鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

深井、甲府・新潟と交渉へ

2006年12月28日 | Weblog
深井年明けにも甲府、新潟と交渉
 鹿島FW深井正樹(26)が、オファーが来ている甲府、新潟と年明けにも交渉することが27日、明らかになった。15日の第1回契約更改交渉で「FWで、先発で1シーズン通してやってみたい」と他のJ1クラブへの移籍を直訴。この日の2回目の契約更改交渉の席上、チームから「納得した上で(鹿島に)残ってもらいたい」と他クラブとの交渉を許可された。甲府、新潟と話し合った上で、再び残留を要請している鹿島と第3回の交渉を行う予定だ。
(2006年12月28日06時04分  スポーツ報知)

外部の評価を聞くことも自分を知る上で肥やしになろう。
プロである以上、交渉をすることも悪い話ではない。
むしろ、外部から話があるということも選手として重要である。
甲斐の国へ向かうか、越後の冬を体験するか、どちらへ向かうも降格争いは熾烈である。
我等は頂点を目指す戦い、次元が異なる。
選択をするのは、本人に意思で問題はない。
ただし、別の戦力を得る黄金は置いていって貰う。
それだけを守ればよい。
無駄に囲い込む必要はないのだ。

新旧2TOP

2006年12月28日 | Weblog
鹿島天皇杯準決勝へ柳沢&田代初2トップ

風力発電の風車をバックに後藤(左)と競り合う柳沢(撮影・野上伸悟)
 鹿島がFW柳沢・田代の2トップで悲願の10冠へ王手をかける。前日26日の紅白戦から組ませているコンビの手応えを感じたのか、27日の練習後にアウトゥオリ監督は断言した。柳沢と田代の先発? 決定です」。今季、戦前に先発メンバーに言及することはほとんどなかった指揮官の異例の発言。明日29日の準決勝浦和戦の2トップ編成に迷いはなかった。
 日本代表のエースFWを張った柳沢と、リーグ戦で7得点を挙げてブレークした田代が先発でコンビを組むのは初めてだ。11月のナビスコ杯決勝以降、故障などで先発落ちしていた柳沢が23日の清水戦で決勝弾を決めたことから、同監督が決断した。
 互いの長所が融合する。動きだしに妙のある柳沢が、空中戦に強く、今季公式戦31試合11得点で得点率0・62点と代表FW我那覇(川崎F)の0・6点をしのぐ田代の得点力を高める。柳沢は「(田代は)驚異的なヘッドという武器がある。使わない手はない」とサポート役を買って出た。田代も「ヤナギさんは前でスペースをつくってくれる」と連係に自信を深める。
 本田主将の引退で来季はフィールドプレーヤーでチーム最古参となる柳沢。「いいサッカーするのと勝ち負けは別。勝ちにこだわりたい」と10冠への思いを募らせた。【広重竜太郎】
[2006年12月28日8時19分 紙面から]

 昨日の噂にあったように、新旧エース2TOP濃厚のようである。
誰とでも合うと評判も高く、実際にマジーニョ、長谷川、平瀬、隆行、エウレルと全てのFWと連携を深めてきた柳沢敦、日本代表に於いてもカズ、城、呂比須、ゴン、奥、久保、高原、小島、森島とコンビネーションを見せてきた万能型FWが、高さと強さを前面に出す田代有三と組む。
このニュースは遅れてきたクリスマスプレゼントである。
確かに伊太利亜での漫遊と怪我の影響は大きく、結果を残せずにリーグ戦は終えた。
これは残念であり、我等の期待が大きかっただけに、不満をぶつけたくなる輩も多かろう。
それ以上にプレイしている選手の方が何倍も思いは大きいのである。
悔しいのは本人である。
それは怪我で今季も昨季も不本意に終わった田代とて同じ。
この二人の勝ちたい・結果を残したい気持ちの大きさで明日の勝敗は決するであろう。
トーナメントは全てが決勝戦である。
負けたら終わりなのだ。
後世に平成の長篠と呼ぶ日が来よう。
時代を変えるのだ。


まだ2試合ある

2006年12月28日 | Weblog
鹿島MF本田、完全燃焼で花道飾る
 今季限りで現役を引退する鹿島MF本田主将が、故障を恐れることなく、10冠をかけた天皇杯のベンチ入りへ執念を燃やした。
 左太もも裏痛で23日の準々決勝清水戦(熊本)は遠征メンバーから外れた。テレビ観戦し「魂は熊本に置いた」と祈りをささげた一戦で、チームは劇的な逆転勝利を収めた。29日の準決勝浦和戦へと駒を進め、回復したことから27日の練習から合流した。
 まだ張りも残っているが「ここまできたら多少(筋肉が)伸びようが、切れようがやります」と闘志を見せた。

[2006年12月27日20時1分]

魂が燃え尽きるまで。
その魂を引き継ぐ者が誰なのか。
それも見定める日が近づいてきた。
まずは明日、12月29日。
奇しくも12月のカレンダーは鈴木隆行。
遠くを見つめる目に国立競技場が見える。
明日も元旦も心はこの地にある。
本田主将だけでなく鈴木隆行も見守っているのである。