鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

天皇杯準々決勝 清水エスパルス戦

2006年12月23日 | Weblog
ゴールネットが破れなければ…
と選手交代が告げられるまで、心の中でリフレインされていた。
セットプレイのマークミス、つまらないミスからのカウンター…
今年の悪い試合をリプレイするかのように時間が過ぎ去っていった。
しかし得点力のある隆行らしく、田代が野沢のCKからヘディングで反撃の狼煙を上げた。
そして二人同時の選手交代、新井場に替えて山拓、FSに替えて深井。
前に前に。
更にダ・シルバに替えて柳沢敦。
リーダーの自覚か、交代直後に抜け出してシュート。
も惜しくもGKに防がれたが、FWとしての役目を思い出したが如く攻撃に絡み出した。
惜しいヘディングはニアに外れた。
攻める鹿島に守る清水の図式。
リーグ戦、国立の試合とは立場が逆転していた。
しかし、結果は立場とは別に我らのモノへ。
本山の同点弾はGKの股抜き。
89分。
右サイドを切り裂いた篤人の折り返しは、どフリーの田代へ。
なんと、空振り…
そこは隆行に倣わなくとも良いところ。
と、思う間もなく詰めた柳沢敦が決めて逆転!
血液が沸騰するかと思うくらいに劇的な勝利。
新リーダーの得点は勝利だけでなく、新時代の開幕を意味する。
新しい時代が幕を開けたのである。
去る外国人をピッチから追い出し、来季を背負う
選手がピッチで試合を決める。
後藤吉兵衛が一番槍の名乗りを上げようとも、賤ヶ岳は七本槍のモノなのである。
一豊に大きな俸禄は無い。
久し振りに高揚を味わった試合であった。

本田主将から柳沢リーダーへ

2006年12月23日 | Weblog
鹿島が「ミスター・アントラーズ」本田に豪華引退試合用意
 鹿島は22日、元日本代表MF本田泰人(37)の現役引退を発表した。J開幕時から鹿島ひと筋の『ミスター・アントラーズ』に対し、クラブでは引退試合などを準備することを明かした。「来年のどこかで、何かセレモニーでもできれば。引退試合とかできればいいね」と鈴木満取締役強化部長。
 来季の開幕前か、シーズンの中断期間中に実施を考えているが本田は「ジーコとかに来てもらって、ドリームチームでやりたい」。鹿島には前日本代表監督で現在、トルコ・フェネルバチェで指揮を執るジーコ氏を始め、MFレオナルド、MFビスマルク、DFジョルジーニョの元ブラジル代表、DF秋田やFW黒崎の元日本代表組に、MF小笠原(メッシーナ)やDF中田浩(バーゼル)ら現役の欧州組など多くのスターが所属していた。クラブ側も本田の意向をくんで、手はずを整える方針だ。
 「まずはチームのこれまでの歴史をアルバムにして贈りたい」と同強化部長。将来、コーチや監督で鹿島に恩返ししたい意向を持つ本田だが、まずはクラブがミスター・アントラーズに恩返しする。
(近藤安弘)

★本田泰人に聞く
 本田がこの日、引退への思いと今後について語った。まだ天皇杯を残していることを配慮し、FW柳沢ら一部を除きチームメートには正式に引退報告はしていないが、後輩たちに10冠目となる天皇杯制覇を託した。
――引退について
 本田 「現役に未練はあるけど、他のチームのユニホームを着てやるイメージがわかなかった。ここ(鹿島)で終わるのがベストだと思った」
――仲間に報告は
 「まだしてない。何からの影響を与えてはいけないから。平常心で試合をやってほしいからね」
――後継者は
 「オレみたいなタイプはもういないよね。ヤナギ(柳沢)には前夜、次のリーダーはおまえだからなと話した。本人も自覚が出ている。ナビスコ杯決勝で、普段は怒らないのに、チームメートを怒っていた」
――今後は
 「恩返しということでも、ここ(鹿島)に残って何かを手伝いという思いがある。解説者とか、いろんなことに挑戦していきたい。将来? いずれは(Jリーグの監督に必要な)S級ライセンスを取って鹿島の監督ができればいいね」
★鹿島、本田のために!!
 23日、天皇杯準々決勝・清水戦(熊本)を迎える鹿島。引退を表明したMF本田は遠征メンバーから外れたが、FW柳沢らチームメートは、本田のために決勝戦まで勝ち進む意気込みだ。前日夜に引退を告げられた柳沢は「寂しい。10冠目希望? 本田さんがそういうなら。まずこのチームで1冠を取りたい」。U-21代表MF増田は「天皇杯? 本田さんのためにも取りたい」と意気込んだ。
◆日本サッカー協会・川淵キャプテン
「鹿島にとって、本田のキャプテンシーは大きかったと思う。小柄なのにがんばれたのは強い精神力を持っていたから。今後は指導者として、気持ちの強い選手を育ててほしい」
★後任オリベイラ氏濃厚
 すでに退団の決まっているアウトゥオリ監督の後任に、元クルゼイロ監督のオリベイラ氏が就任することが濃厚になった。00年にコリンチャンスで、世界クラブ選手権制覇。実兄のワルデマル氏は99年に鹿島のフィジカルコーチを務めている。クラブ幹部は「コーチ陣の選定の話し合いまできている」と、遅くとも年明けには発表できる見通しを明かした。

