鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

セットプレイでゴールを狙え

2016年01月23日 | Weblog
宮崎キャンプ6日目


午前練習は、セットプレーの練習を行いました。



チンチロリン


セットプレイ練習を行うメンバーである。
今季のキッカーは満男に岳、和音に加え永木と平戸が加わった。
精度の高いボールで得点を狙う。
伝家の宝刀にて勝利を掴むのだ。
楽しみである。


チンチロリン

平戸、自分もそういう選手になる

2016年01月23日 | Weblog
MF 平戸太貴 生え抜きの司令塔
両足で正確にボールを扱い、冷静な判断力で試合を組み立てる守備的MF平戸太貴(18)は、鹿島の下部組織で育った生え抜き選手。小さいころから間近で見てきた小笠原を「常に攻守に関わり、チームになくてはならない存在」と尊敬し、「自分もそういう選手になる」と次代の鹿島を背負う存在を目指す。



チンチロリン


小笠原満男に憧れ、尊敬する平戸である。
ユースにて日本一となり、トップでどこまで成長出来るかに注目が集まる。
ユース時代はトップと共に練習する機会にも恵まれており、その際には右SBを担った。
右SBとしての評価も上々であり、抜擢される可能性もある。
しかしながら、平戸自身が「一番やりたい」のは守備的MFとのこと。
尊敬する満男を筆頭に日本代表である岳や永木、U-23日本代表の三竿、U-19日本代表の和音、ユースの先輩である大橋と層の厚いこのポジションにチャレンジすることとなる。
平戸本人は「大きく成長するために勝負したい」と語る。
得意のセットプレイやユース時代はPKを任された精神力など、平戸の良さを前面に出し、真っ向勝負するのだ。
満男を乗り越える力を付けよ。
平戸の成長に期待大である。


チンチロリン

U-23日本代表・櫛引・植田・豊川コメント

2016年01月23日 | Weblog
U-23日本代表 延長戦の末、イランを振り切る
2016年01月23日



若きサムライたちが、重圧をはねのけて大きな一歩を踏み出しました。
AFC U-23選手権 カタール 2016(リオデジャネイロオリンピック・アジア最終予選)に出場しているU-23日本代表は、1月22日の現地時間16:30(日本時間22:30)から、準々決勝のイラン戦に挑みました。
グループステージとは明らかに違う種類の緊張感に包まれた中で、日本は冷静に試合を運んでいきます。前半は決定的なシーンをつくることができず、イランに何度かゴールを脅かされました。それでも、試合の主導権は譲りません。これまでの3試合と同じように、押し込まれる時間帯があることは想定済みです。ディフェンスではリスクマネジメントを心がけ、攻撃ではFKやCKから相手ゴールへ迫っていきました。
後半も一進一退の攻防が続きます。56分、相手のヘディングシュートがクロスバーに当たる場面がありましたが、日本の選手たちは冷静さを保ちます。コミュニケーションを絶やさず、集中力を高め、マークを確認し、攻撃の狙いどころを共有していきます。
0-0のまま迎えた82分、手倉森誠監督は久保裕也選手に代えて浅野拓磨選手を投入します。88分にも矢島慎也選手と豊川雄太選手を入れ替え、攻撃の活性化をはかります。
延長戦に突入すると、日本の活動量がイランを凌駕していきます。足が止まり始めた相手とは対照的に、日本は攻撃のギアをさらに上げていくのです。
そして、ゴールネットを揺らす瞬間が訪れました。延長前半96分、右サイドバックの室屋成選手が攻撃参加し、左足でクロスを供給します。ゴール前へフリーで飛び込んだ豊川選手が、鮮やかなヘディングシュートを突き刺したのでした。
延長前半のアディショナルタイムには、イランにゴールを脅かされます。しかし、至近距離から襲ってきたシュートは、GK櫛引政敏選手が鋭い飛び出しで防ぎました。
待望のリードを奪った日本は、延長後半もさらに攻め立てます。ここで躍動したのが、中島翔哉選手でした。109分、110分と立て続けに右足でシュートを決め、勝利を決定づけたのです。
113分、遠藤航選手が退いて大島僚太選手が登場し、交代枠を使い切ります。このまま3-0で勝利した日本が、見事にベスト4進出を決めたのでした。ただ、チームの目標はあくまでも優勝です。試合後の選手たちは勝利の余韻を振り払い、すでに準決勝へ気持ちを切り替えていました。

本日は現地時間10:30(日本時間16:30)から練習を行います。



選手コメント
GK #1 櫛引政敏 選手(鹿島アントラーズ)
延長前半のセーブは、1点取った後の相手のビッグチャンスでしたので、流れを渡してはいけない場面でした。あの時間帯に失点しなかったことが、延長後半の中島選手の2得点につながったのではないかと思います。90分で試合を終えることができればよかったですが、途中から出場した豊川選手がゴールを決めるなど、チーム全体が勢いに乗れる勝利だったと思います。

DF #5 植田直通 選手(鹿島アントラーズ)
今日の試合に勝って、このチームで活動を続けられることが何よりもうれしいです。プレッシャーは感じましたが、途中からは楽しむように心がけました。やられたら終わりという意識を強く持ち、自分と岩波選手でしっかり守っていこうと、二人で絶えず声を掛け合っていました。次はリオデジャネイロオリンピックの切符に挑戦できます。次の準決勝も勝たなければ、何の意味もありません。しっかりと準備をしていきます。


MF #10 中島翔哉 選手(FC東京)
前半、後半となかなかいいプレーができず、ほぼ何もしていなかったのと同じだったので、延長戦では何とかチームの役に立てるように、と考えていました。1点目は、それまであの位置でなかなかボールを持たせてもらえなかったので、持ったらシュートを打つんだという気持ちで、迷いなく打てたことが得点につながりました。2点目の場面も、パスを受けたらシュート(を打つ)と決めていました。今日の2点で感覚を取り戻したというか、今後につながる得点になりました。90分で勝てなかったことは反省して、120分を戦えたのは自信にして、次のゲームに臨みたいです。

MF #14豊川雄太 選手(ファジアーノ岡山)
自分が出場したときは、相手が疲れている感じはありましたけれど、それ以上に日本の選手たちが本当に頑張っていたので、どうにかして力になりたい、と思っていました。ノックアウトステージということで緊張はしましたし、いままでにはなかったようなプレッシャーも感じました。得点シーンは、室屋選手が精度の高いクロスを入れてくれました。僕自身も相手との駆け引きに勝って、いいところへ飛び込めました。




