小笠原、久々先発も途中交代/セリエA
【インテル-メッシーナ】先発出場した小笠原(撮影・PNP)
<セリエA:インテル2-0メッシーナ>◇17日◇イタリア・ミラノ
メッシーナMF小笠原満男(27)が、今季9戦ぶり4度目の先発出場を果たした。前半4分に右足でミドルシュート。同9分にも右クロスにダイレクトでシュートを放つなど攻撃の基点となり、積極的なプレーが目立った。だが、得点に絡むことはできず、後半19分に交代した。
試合はマテラッツィ、イブラヒモビッチにゴールを決められ、メッシーナは0-2で敗れた。
[2006年12月18日3時3分]
小笠原先発もチーム5連敗/セリエA
前半、DFマイコン(右)と競り合うMF小笠原(撮影・PNP)
<セリエA:インテル2-0メッシーナ>◇17日◇イタリア・ミラノ
メッシーナMF小笠原満男(27)がアウエーの首位インテル戦で左MFとして9戦ぶり4度目の先発出場を果たした。攻撃の基点になり積極的なプレーで目立ったが、後半19分に交代した。シュートがインテルDFマテラッツィの下腹部を直撃した。前半41分、ゴール前中央、右足でミドルシュートを放つと、インテルのDFマテラッツィの股間(こ)を直撃。マテラッツィが昏倒してもん絶するシーンもあった。
試合はFWイブラヒモビッチに左足で追加点を決められるなどメッシーナは0-2で敗れ、5連敗となった。(西村明美通信員)
[2006年12月18日8時16分 紙面から]
メッシーナ・小笠原、リーグ9試合ぶりの先発
セリエA・メッシーナのドイツW杯日本代表MF小笠原が17日のインターミラノ戦(アウエー)にリーグ9試合ぶりの先発。チームが守備的に戦うなかで小笠原も守備面で奮闘したが、後半21分に途中交代となり、試合も0-2で敗れた。
小笠原、強烈シュートも途中交代
インテル・ミラノ戦で攻め込むメッシーナの小笠原
セリエAのメッシーナは17日、アウエーで強豪インテルに0―2で敗れた。MF小笠原は9試合ぶりに先発した。見せ場は前半42分。ペナルティーエリアの外側から思い切り右足を振った。ゴールは逃したが、強烈なシュートは至近距離にいたイタリア代表DFマテラッツィの股間を直撃。マテラッツィがそのまま担架で運ばれるほどの衝撃で、スタンドを沸かせた。
4連敗中のチームを救うべく巡って来た先発の座。「仲間のプレーが分かってきた」と話す通り、序盤から攻守に積極的にボールに絡んだ。だが前半終了間際、ジョルダーノ監督が退席処分になると流れはインテルに。後半4分にはマテラッツィに先制を許し、14分にはイブラヒモビッチに追加点を決められた。得点に絡めないまま小笠原は18分にベンチに下がった。(ミラノ・神尾光臣通信員)
インテル戦に先発出場した小笠原満男。
今季三度目の対戦である。
前半はボールに絡むシーンも多く、特にロングパスを一発で通したところはFWに決めて欲しいところであった。
そしてマテラッツィを直撃したシュート。
ジダンの頭突きの箇所であり、ここで確実に仕留めておけばバイシクルシュートの先制弾を喰らうこともなかったであろう。
殺人シュート。
この技を習得して帰ってくれば、今回の渡伊も無駄ではない。
また、この試合でのポジションも鹿島に於いてFSの位置である。
もう、そろそろ荷支度をすべきであろう。
2月のPSMで誰を血祭りに上げるのか、それが楽しみである。