いずれは監督へ。
鹿島の黄金期を歩き、ジーコ、レオナルド、ジョルジーニョとプレイをし、宮本、ジョアン・カルロス、ゼ・マリオ、トニーニョ・セレーゾ、パウロ・アウトゥオリの指導を受けたエリートの采配を見る日が来るのであろうか。
今から楽しみである。
そして、本田主将の後継者は大方の予想(興梠)を裏切り柳沢敦を指名とのこと。
タイプが異なるリーダーを指名することで、時代の変化に対応させようということであろうか。
後継者争いに失敗した家はお家取り潰しの憂き目にあう。
現代の最上家になるわけには行かぬ。
皆で柳沢を盛り立てて行こうではないか。

チューヤン若返る

2006年12月22日 | Weblog
【第86回天皇杯準々決勝 鹿島 vs 清水 プレビュー】「実力」「勝利への思い」ともに拮抗する両チーム。スリリングな戦いに期待 [ J's GOAL ]
●第86回天皇杯準々決勝
12/23(土)15:00/熊本
鹿島 vs 清水

どちらも天皇杯に強く、ライバル意識も強いチーム同士が、好ゲームが数多く見られる準々決勝で対決。中立的な立場のサッカーファンから見ても、非常に期待感が高まる対戦が熊本で実現した。

今季のリーグ戦では、清水が4位、鹿島が勝点2差で6位。どちらも、優勝を目指しながら終盤で脱落したという悔しさを残してリーグ戦を終えているだけに、天皇杯へのモチベーションは高い。
過去の対戦成績(リーグ戦)では、18勝2分14敗と清水がリードしており、鹿島にとっては唯一負け越している相手が清水。だが、最近の対戦(ナビスコ杯含む)では03年7月以来、9試合も清水の勝利がない(4分5敗)。お互いに「あのチームには絶対負けたくない」という思いが非常に強く、現在はチーム力の面でもかなり拮抗しており、客観的に見る分には最高のライバル関係と言える。

とくに清水の選手たちは、5回戦のFC東京戦に勝った直後から「(今年の対戦で)同じ相手に3回とも負けるわけにはいかない」(藤本)と、この鹿島戦に強い闘志を見せている。FC東京戦で負傷交代した枝村も、今週に入って練習に合流し、青山もアジア大会から戻ってメンバーは揃ってきた。2週間空いたことでチーム全体としてコンディションをある程度整え直すことができたため、矢島や兵働の状態もFC東京戦より良くなっており、前回よりも良い状況でこの試合に臨めるはずだ。

精神的な面でも、FC東京戦ではややピリッとしない部分も見られたが、この試合で「勢いのつく勝利」(長谷川監督)という劇的な逆転勝利を果たしたことで、天皇杯優勝に向けて完全に意識が切り替わった。今は、元旦の栄冠に向けてチームが完全にひとつになっている状態だ。
肉体・精神両面のコンディションさえ整えば、組織的には非常に安定しているチームなので、ゲーム内容に関する不安は少ない。あとは、攻守ともにゴール前の部分で、どれだけしっかりした仕事ができるかという部分が勝負を分けることになるだろう。

対する鹿島も、悲願の10冠達成にかける思いは非常に強い。アウトゥオリ監督が今季限りで退任することが決まり、本田泰人、名良橋晃、フェルナンド、アレックス・ミネイロらチームに多大な貢献を果たしてきた選手たちの退団も決定。彼らのためにも優勝したいという思いがチーム内に高まっている。
チーム状態も良好だ。「シーズンのこの時期になって技術、フィジカルを高いレベルに持ってこれたし、選手がどういう役割を持ってプレーするかという完成度が高い」とアウトゥオリ監督が5回戦・名古屋戦後に語っており、1年間のチーム作りが成果を上げてきた感がある。同じくリーグ終盤で調子を上げてきた名古屋をきっちりと下したことも、勢いにつながる要素。チーム状態は、清水以上に上向きと言えるだろう。
また、名古屋戦でプロ初ゴールを決めた大卒ルーキーの中後が、著しい成長を見せている点も大きなプラス材料。田代もリーグ終盤から調子を上げており、増田もアジア大会から戻って、世代交代を進めるチームの中で若手がチームを引っ張っている。
あとは、「課題はメンタル」(アウトゥオリ監督)ということだが、モチベーションは非常に高まっている。精神面が充実し、鹿島伝統の勝負強さが出てくることをサポーターも期待していることだろう。

組織力では清水、試合運びでは鹿島にやや分があると考えられるが、実力も勝利への強い思いも互角。わずかなミスや運なども含めて、ほんの少しの差が勝敗を分けるスリリングな一戦となることだろう。