スケジュール
AFC U-23選手権 カタール 2016
1月13日(水) 1-0 グループステージ第一戦 vs U-23朝鮮民主主義人民共和国代表
(@Grand Hamad Stadium)
1月14日(木) AM トレーニング
1月15日(金) PM トレーニング
1月16日(土) 4-0 グループステージ第二戦 vs U-23タイ代表
(@Grand Hamad Stadium)
1月17日(日) AM トレーニング
1月18日(月) 17:45 公式トレーニング(@Suhaim Bin Hamad Stadium)
1月19日(火) 2-1 グループステージ第三戦 vs U-23サウジアラビア代表
(@Suhaim Bin Hamad Stadium)
1月20日(水) AM トレーニング
1月21日(木) TBC 公式トレーニング(@未定)
1月22日(金) 3-0 ノックアウトステージ準々決勝 vs U-23イラン代表
(@Abdullah Bin Khalifa Stadium)
1月23日(土) AM トレーニング
1月24日(日) PM トレーニング
1月25日(月) PM トレーニング
1月26日(火) 16:30
ノックアウトステージ準決勝
(@Abdullah Bin Khalifa Stadium)
1月27日(水) AM トレーニング
1月28日(木) PM トレーニング
1月29日(金) 17:45 ノックアウトステージ3/4位決定戦
(@Jassim Bin Hamad Stadium)
1月30日(土) 17:45 ノックアウトステージ決勝
(@Abdullah Bin Khalifa Stadium)
※時間は全て現地時間



チンチロリン


イランに勝利したU-23日本代表である。
櫛引はチーム勢いについて語り、植田は次戦に目を向ける。
そして、豊川はゴールシーンについてコメントしておる。
チームが一丸となった勝利と言えよう。
次の準決勝に勝利し、五輪へのチケットを入手するのだ。
注目しておる。


チンチロリン

愛媛・隆雅、シーズンを通して戦える体をつくりたい

2016年01月23日 | Weblog
今季も砂浜トレーニングに汗 愛媛FC
2016年01月23日(土)

 2016シーズンの練習を開始した愛媛FCが、昨季に続いて今季も松山市内の海岸で砂浜トレーニングを行っている。2年連続で県外キャンプは行わないことにしており、地元で心身に追い込みをかけている。
 22日は、午前9時から松山市梅津寺町の愛フィールド梅津寺で体をほぐした後、近くの海岸に移動。体に負荷のかかる浜辺で300メートルや150メートルのダッシュを何度も繰り返していた。地道な練習にも、選手たちは「ここ頑張ればいいことあるよー」と声を掛け合い、根気よく取り組んでいた。
 DF西岡は「地獄です」と息を切らしつつも「去年結果が出たのはこの厳しい走りをやったから」と充実した様子。新加入のDF鈴木は「鹿島の時も砂浜練習はやったし、去年の方がきつかった」と余裕の表情を見せ、「シーズンを通して戦える体をつくりたい」と意気込んでいた。



チンチロリン


砂浜トレーニングを行った愛媛の隆雅である。
鹿島時代にも砂浜での練習は体験済みで、まだまだ余裕がある様子。
このキャンプで身体を作り上げ、そして監督にアピールするのだ。
ガムシャラにポジションを奪い取れ。
チームのJ1昇格に尽力するのだ。
隆雅の躍動を楽しみにしておる。


チンチロリン

変わらない鹿島と、変わりゆく鹿島。そこには田舎クラブの自覚と意地がある。

2016年01月23日 | Weblog
【鹿島】SNSを積極活用、寡黙なチームカラーから脱却を目指す
2016年1月23日10時30分 スポーツ報知

 鹿島がサポーター拡大へ“寡黙”なチームカラーからの脱却を目指している。昨年2月、クラブ公式SNS(ソーシャルネットワークサービス)としてツイッター(短文投稿サイト)とフェイスブックを導入。マスコットキャラクターを使った寸劇や、選手のオフショットなどを掲載し、1年で合計10万人を超える「フォロワー」「友達」獲得に成功した。91年のクラブ創設から25年、硬派を地でいくクラブの決断を掘り下げる。(内田 知宏)

 公式ツイッターが、ランチタイムに合わせてつぶやいた。「お疲れさまです。土居選手を見て癒やされてください」。そこには屈託のない笑顔を浮かべるMF土居聖真の写真が添付されている。朝のフェイスブックをのぞいてみると、マスコットのしかお(父)、しかこ(母)、アントン(子)のぬいぐるみを用いて「誰が宮崎キャンプに連れて行ってもらえるか」というテーマでコントが繰り広げられていた。

 「サッカーの神様」ジーコの影響を強く受けるクラブは創設から25年間「硬派」「実直」をチームカラーにしてきた。有料モバイルサイトを除き、クラブから発信されるのは移籍やイベントの告知だけ。過去には選手のバラエティー番組出演やメディアでの競馬予想を禁止した時期もあった。しかし昨年2月にSNSを導入すると、選手の素顔や笑いの発信を続け、イメージを覆す戦略に打って出た。

 メディア部門を担当する春日洋平氏は経緯を明かす。「鹿島は伝統、誇りを大事にしています。勝ってナンボ。勝つことでお客さんが来てくれる。今もその考えは同じですが、それを我々が前面に押し出すと、逆に新規のお客さんが入りにくい空気になっているのではないか、と。その思いは自分たちの中にしまって、お客さんが近寄りやすく誇りに感じられるクラブを目指そう、と考えました」

 SNS導入から1年、ツイッターのフォロワーは8万人、フェイスブックでの「いいね」登録は2万人を突破。公式ホームページのクリック数は前年比131%増、ホームページを訪れた人は同123%増となった。バルセロナ(スペイン)の8000万人には及ばないが、当面は2つ合わせて「100万人」を目標に掲げていく考えだ。

 ホームのカシマスタジアムの半径30キロ圏内人口はわずか78万人(浦和は1700万人、F東京は2207万人)。その“ハンデ”の中で一度もJ2に降格することなく、J最多となる17個のタイトルを獲得したことは「奇跡」と言われている。鈴木秀樹取締役は「田舎のクラブなので何度優勝しても危機感が消えることはない。我々は前に進むことでしか、攻めることでしか生き残れない」と明かす。

