鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

本山の決意はどの程度であるのか

2006年12月07日 | Weblog
鹿島・本山が今オフの欧州移籍志願「2部でも3部でもいい」
 鹿島のMF本山雅志(27)=写真=が6日、今オフの欧州移籍を目指していることを明かした。

 「国内の移籍はないけど、新しいところでやってみたい。2部でも3部でもいいです。来年になると、移籍金も変わってきますしね」。6月のドイツW杯前まで日本代表の常連だったが、その後は不調で今季はリーグ戦27試合2得点。前日5日には来季年俸の現状維持を提示された。自らの年齢も兼ね合わせ、国やリーグにこだわらず移籍先を模索する決意だ。
 すでに、昨オフに契約を結んだ代理人が情報収集を開始。鹿島と08年1月末までの複数年契約が残っているが、付帯条件には海外移籍の場合の移籍金の額が設定されている。鹿島側もオファーがあれば話し合いに応じる姿勢を示しており、来週にも予定される契約交渉で直訴する構えだ。
 「半年でも、1年でもむこうでやってみたい。悔いのないサッカー人生を送りたいですから。思いっきり走ってきたいですね」。今年8月にセリエA・メッシーナに移籍した同期生、MF小笠原の後を追う。

★本田との契約更新せず

 鹿島は6日、元日本代表MF本田泰人(37)=写真=と来季の契約を更新しないことを発表した。本田はJリーグ創設の93年から同一クラブでプレーを続けてきた唯一の現役選手で、95年途中からは主将も務めた。鹿島での現役続行を希望する本人と先月中旬から話し合ってきたが、クラブ幹部は「チームを変えていかなくちゃいけない。クラブとしてはコーチとか、セカンドキャリアを考える」と説明した。本田は現役引退か、他クラブ移籍の道を選ぶこととなる。また元日本代表DF名良橋晃(35)、FWアレックス・ミネイロ(31)、MFフェルナンド(28)、ファビオ・サントス(21)、ダ・シルバ(20)の退団も正式に発表された。

『鹿島での現役続行を希望する本人と先月中旬から話し合ってきた』
本田はいきなりではなかったようだ。
ならばそれでよい。
サンスポの報道ではいきなり交渉の場で言われたように取れる。
スポニチとどちらが正しいかどうかは別として、クラブとして外部にいる我等に正しい情報が伝わる努力をして欲しい。
これでは仕事を怠っていると判断せざるを無いのである。

本山の海外志向は4月25日に報道されている。
鹿島を勝利に導くという10番の重責から逃れようとしているのか。
悪意を持って記事を読めばそうとも取ってしまう。
が、彼も人の子。
隆行、敦、ユダ、満男、稲本とチームメイトや寮仲間が挑戦している姿に幻影を求めても致し方のないところ。
サッカー選手生命は短い。
彼の言うとおり1年なり半年なり外遊もさせてやるのもクラブの器量というものか。
であれば紅毛より南蛮が宜しかろう。
ローマで貴族に列せられやもしらぬ。
そう支倉常長の如く。
だがな、本山よ。
支倉常長は帰国後、蟄居させられ失意のうちに死んだのであるぞ。
覚悟を決めて挑めということである。
物見遊山の伊太利亜漫遊など言語道断である。
金銀財宝も土産話もお国の情勢が変われば何の価値も無いどころか、お家の危機になるのである。

本田主将コメント

2006年12月07日 | Weblog
本田 引退勧告も「決断できない」
 鹿島MF本田が引退勧告を保留し、DF名良橋、FWアレックス・ミネイロ、MFフェルナンドとともに退団が発表された。本田は「“潮時だろう”と言われたけど、それはオレが決めること。引退か他のチームでやるか決断できてない」と苦渋の表情だった。また今季限りで退任するアウトゥオリ監督はブラジル・クロゼイロの監督に就任することが濃厚だ。
[ 2006年12月07日付 紙面記事 ]

いきなり公式の場で決めつけるとは日本人のやり方に則っていない。
根回しして、結果に導くのが昔から慣れ親しんだ日本人の日本人たるところであろう。
最もそういう部分に精通すべきフロントがこの失態とは、先が思いやられる。
絵を描いたのであれば、落としどころに向けて綺麗に落とすことが彼等が行わなければならない重要な業務。
算盤を弾くことだけでは無いのである。
かつて伊達家の忠臣鈴木元信は算盤を弾き倹約を進言し続けた、しかし最後は伊達家の為に無理を承知の額を言い残し旅立つのである。
忠臣たる者の生き様をしかと目に焼き付けよ。
貴様らは上からモノを決める仕事をしているわけではないのだ。