以上
2006.12.22 Reported by 前島芳雄


前島さん、中後は大卒2年目。
今季は高卒二人とユース一人しか上げていない。
ちょっと調べればわかることを、堂々と書いてしまう根性には敬服する。
だが、これは職務怠慢以外の何ものでもない。
この情報操作によって誰がどような被害を受けるかも想像出来ぬ記者だとすれば、メディアに記名で記事を書く資格は無い。
罪を悔い改めよ。

魂のルフラン

2006年12月22日 | Weblog
本田泰人選手 引退のお知らせ
鹿島アントラーズ 本田泰人選手は2006シーズンをもって現役を引退することになりましたのでお知らせいたします。

■ 本田泰人選手プロフィール:
・生年月日 : 1969年6月25日(福岡県出身)
・身長/体重 : 166cm / 63kg
・経 歴 : 帝京高校-本田技研-鹿島アントラーズ
・代表歴 : 日本代表(31試合、1得点)
■ 出場記録:
チーム リーグ戦 カップ戦 天皇杯
1992 鹿島 - 10 (0) 3 (0)
1993 鹿島 35 (0) 6 (0) 5 (0)
1994 鹿島 43 (0) 1 (0) 1 (0)
1995 鹿島 49 (3) - 4 (0)
1996 鹿島 29 (0) 13 (0) 3 (0)
1997 鹿島 21 (0) 2 (0) 5 (0)
1998 鹿島 21 (0) 5 (0) 4 (1)
1999 鹿島 17 (0) 4 (0) 0 (0)
2000 鹿島 29 (0) 5 (0) 5 (0)
2001 鹿島 24 (0) 6 (0) 1 (0)
2002 鹿島 22 (0) 9 (1) 4 (0)
2003 鹿島 19 (0) 5 (0) 4 (0)
2004 鹿島 7 (0) 5 (0) 0 (0)
2005 鹿島 4 (1) 1 (0) 1 (0)
2006 鹿島 8 (0) 3 (1) 1 (0)
計 328 (4) 75 (2) 41 (1)
※( )内は得点数
■ 大東和美社長コメント
Jリーグ開幕当初からチームを引っ張り多大な貢献をしてくれた本田選手が引退することになりました。
15年間にわたりアントラーズを支えてきてくれたことに対し感謝の気持ちでいっぱいです。

■ 本田泰人選手コメント

約1ヶ月の間いろいろと考えてきましたが、他チームのユニフォームを着てプレーする姿がイメージできませんでした。体もまだ動くし、やれる自信はあったので自分ではなかなか決断する事ができませんでした。
アントラーズで終わることが自分にとってベストな選択であると思い続けてきたので、数日前に家族と話し合って引退を決意しました。
今まで応援いただいたサポーターの皆さんには言い尽くせないくらい感謝しています。本当にありがとうございました。


“鹿島の鉄人”本田が引退「他のユニホーム姿は想像できない」

9日の本拠地今季最終戦でファンから花束を渡された本田。心の整理はついた
 J1鹿島の元日本代表MF本田泰人(37)が今季限りで現役を引退することが21日、分かった。6日に鹿島と来季の契約を更新しないことが決まり、他クラブへの移籍との二者択一で悩んでいたが、この日の鹿嶋市内での練習後にクラブ側に引退の意志を伝えた。
 ミスター・アントラーズ-。自他ともに認める“称号”を外すときがきた。本田がチーム練習後に、現役引退の意志をクラブ側に伝えた。
 「退くことに決めた。アントラーズ以外のユニホームを着ている姿が想像できないしね。家族を不安にさせるわけにもいかないから決断した」
 Jリーグが開幕した93年から、同一クラブでプレーを続けてきた唯一の現役選手。だが、先月16日にクラブ側から引退勧告を受けた。鹿島残留の可能性、他クラブへの移籍を視野に入れ、1カ月以上も悩み抜いた末の結論だった。
 日本リーグの本田技研時代を含め、実に19年間の現役生活。日本代表では通算31試合1得点をマークした。Jリーグでは95年7月12日の磐田戦で史上最速の100試合出場を達成するなど、通算出場試合は歴代11位の通算328試合出場。95年途中からチーム主将を務め、持ち前のリーダーシップで常勝軍団を築き上げた。ここ数年は出場機会が減っていたが、常に練習から手を抜かずにチームを引っ張ってきた。その姿勢に後輩選手はもちろん、チームの基礎をつくったジーコ前日本代表監督からも厚い信頼を得ていたほどだ。
 天皇杯までプレーを続け、引退後は鹿島が何らかのポストを用意するという。一方、解説者としても活動する。「スーパーバイザーみたいな形でもいいから、鹿島のために恩返しをしたい。その前に10冠で締めくくりたいね」。天皇杯に優勝すればJリーグ初の10冠を達成する。前人未到の大記録へ完全燃焼し、新たな人生に突き進む。