 ピッチでは実直に、ピッチを離れれば普通の人間であることを発信する。変わらない鹿島と、変わりゆく鹿島。そこには田舎クラブの自覚と意地がある。



チンチロリン


SNSにて新規ファン開拓を行う鹿島である。
実直に、硬派に、勝てばお客さんが喜ぶという、分かりやすい方針で進んできたが、ここに来てクラブとしてはもう一歩進んだとのこと。
当然、勝利至上主義であることは変わらぬ。
しかしながら、ファンとクラブの距離を縮める施策としてSNSは有効と言えよう。
実験的に導入されたコンシェル樹は、初期こそつぶやかず、面白味のないものであったが、後半はなかなかよい味を出しておった。
また、現時点のTwitterによるアントンのキャラ作りはまだまだ手作り感が拭えぬ。
やれることは何でもやろう。
ファン獲得で存命していくのだ。
そして勝利を。
鹿島と共に生きていきたい。


チンチロリン

柳沢コーチ、本当の指導者になるために

2016年01月23日 | Weblog
【鹿島】柳沢コーチもテーマは「変化」、今年は「指導力を磨いていきたい」
2016年1月23日10時30分 スポーツ報知


鹿島・柳沢コーチ

 鹿島の柳沢敦コーチ(38)も「変化」をテーマに掲げる。14年に仙台で現役を引退。15年から鹿島のトップチームコーチを務め、今年で2年目を迎える。1年目の昨季は「この(指導者の)世界に何も分からないまま入った。自分なりに一生懸命やったつもりでしたけど『まだまだ』と思わされることばかりだった」と振り返り「今年は指導力を磨いていきたい」と抱負を語った。

 1年目で特に感じたのは「自分を変えていかなければいけないこと」という。選手時代、特にFWはそこまで必要とされなかった「声量」。指導者となれば試合、練習問わずに必要となる。時にはチームの雰囲気を変えるために感情をつくり上げることもある。もともと口数が多くなく、あまり感情表現をしないタイプのストライカーは「本当の指導者になるために」と今までとは違う「柳沢敦」をつくり上げる覚悟でいる。



チンチロリン


変かをテーマに挙げる柳沢コーチである。
コーチ1年目であった昨季は「まだまだ』と思わされることばかりだった」とのこと。
今季は指導力を磨いていきたいと語る。
その為には自分を変えていくことが求められる。
やはり、選手と指導者では求められるものが全く異なる。
ここは自分を変えて、進化していくことこそ肝要。
これは何も柳沢敦だけにに限ったことではない。
常に自分を見返し、変化していかなければならぬのだ。
柳沢コーチ共に、変化し、進化し、成長していきたい。


チンチロリン

優磨、出た試合は全部点を取るつもりでやる

2016年01月23日 | Weblog
鹿島宮崎キャンプ 鈴木、紅白戦でアピール

セットプレーの練習に取り組む鈴木(左)=宮崎市

J1鹿島の宮崎キャンプは22日、KIRISHIMAハイビスカス陸上競技場などで行った。練習は序盤の4日目で、選手によってまだコンディションのばらつきがある中、19歳の鈴木が威勢のいいプレーを見せた。

午後練習で実施した紅白戦で、鈴木は右の攻撃的MFでプレー。鋭いドリブルで右サイドを何度も突破し、シュートも積極的に放った。

鈴木は昨年9月のG大阪戦で、鹿島の高卒新人としては2004年の増田(韓国・蔚山現代)以来2人目となるデビュー戦ゴールを決めるなど、終盤戦に頭角を現した。今季は「出た試合は全部点を取るつもりでやる」と昨季の7試合2得点以上の成績を目指す。

23日は宮崎産業経営大との練習試合が組まれている。鈴木は「アピールできる場。得点を狙う」と、がむしゃらにゴールを狙う構えだ。 (藤崎徹)



チンチロリン


紅白戦にて気を吐く優磨である。
右サイドMFとして起用され、鋭いドリブル突破と積極果敢なシュートを放っておるとのこと。
2年目となり、怖い選手に変貌を遂げておる。
枠が見えたらシュートを狙え、プレイのファーストチョイスはシュートであれ。
クラブを去った金崎夢生が如く、泥臭いプレイを積み重ねるのだ。
今季は優磨飛躍の年。
期待しておる。


チンチロリン

宮崎キャンプ 5日目の様子

2016年01月23日 | Weblog
2016 宮崎キャンプ 1/22
2016年01月22日(金)

宮崎キャンプ5日目の午前練習、GK陣のみ陸上競技場で練習を行いました。フィールドプレーヤーはホテル内のプールでプールトレーニング。

午後練習はウォーミングアップ後、アジリティのトレーニングを行い、その後、メンバーをシャッフルしての紅白戦を行いました。紅白戦の後はこのキャンプ初となるセットプレーの練習も実施しました。


安定したセービングを見せた曽ケ端選手。


約2時間にわたり、GK練習は続きました。


午後練習前にJリーグ等宮崎協力会の皆さんの表敬訪問を受け、選手を代表して小笠原選手がいちごの差し入れを受け取り、大岩コーチからペナントを贈呈しました。


早速、つまみ食いをした小笠原選手。


ウォーミングアップする選手たち。


チャンスには積極的にシュートを打つ鈴木選手。


高崎選手は昨日に続き、今日もゴールを決めました。


スピードに乗ると止めるのが難しいカイオ選手。高崎選手のゴールをアシストしました。


SBでもプレーした田中選手。


コンビを組んだ小笠原選手から時折、大きな声で指示を受けていた平戸選手。


ジネイ選手は、セットプレーでヘディングシュートを決めました。



チンチロリン


宮崎キャンプ五日目の様子である。
午前はフィールドプレイヤーはプールトレーニング、午後には紅白戦などが行われたとのこと。
紅白戦では高崎が連日のゴールを決めておる。
かなり好調な様子。
石井体制は2TOPの布陣のため、高崎の良さが引き出されておる模様。
その高崎にアシストしたのはカイオである。
左サイドでボールを持ち、中央の高崎へパスを送った。
カイオも調子を上げてきた。
また、懸念となっておる左SBの控えには稔也が抜擢されておる。
層の厚い二列目で1年目よりチャレンジするよりも出場機会に近いのではなかろうか。
古くは94年米W杯に左SBで出場したレオナルドや最近では聖真も経験しておるポジションである。
攻撃の要として重要であり、身に付けて損はない。
そして、ジネイがセットプレイ練習にてヘディングシュートを決めておる。
これは、完全復活と考えて良いのではなかろうか。
開幕まで1ヶ月ほど。
コンディションを更に上げ、レギュラーポジションに名を連ねて欲しい。
楽しみである。


