やっぴBLOG

『死の蔵書』(ジョン・ダニング)

2004-10-24 | ■本
昨日書いた『華氏451度』で、モンターグを助ける元大学教授フェイバーがこんなことを言っています。 ─書物とは、忘れ去ってしまうには惜しい事物を保存しておくための道具で、書物自体には、なんら魔術的なものは存在しておらん。魔術的なものがあるのは、書物が語っておるその内容です─ ところが、書物自体に「魔術的なもの」を見いだしてしまった人たちを描いたミステリーがあります。ジョン・ダニングの『死の蔵書』 . . . 本文を読む