鹿島のユニホームを着た本田の雄姿は、来季はもう見られない
■本田 泰人(ほんだ・やすと)
 1969(昭和44)年6月25日、北九州市生まれ、37歳。帝京高から本田技研(現ホンダFC)を経て92年に鹿島入団。93年5月16日の名古屋戦でJリーグデビュー、同年Jリーグベストイレブン。代表デビューは95年10月24日のサウジアラビア戦。J通算328試合4得点、代表通算31試合1得点。1メートル66、64キロ。

鹿島アントラーズでスパイクを脱がせられることに我等は誇りに思う。
緑虫から移籍する際ビスマルクにこれで本田のマークから逃れられると言わせしめた、守備の人本田泰人。
残り3戦を彼のための勝利で締めようではないか。
最後に託すユニは、興梠に捧げたい。
心は最終節ジュビロ戦で伝えあっている。
拳をぶつけた絆は太く永遠なるものである。

来季の指揮官と助っ人

2006年12月22日 | Weblog
鹿島 オリベイラ氏と年内にも合意
  今季限りで鹿島を退団するアウトゥオリ監督の後任に元クルゼイロ監督のオリベイラ氏が就任することが決定的になった。00年にコリンチャンスを指揮し、世界クラブ選手権を制覇した大物。実兄のワルデマル氏が99年にフィジカルコーチを務めている。クラブ関係者は「新監督は1人に絞っている」とし、年内に合意することが濃厚。また、清水を退団したFWマルキーニョス、サンパウロFCからMFダニーロ、DFファボンの獲得も間近となっている。
[ 2006年12月22日付 紙面記事 ]

鹿島オリベイラ氏との交渉大詰め
 鹿島が監督就任を要請しているブラジルの名将、オズワルド・オリベイラ氏(57)との交渉が大詰め段階に入っていることが21日、分かった。現在2人に絞っている新監督候補の中でオリベイラ氏を中心に交渉を進めており、年俸面などでは折り合いがついているが、入閣させるスタッフの人数、人選などに時間を要している状況。交渉がまとまれば年内に合意、年明けにでも正式発表される見込みだ。オリベイラ氏は00年にコリンチャンスで世界クラブ選手権を制すなど評価は高く、また弟のワルデマール氏が98年に鹿島のフィジカルコーチを務めた縁もある。
[2006年12月22日8時7分 紙面から]

来季の構想はほぼ決まりと言うところであろうか。
指揮官は12月17日に噂の出たオリベイラ氏、外国人助っ人は、CBにファボン・MFにダニーロとサンパウロを2005年に地球一、2006年はリーグ優勝に導いた大物二人、FWはJで実績のあるマルキーニョスの3人体制。
悪くはない。
後は右SBの控えが欲しいところ。
日本人選手の獲得はあるのであろうか?
ユダは否定されたが、満男の帰国は既定路線であろう。
11月4日に噂の上がった緑虫の戸川はどのようになっているのであろうか?
日本人FWの獲得は無いのか?
日本人については、1月以降のシーズンオフに交渉が進められるのであろう。
レンタルに出ている二選手(中島は延長決定)も同様である。
所属選手では、出場機会を求める深井と羽田(ほぼセレッソで決定)、海外希望の本山、実戦経験を与えたい康平が微妙というところであろうか。
徐々に来季の構想が明らかになりつつある。
ベテランの解雇も新人の大量入団も含め、今季のスローガンである「一新制覇」が来季に実現されようとしている。
まだ今季の戦いは続いているが、来季も足音もすぐそこである。

柳沢敦待望論

2006年12月22日 | Weblog
柳沢は「まずは試合に出ないと」
 鹿島FW柳沢がチームリーダーとしての自覚を見せた。今季限りでMF本田が退団することで主将の座が空くことになる。「そういったものは自然の流れでやること」と自ら名乗りを上げるつもりはないが「年齢的にも上の方だし、上に立たないといけない存在だとは思う」と意識の高さを示した。
 23日の天皇杯準々決勝(対清水、熊本)を控え、21日の紅白戦ではサブ組のFWに入るなどレギュラーの座を失ってから苦境が続くが「まずは試合に出ないといけない」と意欲を高めていた。
[2006年12月21日19時58分]

柳沢、来季鹿島主将就任も
 鹿島のFW柳沢敦(29)が21日、新監督の要請があれば来季の主将を受け入れる考えを示した。今季まで主将を務めていたMF本田泰人が戦力外通告を受けたことに「キャプテン? 年齢的にも上になるし、今までの経験からも上に立たないといけない」と話した。
 これまでは固辞してきたが、来季はプロ12年目。ベテランの域に入ることから覚悟を決めた。「そのためには自分が試合に出ないといけない。ただ、出ても、出なくてもチームがいい方向にいくようにしたい」自身の復活、常勝軍団復活を目指すために、主将を受け入れる決意だ。
(2006年12月22日06時01分  スポーツ報知)