チンチロリン

U-23日本代表・櫛引、1点取った後のピンチで失点しなかったのが大きかった

2016年01月23日 | Weblog
GK櫛引政敏0封、鉄壁防御で勝利呼び込んだ
[2016年1月23日1時53分]


後半、相手選手のシュートに反応するGK櫛引(撮影・清水貴仁)

<リオデジャネイロ五輪最終予選兼U-23アジア選手権:日本3-0イラン>◇準々決勝◇22日◇ドーハ

 日本代表のGK櫛引政敏(22=鹿島)が鉄壁の防御で完封に貢献した。

 イランに何度もゴールを脅かされながらも、スーパーセーブを連発。1-0の延長前半15分には、ペナルティーエリア内で相手MFのM・カリミに打たれたシュートを枠からはじき出した。「延長の1点差だったときに失点しなかったのは、今後の自信になる。1つ1つ戦いながら成長していきたい」。

 今大会は4試合で1失点(PK)のみと、抜群の安定感が光っている。

U-23・櫛引、好セーブ!出場3試合ですべて完封

劣勢だった前半。GK櫛引(左から3人目)がパンチでクリア (共同)

 U-23アジア選手権(22日、日本3-0イラン、ドーハ)試合終了の笛の音が響き渡ると、GK櫛引はピッチの上に座り込んだ。クロスバーに2本のシュートが当たる幸運もあったが、枠内シュート6本を放ったイランに得点を許さなかった。1次リーグでの2試合(北朝鮮戦、タイ戦)に続き、出場3試合ですべて完封。「守備陣が0点に抑えてよかった。キックミスも多かったが一つ一つ戦って成長していければと思う」と振り返った。
(紙面から)

櫛引 神セーブ連発!出場3試合無失点「自信を持っていい」
U―23アジア選手権準々決勝 日本3―0イラン (1月22日 カタール・ドーハ)


<日本・イラン>セーブする櫛引
Photo By スポニチ


 GK櫛引が120分間、最後のとりでとなった。開始2分には頭上を襲った際どいシュートをパンチング。延長前半ロスタイムには至近距離からのシュートを鋭い反応で阻んだ。

 クロスバーに救われた場面もあったが、最後まで守りきり「延長前半、1点取った後に大きなピンチがあったが、そこで失点しなかった。チームとして流れも良かったし自信を持っていい」と胸を張った。これで出場3試合で無失点。準決勝に向けて「チーム全体で全力で勝ちにいきたい」と力を込めた。
[ 2016年1月23日 05:30 ]

【U23】左足1本でファインセーブの櫛引「ピンチで失点しなかったのが大きかった」
2016年1月23日6時0分 スポーツ報知

 ◆16年リオデジャネイロ五輪最終予選兼U―23アジア選手権 ▽準々決勝 日本3―0イラン(22日、アブドゥラー・ビン・ハリファ・スタジアム)

 GK櫛引政敏(22)=鹿島=の再三のピンチをしのぎ、完封勝利を呼び込んだ。

 先制直後の延長前半ロスタイムに相手の決定的なシュートを左足1本でファインセーブ。「1点取った後のピンチで失点しなかったのが大きかった」と笑み。今大会、チームの失点は1次リーグのサウジアラビア戦のPKによる1点だけ。守護神は「チーム全体で守備ができてる。人生で一度きりの五輪に行きたい」と声を張り上げた。

GK櫛引が窮地救った!神セーブ披露
2016年1月23日


 前半、クリアするGK櫛引(左から3人目)=共同

 「サッカー・U-23アジア選手権・準々決勝、日本3-0イラン」(22日、ドーハ)

 GK櫛引政敏(鹿島)が、日本のゴールに鍵をかけた。パワフルなイランの攻撃にもひるまず積極的にプレーした。

 「あと1勝だが、まずはここに勝たないと五輪はなかった。人生で1回の五輪、そのために大切な試合だった」。リードした後の延長前半終了間際には、絶体絶命のピンチで相手MFのシュートをブロック。存在感を放った。

クロスバーが日本を救う…守護神・櫛引もビッグセーブ連発「チーム全体で守備が出来ている」
16/1/23 02:12



[1.22 リオデジャネイロ五輪アジア最終予選準々決勝 U-23日本 3-0(延長) U-23イラン アブドゥッラー・ビン・ハリーファ・スタジアム]

 クロスバーが日本を救った。後半12分、日本は左サイドからクロスを上げられると、FWミラド・モハマディに合わされたヘディングシュートがゴール方向に向かう。ボールはGK櫛引政敏も防ぎようがないコースに飛んだが、クロスバーに跳ね返り、スコアが動くことはなかった。

 3点のリードを奪った後の延長後半11分にも、イランのシュートがクロスバーを直撃。クロスバーによるセーブがなければ、日本のリオ五輪出場の道は断たれていたと言っても過言ではない試合だった。

 しかし、守備陣の奮闘があったのも事実だ。特にGK櫛引の落ち着いたセービングは目を引いた。1点を先行した後の延長前半14分にはイランにゴール前への抜け出しを許すも、判断よく前に出て同点弾を防ぐ。同17分にもビッグセーブを見せて、ゴールラインを割らせることはなかった。

「まずは最後ゼロで抑えて勝てたのが良かった」と話した櫛引。「チーム全体で守備が出来ている。継続して行ければ」と手ごたえを語ると、「勝たないとオリンピックはない。チーム全体で全力で取りに行きたい」と勝負の準決勝に向け、気合を入れ直した。



チンチロリン


完封劇を演じたU-23日本代表の櫛引である。
ビッグセーブに果敢なる飛び出しと、目の肥えたものにはMOMと賞賛される活躍であった。
この試合、櫛引の良さがよく表れておったのではなかろうか。
日本の守護神、そして鹿島の守護神へ。
楽しみなGKである。


チンチロリン

U-23日本代表・室屋くん、絶妙アシスト

2016年01月23日 | Weblog
室屋決勝アシスト、豊川の頭にぴたり合わせた
[2016年1月23日7時12分 紙面から]

<リオデジャネイロ五輪最終予選兼U-23アジア選手権:日本3-0イラン>◇準々決勝◇22日◇ドーハ

 日本は準々決勝イラン戦で、延長戦の末に3-0で勝利を収めた。26日の準決勝で、UAE-イラク戦(23日)の勝者と五輪切符をかけて対戦する。

 DF室屋が貴重な決勝アシストで、チームを勝利に導いた。延長前半6分、右サイドを駆け上がると、DFを切り返してかわしざまに左足クロス。これが相手センターバックのタイミングも外し、ゴール正面でフリーの豊川の頭にぴたりと合わせた。大柄なイランFW陣との空中戦でも譲らず、失点を防ぎ続けた。



