鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

さらば歴戦の勇士よ!外人部隊よ!!

2006年12月06日 | Weblog
鹿島アントラーズ契約期間満了選手について
鹿島アントラーズは、本田泰人、名良橋晃、アレックス ミネイロ、フェルナンドの4選手について、契約期間満了に伴い来期の契約を更新しないことを決定いたしました。また、ファビオ サントス、ダ・シルバの2選手はレンタル期間満了に伴い退団することになりましたのでお知らせ致します。

■契約期間満了に伴い来期の契約更新をしない選手
 本田 泰人 MF (1969年6月25日生 166cm/63kg)
   経   歴:帝京高校―本田技研―鹿島アントラーズ(1992年)
代 表 歴:日本代表(31試合、1得点)
J1リーグ戦通算出場実績: 328試合 4得点
 名良橋 晃 DF (1971年11月26日生 170cm/67kg)
   経   歴:千葉英和高校―フジタ(JFL)―ベルマーレ平塚―鹿島アントラーズ(1997年)
代 表 歴:日本代表(38試合、0得点)
J1リーグ戦通算出場実績: 310試合 23得点
 アレックス ミネイロ FW (1975年3月15日生 175cm/71kg)
   経   歴:アメリカ―クルゼイロ―ヴィトーリア―クルゼイロ―アトレチコ パラナエンセ―チグレ―アトレチコ ミネイロ―アトレチコ パラナエンセ―鹿島アントラーズ(2005年)
J1リーグ戦通算出場実績: 58試合 25得点
 フェルナンド MF (1978年6月18日生 181cm/76kg)
   経   歴:ヴィトーリア―鹿島アントラーズ(2003年)
J1リーグ戦通算出場実績: 102試合 19得点
■レンタル期間満了に伴う退団選手
 ファビオ サントス MF (1985年9月16日生 179cm/75kg)
   経   歴:サンパウロF.C―鹿島アントラーズ(2006年6月)
J1リーグ戦通算出場実績: 20試合 3得点
 ダ シルバ MF (1986年9月21日生 174cm/68kg)
   経   歴:サン・ジョゼS.C.―S.C.コリンチャンス・パウリスタ―C.Aソロカバ―C.Aジョゼエンセ ―ジャカレイA.C.―C.R.ヴァスコ・ダ・ガマ―サンパウロF.C―鹿島アントラーズ(2006年7月)
J1リーグ戦通算出場実績: 7試合 0得点

ジーコ時代からの功労者本田主将、ジョルジーニョに憧れ鹿島の門戸をたたいた名良橋、90年代の鹿島アントラーズを支えた英雄である。
その歴戦の勇士が鹿島アントラーズを去る日が来た。
永遠に選手でいる人間はいない。
右サイドの疾風は内田篤人に、中盤のマークはチューヤンに引き継いで貰いたい。
魂と伝統を継承していけば、鹿島アントラーズの歴史として永遠に残っていくのである。

外国人助っ人の一新もある意味仕方のないところ。
フェルナンドに助けられた試合は多数記憶しているし、アレックス・ミネイロと野沢のコンビネーションは秀逸であった。
しかし、怪我での離脱、FWとしての得点数はマイナスポイントであったことも事実であろう。
若手二人は日本サッカーへの順応が遅すぎた。
興梠や康平を育成していることとは別である。
彼等は良い経験になったと思うが、我等に与えたモノは少なかったと言わざるを得ない。
来季の助っ人は、噂されているMFとCBの二人となっている。
枠を一つ開けて、次期監督の意向または非常時に備えるのであろう。

2006年シーズンの終了は2007年シーズンそして更に続く未来への始まりである。

名良橋退団と羽田移籍志願

2006年12月06日 | Weblog
鹿島DF名良橋の退団決定…複数のチームが興味示す

 98年フランスW杯の日本代表で、チームの黄金期を支えたDF名良橋=写真=の退団が決まった。今季のリーグ戦出場は3試合に終わったが、すでに複数のチームが興味を示しており「天皇杯が残ってますけど、自分は就職活動をします。J1でもJ2でも自分を必要としてくれるところがあれば移籍したい」と話した。また、01年世界ユース選手権で日本代表主将を務めた7年目のDF羽田も、出場機会を求めて期限付き移籍を熱望した。

昨季から出番の激減していた名良橋と今季チャンスを与えられながら結果が伴わなかった羽田の記事である。
名良橋については、当初今シーズンに賭ける意気込みが伝わってきていたが、開幕直前に怪我をし手術へ、復帰は7月を待たねばならなかった。
出遅れと共に篤人の台頭でサブとなり、そして試されたFマリノス戦でも不発。
ここでミドルの一つも欲しかったところ。
今季は彼の魅力を拝めなかったことが残念でならない。
そして羽田である。
5月14日のナビスコ杯京都戦から途中出場し勝利に貢献するも、5月17日5月21日とフル出場ながら敗戦。
そして8月12日リーグ戦・アウェイのジュビロ戦では先に落下点に入りながら前田に競り負けて失点する。
競り負ける直前にCKからのボールを味方に落とす頭脳的プレイを見せていただけに、そして以前の彼の良い時を知っているだけに落胆が大きかった。
出場機会を増やし、輝きを取り戻して欲しい。
そして、どこにいようとも鹿戦士の誇りを持ち続けるのだ。
伊達成実が出奔しながらも武士の誇りを捨てず、そして戻った後には以前より増して忠節を尽くしたように。