実績的にも年期的にもチームをまとめる立場に異存はない。
だが、この男は芸術家であり、他のプレイヤーとの架け橋になる種の人間では無いことも理解せねばなるまい。
人間性やカリスマ性は十分である、だが、イメージの共有を行えるのか?
選手間の調整ごとを率先して行うのか?
疑問が伴う。
まだ、孤高のFWでいた方が良いのでは無かろうか?
そう、彼のプレイスタイルを理解し助けた鈴木隆行と2TOPを組んだ時が最も光り輝くように、優秀な人材に助けて貰い更なる飛翔をした方が良いのではないか?
とはいえ、平瀬を爆発させた実績も大きい。
かつて2001年リーグ優勝を成し遂げたインタビューに於いて、
「本田さんのような人がベンチにいてくれること、練習で手本を見せてくれる、そんなクラブの体質が勝利へ向かう原動力である」
と応えた言葉を実践する日が来るようだ。
常に用意し、怠るな。
元がいつ攻めてくるかわからぬ。
いざ鎌倉である。
神風に頼らず撃退するのだ。

所属年数を調べたか?

2006年12月21日 | Weblog
鹿島が野沢ら主力5選手と契約更改
 鹿島が20日、主力の若手5選手と契約更改した。日本代表にも選出されたMF野沢を始め、MF青木、中後、FW田代、DF岩政ら先発に定着した若手がクラブと来季の契約にサインを交わした。
 岩政は「(1回目の交渉から条件の)上積みがありました。来年は頑張りたいですね」と気を引き締めていた。

[2006年12月20日21時56分]

野沢が若手と呼ばれるのは今回が最後であろう。
かつて三冠を成しえた座談会において当時25歳の熊谷浩二がベテラン扱いをされていた。
その故事に倣えば野沢は既にベテランであり、チームを引っ張る選手でなければならぬ。
特にJr.ユースからの生え抜き、生粋の鹿島アントラーズの選手であれば、若手扱いは無かろう。
今季は29試合の出場で9得点はチーム内得点王のアレックス・ミネイロの31試合10得点よりも重い。
田代の20試合7得点と共に来季の大量得点を予感させる。
その田代を含め青木、中後、岩政の82年組も揃って契約更改。
まさに世代交代が進んだ感がある。
リーグ戦こそ悲しい順位に終えたが、未来への芽が確実に出ている。
常に上にいることを義務づけられた後に入団した彼等は、「生まれながらの将軍である」徳川家光の如く、強くより良き鹿島を作ることが望まれているのである。
勝者のメンタリティだけでなく、勝者で居続ける精神を養って欲しい。

中島祐希レンタル延長

2006年12月20日 | Weblog
中島裕希選手の期限付き移籍延長について
鹿島アントラーズよりベガルタ仙台へ期限付移籍しておりました中島裕希選手は、引き続き期限付き移籍を延長することが決定致しましたのでお知らせ致します。
 
■期限付き移籍期間 : 2007年2月1日 ~ 2008年1月31日
■プロフィール : 
     氏名 中島 裕希(なかしま ゆうき)
生年月日 1984年6月16日
身長/体重 175cm/73kg
ポジション FW
出生地 富山県
経歴 富山第一高校 ― 鹿島アントラーズ ― ベガルタ仙台

■出場記録 : 
       チーム リーグ戦 カップ戦 天皇杯
2003 鹿島 J1 11 (0)  4 (0)   4 (1)
2004 鹿島 J1 10 (0)  5 (1)   1 (0)
2005 鹿島 J1 2 (0)  4 (0)   1 (1)
2006 仙台 J2 24 (5)  -    2 (0)
                           ( )内は得点数


12月19日に情報のあった中島祐希だが、完全とはならずレンタルを延長することになったとのこと。
今季ヴェガルタ仙台は赤字額を大幅に計上し身の丈経営する旨を公言していたので、移籍金の捻出が難しかったのであろう。
これは双方いや三方にとって幸せな結果となろう。
今季、レンタルで経費を抑えたヴェガルタ仙台は安く大きな戦力を得た。
鹿島アントラーズは若手FWに出場機会と成長の場を与えることができる。
そして、中島祐希はこのチャンスに結果を出し、ステップアップを計れる。
非常に有意義である。
今季、少ないチャンスで5得点は悪くない数字である。
来季は得点ランキングに名を連ねる活躍を見せて欲しい。
さすれば、移籍金は大きく跳ね上がり、移籍するにせよ戻るにせよ、鹿島への貢献が非常に高くなるのだ。
是非とも中島の得点でJ1に上がってきて欲しいものである。
留守は長塚京三演ずる留守政景こと佐々木が守ることとなろう。
心してかかるのだ。

2007ナビスコ杯日程と対戦相手

2006年12月20日 | Weblog
2007Jリーグヤマザキナビスコカップ 大会方式および試合方式について
■予選リーグ
第1節 3月21日(水・祝)
第2節 3月25日(日)
第3節 4月 4日(水)
第4節 4月11日(水)
第5節 5月 9日(水)
第6節 5月23日(水)


■決勝トーナメント
○準々決勝:
第1戦 7月 7日(土)
第2戦 7月14日(土)
○準決勝:
第1戦 10月10日(水)
第2戦 10月13日(土)
○決勝: 11月3日(土・祝)
※準々決勝は土日分散開催の可能性があります。