チンチロリン


決勝アシストで名を挙げたU-23日本代表の室屋くんである。
右サイドを駆け上がり、豊川の頭にピタリと合わせた。
また、守備でも貢献し、能力の高さをアピールした。
今年、明治大学4年生となる。
プロの争奪戦は激しいものとなろう。
リオデジャネイロ五輪に出場し、プロへと羽ばたくのだ。
良い進路を選ぶことを願っておる。


チンチロリン

U-23日本代表・豊川、数々のエピソード

2016年01月23日 | Weblog
豊川雄太決めた!延長前半決勝ゴール
[2016年1月23日1時41分]


延長前半、ゴールを決め喜ぶ豊川(撮影・清水貴仁)

<リオデジャネイロ五輪最終予選兼U-23アジア選手権:日本3-0イラン>◇準々決勝◇22日◇ドーハ

 途中出場の日本代表MF豊川雄太(21=岡山)が先制ゴールを挙げた。0-0で迎えた延長前半6分、左サイドから放り込まれたDF室屋のクロスに反応し、頭でゴールに押し込んだ。「(室屋)成がよく上げてくれたので、DFとの駆け引きだけだった。駆け引きに勝てました」。ゴールが決まると、一目散にベンチへ向かった。「『やってやったぞ!』というのと、みんなに感謝する気持ちで走りました」と喜びを爆発させた。

 豊川は後半43分にMF矢島に代わって途中出場していた。試合前には「ワクワクします。自分は準々決勝を経験するのは初めて。負けられないプレッシャーを味わうのも、なかなかないことだし、雰囲気にのまれないようにしたい」と宣言。高揚感を最高の形で体現した。

U23日本がリオ王手!延長豊川V弾、中島2発
[2016年1月23日1時10分]


延長前半、ヘディングでゴールを決める豊川(撮影・清水貴仁)

<リオデジャネイロ五輪最終予選兼U-23アジア選手権:日本3-0イラン>◇準々決勝◇22日◇ドーハ

 日本がイランを下し、準決勝に駒を進め、リオ五輪出場に王手をかけた。延長前半6分、右サイドのDF室谷のクロスに、途中出場のFW豊川が飛び込みヘディングで先制ゴール。値千金の1点で勝利に導いた。同後半にはMF中島の2発のゴールで追加点を挙げた。

 準決勝は26日、UAE-イラクの勝者と対戦する。

 前後半までは両チーム、好機を作りながら決めきれない展開が続いた。前半、日本がFW久保の2本のシュートなどで攻めると、イランも再三ゴール前でフリーの選手にボールを集めたが得点には至らなかった。後半に入ると、イランの猛攻がさらに日本ゴールを脅かす。12分には、イランFWのMi・モハマディが放ったヘディングシュートがクロスバーに当たって跳ね返り、数ミリずれていればゴールという窮地もあった。日本は同37分にFW浅野を、同44分にFW豊川を投入するなど、攻勢を狙ったがなかなかチャンスを作れず、防戦一方の後半戦となり、延長戦に突入。120分に及ぶ試合を決めたのが豊川だった。  

 リオ五輪出場権は大会上位3チームまでとなっており、決勝進出を決めれば出場が確定。準決勝で敗れても、3位決定戦で勝てば五輪出場権を得る。

日本五輪王手!遅れてきた男豊川V弾、延長戦制す
[2016年1月23日7時12分 紙面から]


延長前半、ゴールを決め喜ぶ豊川(撮影・清水貴仁)

<リオデジャネイロ五輪最終予選兼U-23アジア選手権:日本3-0イラン>◇準々決勝◇22日◇ドーハ

 リオ世代が8強の壁を打ち破り、6大会連続五輪出場に王手をかけた!! 日本は準々決勝イラン戦で、延長戦の末に3-0で勝利を収めた。延長前半6分に途中出場のMF豊川雄太(21)がヘディング弾。同後半4、5分にMF中島翔哉(21)が連続ゴールを決め、120分間の死闘を制した。26日の準決勝で、UAE-イラク戦(23日)の勝者と五輪切符をかけて対戦する。

 どこからともなくイランゴール前に現れた。途中出場のMF豊川だ。延長前半6分。右サイドでボールを持ったDF室屋が右足から左足へ持ち替えたときだ。イランDFの背後へと隠れ、クロスが届いたときには頭1つ抜けだしてのヘディング弾。「DFとの駆け引きがよかった。『決めてやるぞ』という気持ちでピッチに入ったし、『やったぞ』という気持ちでベンチに走った」。後半43分からピッチに入り、6大会連続五輪出場に王手をかけた。

 手倉森ジャパンでも勝負強さを発揮してきた。最終予選メンバー残り2枠を争った昨年末の沖縄・石垣島合宿。紅白戦の1アシストが実った。常に当落線上にいた存在。昨年11月の神奈川・平塚合宿では、当初メンバー外で追加招集の連絡が入ったが行けなかった。外されたことで、後に移籍する岡山の試合を見に行っていたからだ。1度は干されかけたが、手倉森監督から最後のチャンスを与えられ、指揮官から「2枠は滑り込みじゃない。キーマンになる」と期待された通りの結果を出した。

 勝負強さのルーツは中高時代にさかのぼる。中学3年で熊本・大津高の入部試験を受けた。熊本の中学で有名な存在だったが慢心から落選。「もし次も落ちたら普通の高校に行くしかない。プロになれなかった」という一発勝負の2次試験に再挑戦し、合格した。高校3年、鹿島入団の時もそうだった。強豪大学へ進学予定だったが「記念」で鹿島の練習に参加。ここでも一発勝負でアピールに成功。ほれた当時のジョルジーニョ監督から「一緒に戦おう」と口説かれた。人生が変わった。

 リオ世代では5連敗中だったアジア8強の壁を打ち破った。「一喜一憂してられない。最初から出ても途中から出ても得点取って結果を残したい」。五輪まであと1つ。王手をかけて気を引き締めた。【木下淳】

 ◆豊川雄太(とよかわ・ゆうた)1994年(平6)9月9日、熊本市生まれ。第2さくら体育幼稚園でサッカーを始めた。熊本・大津高に進み、12年にプリンスリーグ九州で得点王。13年に鹿島に入団し、今季は岡山へ移籍。背番号は14。173センチ、62キロ。右利き。

