鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

後任監督リストアップ

2006年12月08日 | Weblog
■後任は
 アウトゥオリ監督が退任する鹿島は、すでに5人のブラジル人の後任監督候補をリストアップ。そのうちの2人と、来週中にも交渉を開始する予定だ。また、前日6日には外国人全4選手との契約を更新しないことを発表。ブラジルリーグ・サンパウロのMFダニーロ、DFファボンとの交渉が最終段階に達している。残る外国人1枠について、クラブ幹部は「新監督の意向もあるし、後任が決まるまでは空けておこうと思う」とした。

この時期に候補を絞るとは「仕事の遅きこと驢馬の如し」とでも謳われたいのであろうか。
10月にやんわりと断られた時点でリストアップは済んでいるモノと、最悪でも11月に決裂した時点では候補が挙がっているモノと思っていた。
何という甘さ。
仕事がわかっていない。
ここ数年の低迷はここにあると確信した。
そして、「MFダニーロ、DFファボンとの交渉が最終段階」詰めも甘い。
既に彼等はシーズンオフを満喫しているであろう。
クリスチャンなのである。
バカンスの最中である。
そこにビジネスは行えようはずもない。
こうも後手後手を打っている様を見せられると、苦言を呈したくもなってくるものだ。
おまえら役所仕事してる場合か?
明確なビジョン持ってるのか?
もしかして、ラグビーと野球の方が好きなのか?
豊臣秀吉が天下統一したのは、「中国大返し」で一気に戻り明智光秀を討ち、「美濃返し」で柴田勝家を討ち滅ぼしたからに他ならない。
スピード感が求められているのである。
今川義元のように「海道一の弓取り」と呼ばれ『天下に最も近い男』と称されながらも、鯛の刺身を食べてノンビリしていてはあっけなく討ち取られてしまうものである。
危機感を持って励んで欲しい。
いや、危機感をもっともっと持って励まねばならぬのだ。
誰に飯を食わせて貰っているのかを考えて。
決して、出向元の親会社や広告主ではないのだ。
プレイする選手の魅力とそこに集まる我等であることを。

戻れる場所があるなら、戻るべき

2006年12月08日 | Weblog
シェフチェンコが不満ポロリ
 チェルシーFWシェフチェンコがイタリア復帰の可能性を示唆した。5日に今季CL初ゴールを決めたばかりだが、モウリーニョ監督からの信頼を得られていないと感じている様子。7日付の英ミラー紙に「チームのプランに合わないのなら、イタリアに帰るのは構わない」と語った。シェフチェンコには昨季まで所属したACミラン復帰の噂が浮上している。
[ 2006年12月08日付 紙面記事 ]

ウクライナの英雄"シェバ"が不遇を託っている。
しかし、これは自業自得というモノ。
5月27日に移籍の噂が出、6月1日に鳴り物入りで入団した彼は、いきなり最初の公式戦であるFAコミュニティーシールドで同点弾を決め能力を見せつけた(チームは1-2で敗戦)かに思えた。
が、その後ディナモ・キエフやACミランで発揮した得点力は花開かず、チームにもフィットしていない。
彼の才能には疑いの余地は無い。
しかし、居場所が無いところに無理矢理嵌めても機能しないことが見て取れる。
そしてロンドンの寒さ。
世界の富豪が集まり、金融の中心地ではあるが、サッカークラブに冠しては疑問である。
やはり、リヴァプールとマンチェスターに格式で劣るとしか言いようがない。
チェルシーはお金で勝利は買えることを証明したが、伝統と格式は積み上げていくしかないのである。
そして、米国人の奥さんの存在。
憧れの都会は住めば都ではなかったということであろう。
食事、気候、人当たり、etc
遠く離れた日本から見てもミラノの方が魅力的である。
土佐の海岸を歩いてる最中に倒れてしまう前に夫婦で戻ることを強くお薦めする。