●Dグループ(4チーム):
鹿島/甲府/新潟/名古屋


今季のようにJ2がACLに行くなどということは無かったため、予選リーグ上位2チームがトーナメントに進む。
相手は、甲府・新潟・名古屋、相手にとって不足はない。
今季のアウェイ甲府戦は小笠原満男に対するファールを審判が正しくジャッジしPKを蹴ることが出来ていれば、と悔いの残る試合だっただけに、無念を晴らす機会が増え純粋に嬉しい。
新潟戦はフェルナンドのFK一発、薄氷を踏む思いであった。
結果は勝利であったが、どちらに転んでもおかしくない内容だったことを記憶している。
名古屋戦は小澤がPKを止めたことがクローズアップされたが、多くのチャンスを決めきれなかった試合。
「決定機を決めきれない」
この問題が露呈された最初の試合と思える。
亀のように守る名古屋をこじ開けられなかったのだ。
そう考えるとアウェイの甲府戦もその一つであった。
そしてホームは全ての相手に勝利している。
甲府相手には篤人の17歳ゴール、名古屋には不可解なジャッジによる勝利、新潟は2年連続となる大量得点で圧勝。
名古屋には天皇杯でも勝利している。
今季のナビスコ杯予選リーグもホームでは全て勝利しアウェイでは敗れている。
通過が第一目標であり、若手のチャンスの場でもあるので、ある意味正しい姿とも思える。
ホームでは全て勝つ。
当たり前のことを目標に来季は挑んで欲しい。

センターFW2件

2006年12月19日 | Weblog
鹿島FW田代が清水戦でのゴール誓う
 鹿島FW田代が、清水と対戦する23日の天皇杯準々決勝でのゴール奪取を誓った。オフ明け18日のミニゲーム形式の練習では軽快な動きを見せ、シーズン終盤の好調を維持していることをアピールした。
 9日の天皇杯名古屋戦から2週間と間隔は空くが「逆にしっかり調整できていいですね。ここまで来ると、どこのチームも強いが、点を取って勝ちたい」と力強く話した。
[2006年12月18日18時56分]

中島、ベガルタ完全移籍へ…鹿島からレンタル
 ベガルタ仙台が、J1鹿島からレンタル移籍中のFW中島裕希(22)を完全移籍で獲得する意向であることが18日、明らかになった。今後、本格交渉に入るが鹿島側は移籍を容認する可能性が高く、年内にもベガルタ・中島が誕生する。
 今季5得点を挙げた伸び盛りのストライカーの獲得に、ベガルタが全力を挙げる。クラブ側はもちろん、望月達也新監督(43)ら現場も来季の戦力として大きな期待を寄せており、すでに完全移籍で獲得する意向を鹿島側に通達。今季24試合に出場し、リーグ戦初得点を挙げた中島本人も「試合に出られるチームでやりたい」と出場機会の確保を第一条件にしていることから、交渉はスムーズに進むと見られている。
 望月監督の掲げる「走るサッカー」に、運動量豊富でスピードのある中島は、打ってつけの存在といえる。今季終盤には、ブラジルリーグへの移籍が確実となったJ2得点王FWのボルジェス(26)を押しのけ先発出場。来季は、レギュラー獲得と、普段から口にしている2ケタ得点が大きな目標になる。
(2006年12月19日10時41分  スポーツ報知)

田代は誤審の退場もあり、ゴールが止まっている。
清水戦で上げることが出来れば11月23日以来のちょうど1ヶ月ぶりとなる。
センターFWとして不動の地位を確立するため、ここは大いなる結果を求めたい。
彼としても地元に近い九州の地は悪くないはずである。
熊本では馬刺を食べ、ガンパレードマーチや俺の屍を越えてゆけをプレイするのも良かろう。
馬力を付けてAIを磨くことも可能となろう。

そして仙台移籍の噂が信憑性を高めてきた中島祐希である。
来季のW(ダブル・ユー)として期待していたが、相方は名古屋を選びコンビ編成自体起こらずに終えた。
中島本人も今季後半から出場機会を与えられ結果も出した自負があろう。
「移籍するなら完全で」、これはヴェガルタ仙台にとっても中島にとっても、そして鹿島アントラーズにとっても幸福と言える。
10代の若手ならまだしも結果を残したい22歳の中島にとって中途半端な移籍は誰にとっても不幸であろう。
ここは快く送り出したい。
長らく外に出し続けた挙げ句に、縁もゆかりもなかったかのように見えてしまう根本を思うたびに、長期のレンタルに疑問を持つ。
また、海外への移籍も同様である。
中島祐希に対し、強烈なブーイングを浴びせられるよう、J1に彼の得点で上がってきて欲しいものである。
笹カマボコと牛タンを食せば風流なり、萩の月の甘さは心に染み入るのである。

興梠シーズンオフ

2006年12月18日 | Weblog
興梠慎三選手の検査結果について
12月16日(土)の練習中に右足を負傷した興梠慎三選手は、同日埼玉県内の病院にて精密検査を行い、下記の通り診断されました。