 ◆リオ五輪への道 1次予選突破15チームに開催国カタールを加えた計16チームが最終予選出場。1次リーグ各組上位2位までが準々決勝に進出し3位までに出場権。準々決勝以降は前後半各15分の延長戦あり。それでも決着がつかない場合はPK戦。

途中出場の豊川、リオ五輪王手弾!手倉森監督の交代策ズバリ

延長前半6分、豊川(右)が懸命に体を伸ばしてヘッド弾を決め、均衡を破った(撮影・桐山弘太)

 U-23アジア選手権(22日、日本3-0イラン、ドーハ)リオデジャネイロ五輪最終予選を兼ねた大会の準々決勝で、日本は3-0でイランに勝利。4強入りした。0-0で突入した延長前半6分に、途中出場のMF豊川雄太(21)=岡山=が頭で先制ゴール。同後半にMF中島翔哉(21)=FC東京=が2発を決めた。26日の準決勝(相手はUAEとイラクの勝者)で勝てば、6大会連続10度目の五輪出場が決定。負けても29日の3位決定戦に勝てばリオ行きが決まる。

 ついに、遠かったゴールをこじ開けた。0-0のまま90分を終え、円陣を組んで向かった延長戦。その前半6分、DF室屋の右クロスに途中出場のMF豊川が頭で合わせ、ネットを揺らした。

 「DFとの駆け引きに勝ったかな。『決めてやる』という気持ちでピッチに入ったので、『やってやったぞ』という気持ちでベンチにいきました」

 すぐに歓喜に沸く日本ベンチへと駆け出し、手荒い祝福を受けた。負けたら終わりの大一番は、相手のシュートがバーをたたくなどピンチの連続。手倉森誠監督は「持久戦になれば、コンディションのいい日本が有利」とあえて攻撃の駒をベンチに置き、攻撃に転じるタイミングを待った。後半37分にFW浅野、同43分に当初は先発を予定していた豊川を投入。采配がズバリと的中した。

 「切り札」となった豊川は、昨年12月の沖縄・石垣島合宿のシュート練習で次々とヘディングでゴールを決め、指揮官をうならせていた。身長は1メートル73と高くはないが、「ヘディングは得意。駆け引きでマークを外せば身長は関係ない」と言い切る。今回の代表メンバー23人中、残り2枠を残して最後まで競わせた“サバイバル合宿”で、DF三竿とともに滑り込んでいた。


延長前半、チーム1点目を決めるU-23日本代表・豊川雄太=ドーハのアブドゥラ・ビン・ハリファ・スタジアム(撮影・桐山弘太)

 このゴールもマークに付いていたDFの背後に回り込む、技ありの一撃。2013年に、10クラブ争奪戦となったDF植田とともに熊本・大津高から鹿島入り。当初は「植田のおまけ」という心ない声も聞こえたが、「プロなんだから結果を出して認められよう」と決意した。持ち味のシュートに磨きをかけ、翌14年には、鹿島ではDF内田篤人以来6年ぶりとなる10代での開幕戦先発を奪い取った。

 手倉森ジャパンは、発足後の国際大会で一昨年のU-22アジア選手権、仁川アジア大会とも8強止まり。「(五輪切符を)奪ってみせろよ」。強敵・イラン戦を前に、指揮官は気合を入れ、悔しさを味わってきた選手が壁を乗り越えた。

 「これからますます、しびれる試合になる。日本からパワーを送ってほしい」と手倉森監督。チームは結束したが、まだ喜ぶには早い。6大会連続の五輪出場へ、あと1勝だ。(大石豊佳)

豊川 雄太(とよかわ・ゆうた)

 1994(平成6)年9月9日生まれ、21歳。熊本県出身。大津高から2013年にJ1鹿島へ入団。14年3月1日の甲府戦でJ1初出場、同15日の鳥栖戦で同初得点。今年J2岡山へ期限付き移籍。U-19から年代別代表に選出されている。J1昨季6試合0得点、同通算23試合0得点。J3通算5試合1得点。1メートル73、62キロ。


延長前半、ゴールを決め喜ぶ豊川(左)と中島=ドーハ(共同)


延長前半、チーム1点目を決めたU-23日本代表・豊川雄太(右)=ドーハのアブドゥラ・ビン・ハリファ・スタジアム(撮影・桐山弘太)


前半、競り合う放つU23日本代表・植田直通=(撮影・桐山弘太)


前半、攻め込む室屋=ドーハ(共同)


前半、競り合う植田=ドーハ(共同)


前半、クリアするGK櫛引=ドーハ(共同)


(紙面から)

追加招集の豊川 千金ヘッド!準決勝へ「一喜一憂していられない」
U―23アジア選手権準々決勝 日本3―0イラン (1月22日 カタール・ドーハ)


<日本・イラン>延長前半5分、先制ゴールを決めた豊川(左)を祝福する日本ベンチ
Photo By スポニチ


 延長前半5分、6大会連続10度目の五輪へつなぐ先制ゴールを決めたMF豊川は「成(室屋)がうまく上げてくれた。駆け引きに勝ったかな。決めてやるぞと思ってピッチに出たし、やってやったぞと思った」と語った。

 豊川は0―0の後半43分からMF矢島に代わって出場。右サイドのDF室屋からのクロスに頭で合わせてゴールネットを揺らした。「苦しいしびれる展開だったが、途中出場の僕が点取れば、少しは楽になるのかな、という気持ちだった」と振り返った。

 昨年12月に発表された代表メンバーに自らの名前はなかったが、追加選手として滑り込んだだけに「自分は最後に追加された立場。何かしら結果を残したい」という強いお思いが勝利を引き寄せるゴールを呼んだ。

 勝てば五輪が決まる準決勝では、23日に行われるUAEとイラクの勝者と対戦する。「自信にはなったが、一喜一憂していられない。次勝ってオリンピックを決めたい」と気持ちはすでに前を向いていた。
[ 2016年1月23日 01:35 ]

滑り込み招集の男 豊川が千金Vヘッド!「駆け引きに勝った」
U―23アジア選手権準々決勝 日本3―0イラン (1月22日 カタール・ドーハ)


<日本・イラン>延長前半にゴールを決める豊川
Photo By スポニチ


 リオ切符に王手をかける一撃だ。大柄なイラン相手DFの間に1メートル73の伏兵は潜んでいた。延長前半5分、室屋の左足クロスが入る。途中出場の豊川がDFの間を抜け出し、ドンピシャのヘディング弾を決めた。「(室屋)成がうまく上げてくれた。DFとの駆け引きに勝ったなと。しびれる展開だった。決めてやるぞと思ってピッチに入りました」。ゴールの瞬間、ベンチに走り、全員で喜びを分かち合った。手倉森監督とも抱擁を交わした。

