新リーダーの自覚!鹿島・柳沢がファンサービスに全面協力 ドイツW杯に出場した鹿島FW柳沢敦(29)が15日、鹿嶋市内のクラブハウスで来季の契約交渉に臨み、現状維持の推定年俸4000万円で更改した。交渉ではチームのファンサービスへの全面協力を約束、新リーダーとしての自覚を示した。
午後から晴れ渡ったカシマの空。契約更改を終えた柳沢は、来季への“青写真”を描いていた。
「社会貢献とか地域に何らかの形で密着していきたい。プロ野球も選手会を中心になっていろいろとやっていますしね。サッカーもできるはず。イタリアに2年半いて、そういうことをやっていかなくちゃいけないと強く思いました」
チームとは08年1月まで複数年契約を結んでおり、この日の交渉では金銭面の話はなし。03年夏から2年半プレーしたイタリアでは、小学校を訪問して生徒と給食をともにした。鹿島も様々なファンサービスを検討しており、自身の経験に基づいた協力を約束した。
95年からチーム主将を務めてきたMF本田が、今季限りでの退団通告を受けた。今季は右足甲の骨折もあり、リーグ戦23試合4得点の柳沢には、復調とともにリーダーシップも求められる。
「今年は新しいメンバーが多くて手探りの部分もあり、言葉が通じないイタリアとは違う難しさがありました。来年はじっくり腰を据えて、上の立場でやっていきたいですね」。“ヤナギの指針”をそのまま、チーム全体に浸透させる。
(佐久間賢治)
本山はダウンで柳沢が現状維持とはこれ如何に。
代表選出を評価されたということなのであろう。
フロントの代表偏重はここに始まったわけではない。
辺境の地であり、露出の低下は死活問題である。
しかし、それが全てではあるまい。
Jの存在意義は日本代表の強化という大義名分の元にある。
下部組織として代表を選出し続けることを課せられている。
確かに逆らう必要はないであろう。
だが、手法はもっとあるのでは無かろうか。
今のままでは誰も幸せにならぬ。
決別ではなく、独自の路線を見いだして欲しいのだ。
その一つの答えが「社会貢献とか地域に何らかの形で密着」いうのも良かろう。
地に根付いてこそのクラブである。
来季何かが変わることを望んでいる。
午後から晴れ渡ったカシマの空。契約更改を終えた柳沢は、来季への“青写真”を描いていた。
「社会貢献とか地域に何らかの形で密着していきたい。プロ野球も選手会を中心になっていろいろとやっていますしね。サッカーもできるはず。イタリアに2年半いて、そういうことをやっていかなくちゃいけないと強く思いました」
チームとは08年1月まで複数年契約を結んでおり、この日の交渉では金銭面の話はなし。03年夏から2年半プレーしたイタリアでは、小学校を訪問して生徒と給食をともにした。鹿島も様々なファンサービスを検討しており、自身の経験に基づいた協力を約束した。
95年からチーム主将を務めてきたMF本田が、今季限りでの退団通告を受けた。今季は右足甲の骨折もあり、リーグ戦23試合4得点の柳沢には、復調とともにリーダーシップも求められる。
「今年は新しいメンバーが多くて手探りの部分もあり、言葉が通じないイタリアとは違う難しさがありました。来年はじっくり腰を据えて、上の立場でやっていきたいですね」。“ヤナギの指針”をそのまま、チーム全体に浸透させる。
(佐久間賢治)
本山はダウンで柳沢が現状維持とはこれ如何に。
代表選出を評価されたということなのであろう。
フロントの代表偏重はここに始まったわけではない。
辺境の地であり、露出の低下は死活問題である。
しかし、それが全てではあるまい。
Jの存在意義は日本代表の強化という大義名分の元にある。
下部組織として代表を選出し続けることを課せられている。
確かに逆らう必要はないであろう。
だが、手法はもっとあるのでは無かろうか。
今のままでは誰も幸せにならぬ。
決別ではなく、独自の路線を見いだして欲しいのだ。
その一つの答えが「社会貢献とか地域に何らかの形で密着」いうのも良かろう。
地に根付いてこそのクラブである。
来季何かが変わることを望んでいる。