1.負 傷 名:右膝内側側副靭帯損傷
2.全  治:約6週間


ここ数試合、試合の終盤に出場機会を与えられていた興梠慎三が6週間の怪我。
いち早くシーズンオフとなった。
アレックス・ミネイロの帰国に続き攻撃陣の離脱は大きい。
しかしながら増田誓志の帰国と明るい材料もある。
肥後もっこすの地で勝利の雄叫びを上げるには、九州人の力が必要である。
興梠の離脱は残念であるが、田代・本山・誓志のトライアングルで是非とも清水を撃破したい。
佐々成政のように太閤検地の一揆で切腹している場合ではないのである。


セリエA インテルvs.メッシーナ

2006年12月18日 | Weblog
小笠原、久々先発も途中交代/セリエA

【インテル-メッシーナ】先発出場した小笠原(撮影・PNP)
<セリエA:インテル2-0メッシーナ>◇17日◇イタリア・ミラノ
 メッシーナMF小笠原満男(27)が、今季9戦ぶり4度目の先発出場を果たした。前半4分に右足でミドルシュート。同9分にも右クロスにダイレクトでシュートを放つなど攻撃の基点となり、積極的なプレーが目立った。だが、得点に絡むことはできず、後半19分に交代した。
 試合はマテラッツィ、イブラヒモビッチにゴールを決められ、メッシーナは0-2で敗れた。

[2006年12月18日3時3分]

小笠原先発もチーム5連敗/セリエA

前半、DFマイコン(右)と競り合うMF小笠原(撮影・PNP)
<セリエA:インテル2-0メッシーナ>◇17日◇イタリア・ミラノ
 メッシーナMF小笠原満男(27)がアウエーの首位インテル戦で左MFとして9戦ぶり4度目の先発出場を果たした。攻撃の基点になり積極的なプレーで目立ったが、後半19分に交代した。シュートがインテルDFマテラッツィの下腹部を直撃した。前半41分、ゴール前中央、右足でミドルシュートを放つと、インテルのDFマテラッツィの股間(こ)を直撃。マテラッツィが昏倒してもん絶するシーンもあった。
 試合はFWイブラヒモビッチに左足で追加点を決められるなどメッシーナは0-2で敗れ、5連敗となった。
(西村明美通信員)
[2006年12月18日8時16分 紙面から]

メッシーナ・小笠原、リーグ9試合ぶりの先発
 セリエA・メッシーナのドイツW杯日本代表MF小笠原が17日のインターミラノ戦(アウエー)にリーグ9試合ぶりの先発。チームが守備的に戦うなかで小笠原も守備面で奮闘したが、後半21分に途中交代となり、試合も0-2で敗れた。

小笠原、強烈シュートも途中交代

インテル・ミラノ戦で攻め込むメッシーナの小笠原
セリエAのメッシーナは17日、アウエーで強豪インテルに0―2で敗れた。MF小笠原は9試合ぶりに先発した。見せ場は前半42分。ペナルティーエリアの外側から思い切り右足を振った。ゴールは逃したが、強烈なシュートは至近距離にいたイタリア代表DFマテラッツィの股間を直撃。マテラッツィがそのまま担架で運ばれるほどの衝撃で、スタンドを沸かせた。
 4連敗中のチームを救うべく巡って来た先発の座。「仲間のプレーが分かってきた」と話す通り、序盤から攻守に積極的にボールに絡んだ。だが前半終了間際、ジョルダーノ監督が退席処分になると流れはインテルに。後半4分にはマテラッツィに先制を許し、14分にはイブラヒモビッチに追加点を決められた。得点に絡めないまま小笠原は18分にベンチに下がった。
(ミラノ・神尾光臣通信員)

インテル戦に先発出場した小笠原満男。
今季三度目の対戦である。
前半はボールに絡むシーンも多く、特にロングパスを一発で通したところはFWに決めて欲しいところであった。
そしてマテラッツィを直撃したシュート。
ジダンの頭突きの箇所であり、ここで確実に仕留めておけばバイシクルシュートの先制弾を喰らうこともなかったであろう。
殺人シュート。
この技を習得して帰ってくれば、今回の渡伊も無駄ではない。
また、この試合でのポジションも鹿島に於いてFSの位置である。
もう、そろそろ荷支度をすべきであろう。
2月のPSMで誰を血祭りに上げるのか、それが楽しみである。

来季指揮官の噂

2006年12月17日 | Weblog
鹿島新監督にオリベイラ氏有力
 鹿島の新監督にブラジルの名将オズワルド・オリベイラ氏(56)が有力候補として挙がっていることが16日、分かった。アウトゥオリ監督の今季限りでの退団を受け、クラブは今月上旬から後任のリストアップを開始。インテルナシオナルのブラガ監督の名前も挙がったが、現在はオリベイラ氏を中心に2人に絞り、交渉も大詰め段階に入っているとみられる。交渉が順調に進めば来週にもクラブ関係者がブラジルに渡り、正式契約を交わす見込みだ。