 滑り込み招集の男だ。日本協会は今予選メンバーのうち21人を昨年12月18日に発表。豊川の名はなかった。それでも昨年末の石垣島合宿では紅白戦でアシストを記録するなど懸命にアピールを続け、残り2枠に選出された。最後の最後で選ばれたからこそ「ここに来られなかった人の分まで頑張りたい」と熱いプレーを約束していた。

 昨年3月のリオ五輪アジア1次予選では初戦のマカオ戦で得点をするなど存在感を見せた。一方で昨季の鹿島では出番に恵まれずU―22(現U―23)代表でも当落線上の域を出ることができなかった。「俺は人数合わせ要員なのかな」と明るいキャラクターに似合わず気を落とすこともあった。それでも諦めず、地道にアピールを続けた。大事な舞台で努力は花開いた。

 今季は出場機会を求めてJ2岡山に期限付き移籍する。鹿島OBである岡山の元日本代表DF岩政が鹿島まで訪れ、フロントと話し合いを持ってくれたことに感銘を受けた。鹿島はもちろん、自身を必要としてくれた岡山や先輩に感謝の意を表す意味でもこの予選に懸けてきた。「一喜一憂してられない。次も勝ってリオ五輪切符を獲りたいです」。殊勲の男は力強く前を向いた。

 ◆豊川 雄太(とよかわ・ゆうた)1994年(平6)9月9日生まれ、熊本県出身の21歳。大津高では植田(鹿島)とチームメート。13年に鹿島に入団し、J1通算23試合2得点。今季からJ2岡山に期限付き移籍。U―19から各年代別代表に選出。1メートル73、62キロ。利き足は右。
[ 2016年1月23日 05:58 ]

【U23】滑り込みで代表選出されたドリブラー・豊川が大仕事「次も勝って五輪に」
2016年1月23日6時0分 スポーツ報知


延長前半6分、豊川(左)がヘディングで先制ゴール

 ◆16年リオデジャネイロ五輪最終予選兼U―23アジア選手権 ▽準々決勝 日本3―0イラン(22日、アブドゥラー・ビン・ハリファ・スタジアム)

 追加招集されたドリブラーが大仕事をやってのけた。U―23(23歳以下)日本代表はイラン戦の延長前半6分、途中出場のMF豊川雄太(21)=岡山=が頭で貴重な先制ゴールをたたき込んだ。昨年12月の石垣島合宿でアピールに成功し、残り2枠の代表メンバーに滑り込みで選出された伏兵が、劣勢のチームを救った。

 これぞスーパーサブの働きだ。貴重な決勝ゴールを決めた豊川が、手倉森ジャパンのラストピースとして、大仕事を果たした。

 「セイ(室屋)がうまく上げてくれましたから、僕はDFとの駆け引きに勝ったかなと思います。決めてやるぞ!という気持ちでピッチに入りました。一喜一憂していられない。次も勝って五輪に行きたい」

 2列目からゴール前に飛び込んだゴールは、まさに豊川の形だ。高校時代、FWから2列目のセカンドトップに転向。大津高(熊本)の平岡和徳監督(50)=当時=は「最前線のFWよりも少し下げた方が持ち味が出る。他の選手がなだれ込む時に、ここに来そうだ…と判断する力を持っている。先見の明がある」と才能を見抜いていた。独特の嗅覚が劣勢の日本を救った。

 13年にDF植田と共に大津高から鹿島に入団した。当初は筑波大に進む予定だったが「プロから声がかかったチャンスを逃したくない」と翻意。「入団後に早大の人間科学部の通信課程をこなす」という条件で両親を説得し、プロの世界に飛び込んだ。U―23日本代表でも昨年12月の石垣島合宿で存在をアピールし、今度は滑り込みでメンバー入り。再び土壇場で力を発揮し、窮地のチームを勇気づけて土壇場のゴールラッシュを生んだ。

 手倉森監督が海外組の中心、MF南野を残したまま切ったスペシャルカード。豊川が準決勝でもリオ五輪への切り札となる。

U23“スーパーサブ”豊川がVヘッド
2016年1月23日


 日本-イラン 延長前半、ヘディングでゴールを決める豊川(14)=ドーハ(共同)

 「サッカー・U-23アジア選手権・準々決勝 日本3-0イラン」(22日、ドーハ)

 延長で3点を奪った日本が準決勝進出を決めた。準決勝に勝てば6大会連続となる五輪出場が決まる。延長前半6分に決勝点となる先制ヘッドを決めたMF豊川雄太は「決めてやるぞ、という気持ちでピッチに入りました」と切り札としての務めを果たし、興奮気味に振り返った。

 右サイドのDF室屋からの鋭いクロスに頭で飛び込んだ。「(室屋)成がうまく上げてくれましたから、あとは僕はディフェンスとの駆け引きに勝ったかなという感じです」と値千金のゴールを振り返った。

 このチームではおなじみになっているベンチでゴールの喜びを分かち合うシーンについては、「やってやったぞという気持ちとみんなへの感謝でベンチに行きました」。後半43分からの途中出場となったが、「苦しい、しびれる展開になっていましたので、途中出場の僕が点を取れれば楽になるのかなと」と得点への意識を強く持って試合に入った。

 リオ五輪切符がかかった準決勝へ「最初から出ても、途中から出ても結果を出していきたい」と意気込んだ。




TOP > “残り2枠”に滑り込んだU-23MF豊川が均衡破る先制ヘッド「みんなに感謝」

16/1/23 01:52



[1.22 リオデジャネイロ五輪アジア最終予選準々決勝 U-23日本 3-0(延長) U-23イラン アブドゥッラー・ビン・ハリーファ・スタジアム]

 残り2枠からリオデジャネイロ五輪アジア最終予選のメンバーに滑り込んだMF豊川雄太(岡山)が“鬼門”突破に大きく貢献した。

 一進一退の攻防が続いていた後半43分から途中出場した豊川。「途中出場の僕が点とることができれば、少しは楽になるのかなと。『決めてやるぞ』という気持ちでピッチに入りました」と話した通り、延長前半6分にDF室屋成(明治大)が右サイドから上げたクロスを頭で合わせて、均衡を破った。

「(室屋)成がうまく上げてくれましたから、あとは僕がディフェンスとの駆け引きというところで勝てたかなと思います。『やってやったぞ』という気持ちと、みんなに感謝というところでベンチに行きました」