 オリベイラ氏は元ブラジル代表、元Rマドリードのルシェンブルゴ監督のアシスタントコーチを務めた経験を生かし、99年にコリンチャンス監督に就任。指導者として未知数だったが初年度でサンパウロ州選手権、ブラジル全国選手権の2冠をいきなり制覇。翌00年にはレアル、マンチェスターUなども参加した世界クラブ選手権を勝ち取り、世界一の座に就いた。

 その後もサンパウロ、フラメンゴ、サントスなど名門クラブを歴任し、今年も今月上旬に退任するまでクルゼイロを率いていた。輝かしい実績からブラジル代表の監督候補としても名前が頻繁に浮上する。

 鹿島は今季6位と5年連続で年間優勝を逃し、10冠をかけたナビスコ杯も決勝戦で敗れた。だが昨年の「トヨタ クラブW杯」をサンパウロで制したアウトゥオリ監督がMF増田、DF内田ら若手選手を積極的に起用し、世代交代も順調に進んでいる。世界一監督同士のバトンタッチを実現させ、名門の復権を目指す。
[2006年12月17日7時49分 紙面から]

またも大物の噂。
しかしながら今季のアウトゥオリ監督とは異なり生粋のブラジル・サッカーの伝道師と思われる。
何とも微妙な感覚を覚える。
確かに元祖地球一である。
十分な実績でろう。
が、ホームの地の利を得たことは否めぬ。
また、既に6年も昔である。
ワールドカップを二つも経た今、どれだけの引き出しを持っているのか、そして特殊な日本サッカーへの順応は如何に。
裏切られた直後はどうしても疑心暗鬼に陥る。
FJ後のアレックス・ミネイロのように順応性・決定力・人間性に優れる人物が赴く可能性も否定できないが、そう何度も当たりクジは引けないのでは無かろうか。
しかし、今はまだ噂の段階。
ここで不安を煽っても意味は無い。
そう、今は目の前の天皇杯に集中するだけである。
来季の試金石となるであろう。

羽田セレッソか?

2006年12月17日 | Weblog
C大阪が鹿島DF羽田を獲得
 J2に降格したC大阪が、来季の新戦力として鹿島のDF羽田憲司(25)を獲得することが16日、分かった。既に基本合意している。C大阪は元日本代表DFの柳本が引退を表明し、守備の要で副将も務めていたDFブルーノ・クアドロスが退団。1年でのJ1復帰へ守備陣の補強が急務になっていた。この日、西村GMは「今季を振り返っても守備はうちの弱点。補強ポイントなのは間違いない」と話した。
 羽田は市船橋高から00年に鹿島に入団。01年には主将としてワールドユース(アルゼンチン)に出場するなど、04年アテネ五輪を目指す世代のリーダー的存在だった。しかし、右足首骨折で完治まで3年半を要するなど選手生命の危機に立たされたが、昨年復活した。再建を目指すC大阪は、来週に正式発表される都並監督とともに着実に選手補強も進めている。

[2006年12月17日9時3分 紙面から]

12月6日に移籍志願を表明していた羽田の移籍先にJ2降格の憂き目を見たセレッソ大阪との情報。
セレッソは3バックを敷いており、その真ん中は羽田に良いと思われる。
レンタルで出すとの情報であったが、請われて行き引き留められるよう努力すべし。
我らの心から願っている。
図らずも市立船橋高校で第78回全国高等学校サッカー選手権大会優勝を共に分かち合った原竜太もモンティディオ山形を解雇され湘南ベルマーレへ新天地を求めた。
このときの市船は無失点優勝を成し遂げた偉大なるチームであった。
何も申すまい。
これも戦国の世の習い、敵地で相見えようぞ。

甲府から魔の手

2006年12月17日 | Weblog
鹿島FW深井に甲府が触手
  甲府が鹿島のFW深井正樹(26)の獲得に乗り出していることが16日、分かった。深井は15日の第1回契約更改交渉で移籍を直訴。すでにJ1の数チームからオファーが届いているが、その中に出身地・山梨の甲府も含まれていた。「FWで前めで使ってくれて、自分のいいところをもっともっと出せるようなクラブでやった方がいいのかも」と深井は揺れる心中を話した。鹿島は引き続き慰留する構えで、次回交渉は来週に予定されている。
(2006年12月17日06時05分  スポーツ報知)

ヴァンフォーレ甲府がオファーとのこと。
甲府は深井の出身地であり、縁もゆかりもある。
システムは4-3-3であり、FWとしてもサイドアタッカーとしても鹿島で得た経験は十分に活かされるであろう。
今季のアウェイ甲府戦では不発に終えた。
日本人的には故郷に錦を飾らせたかった。
しかし、その機会を活かすことなく、FSのつまらぬミスから敗戦した。
その借りを返さずして去ることを許して良いものであろうか。
実力でポジションを得、甲府を始末する役目が深井にはあるのだ。
今更、甲府方に馳せ参じても「武田の四名臣」どころか山本勘助にもなれぬ。
ほうとう番が関の山である。
結果を残して、それから熟孝するが良い。