 U-23代表はその後、MF中島翔哉(F東京)の2得点を追加し、3-0で勝利。これまで手倉森ジャパンは、2014年1月のAFC U-22選手権、同年9月のアジア大会のいずれも準々決勝で敗れていたが、“鬼門”のベスト8をついに突破した。

「僕たち、一つ自信になりました」と4強入りを喜ぶ豊川だが、笑顔はない。「一喜一憂していられないので、次、準決勝いきますし、そこで必ず勝ってリオの切符を取りたいなと思います」と、まずチームについて語ったが、個人としては「最初から出ても、途中から出ても、得点と取るというところで結果を出していきたい」と静かに次戦へ闘志を燃やした。

“試合を決めて来い”と背中を押されて…千金弾のMF豊川「皆を少しでも助けられた」
16/1/23 06:46



[1.22 リオデジャネイロ五輪アジア最終予選準々決勝 U-23日本 3-0(延長) U-23イラン アブドゥッラー・ビン・ハリーファ・スタジアム]

 駆け引きに勝った男は、ゴール前でフリーになった。スコアレスのまま前後半90分を終えて迎えた延長後半5分、右サイドのDF室屋成(明治大)が左足で送ったクロスは鮮やかな軌道を描いて、ゴール前へと向かってくる。そして、落下地点に飛び込んだのが、途中出場のMF豊川雄太(岡山)だった。

 手倉森誠監督が「スタメンは中島(翔哉)ではなく豊川だった」と明かしたように、前日までの準備では先発予定。本人も「前日練習ではセットプレーも僕しか蹴っていなかったし、主力組で練習していたので、先発かなという思いはありました」と明かす。しかし、指揮官から食事の際に「後半途中から行くぞ」と伝えられ、イラン戦はベンチからスタートとなった。

 スコアレスのまま後半を迎えると、ウォーミングアップを繰り返した。「自分の感覚的なもので、残り10分か15分くらいで呼ばれるかなと思っていて、それに合わせてアップをしていました」。そして、後半43分に満を持してピッチへと送り込まれる。「試合を決めてこい」(手倉森監督)と背中を押されて――。

 迎えた延長前半5分、試合の均衡を破る一撃を叩き込む。右サイドでボールを受けたDF室屋成(明治大)が深い切り返しから左足でクロスを送ると、「相手2CBの間にクロスが上がる瞬間にポジションを取った」豊川がフリーでゴール前に走り込む。落ちてくるボールに合わせて宙を舞うと、ヘディングで合わせたシュートはネットを揺らし、価値ある先制ゴールが生まれた。

「ディフェンスとの駆け引きに勝てた」ことでフリーになったが、そこにボールが来なければゴールには結び付かない。だからこそ、「成のボールがすごい精度が高くて良かった」とアシストした室屋への感謝を示すと、「すべてがイメージどおりのゴールでした」と満足気に振り返った。

 ゴールが決まった瞬間、喜びを爆発させた豊川は一目散にベンチへと駆け寄り、歓喜のパフォーマンスを披露する。ダンスを踊っているように見えたが、「あれは踊りじゃないです」と否定すると、「ただ、意味が分からんようになって、変になっちゃったんですよ。興奮し過ぎました」と苦笑した。

 指揮官の期待に応える値千金の先制ゴール。この得点で勢いに乗ったチームは、その後MF中島翔哉(F東京)に2得点が生まれて3-0の快勝を収めた。殊勲の男は「皆を少しでも助けられたかなと思います」と充実の表情を見せた。

(取材・文 折戸岳彦)

【リオ五輪予選】価値ある先制点を挙げた豊川。得点後に歓喜の舞(?)も「あれは踊りじゃないです」
サッカーダイジェスト編集部
2016年01月23日

「自分の中では、けっこうシビれる感じでした」(豊川)


巧みなポジショニングから正確なヘッドで先制点を突き刺した豊川。追加招集で呼ばれた男が大仕事をやってのけた。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

 一進一退の攻防が続くスリリングな試合展開において、0-0で迎えたイラン戦の延長前半に値千金の決勝点を奪ってみせる。途中出場から大仕事をやってのけ、ベスト4進出の立役者となった豊川雄太のコメントをお届けする。

【リオ五輪予選PHOTOダイジェスト】日本 3-0 イラン

豊川雄太(岡山/FW)

――見事な先制点でした。

 ヘディングは得意ですし、DFとの駆け引きに勝って、(室屋)成のボールもすごく良かった。すべてイメージ通りです。

――どのような駆け引きを?

 普通に競り合っても勝てないだろうから、2CBの間にポジションを取って、それで、どフリーな感じになりました。

――得点後になにか踊っていたように見えましたけど?

 いや、あれは踊りじゃないです。意味が分からんようになってしまって。自分の中では、けっこうシビれる感じでした。

――交代で入る時、監督からはどんな指示がありましたか?

「試合を決めてくれ」という感じでした。

――緊張はしましたか?

 しましたね。今までにないプレッシャーを感じていました。緊張しないでおこうと考えていましたけど、やっぱり緊張しました。

――イランの選手は疲れているなという感触はありましたか?

 そうですね、身体も強かったですし。それ以上に、日本の選手が頑張ってくれていて、どうしてもなにかしら助けてあげたいという気持ちでした。



チンチロリン


決勝点となる先制弾を決めたU-23日本代表の豊川である。
拮抗した試合の流れを日本に引き寄せたヒーローにスポットが当たっておる。
追加招集の滑り込み男がここまで活躍するとは、あの時点で予想しておったものは少なかろう。
その豊川の様々なエピソードが報じられる。
慢心で高校のセレクションに漏れて2次試験に挑んで合格したこと、大学進学を考えていたが記念で鹿島の練習参加して入団を勝ち取ったこと、「入団後に早大の人間科学部の通信課程をこなす」という条件で両親を説得したこと、11月の合宿に追加招集の声が掛かったが後にレンタルに行くこととなる岡山を見学しておったこと、岩政が鹿嶋まで足を運びフロント話し合ってくれたことで岡山へのレンタルが実現したこと、などが伝えられておる。
面白い逸話が満載と言えよう。
明るいキャラクターで周囲を盛り上げ、セットプレイも得意。
それ以上に勝負強さがこの試合で証明された。
ジョルジーニョに口説かれてプロも門戸を叩いた豊川の活躍は心から嬉しい。
日本を五輪に連れて行くのだ。
楽しみである。


チンチロリン