鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

徳島・アレックス、左膝内側半月板損傷

2016年01月24日 | Weblog
アレックス選手の負傷について
アレックス選手が、かねてより負傷していた左膝の手術を徳島県内の病院でおこない、下記のように診断されましたのでお知らせいたします。

【アレックス選手 負傷の詳細について】
■診断名 左膝内側半月板損傷
■手術日 1月22日(金)
■全治 約2か月(手術日より)



チンチロリン


左膝内側半月板損傷により2ヶ月の戦線離脱となる徳島のアレックスである。
これは痛い。
開幕は絶望である。
とはいえ、ここは受け入れるところ。
復帰後に大きな戦力となるのだ。
回復の報を待っておる。


チンチロリン

サッカー教室にて楽しい時間

2016年01月24日 | Weblog
宮崎キャンプ7日目


宮崎の小学生を対象にしたサッカー教室を行いました。

016 宮崎キャンプ 1/24
2016年01月24日(日)

宮崎キャンプ7日目は、宮崎市内の小学生15チームとのサッカー教室を行いました。97名の子どもたちが参加し、粉雪が時々舞う中、約2時間にわたり選手と一緒に楽しい時間を過ごしました。


昌子選手がロッカーから出てくる選手を撮影しました。

大岩コーチの司会でサッカー教室がスタート。選手を代表して西会長があいさつしました。


ウォーミングアップでは鬼ごっこを行いました。選手たちは小学校訪問で慣れていることもあり、鬼が手をつないで囲み漁の要領で追い詰めました。


鬼のジネイ選手は、子供を抱き上げて確保。


柴崎選手も捕まえた子供と一緒に追っかけました。

GKは、プロのシュートをセービング。


背後から子供にマンマーク。

試合の順番待ちの選手は子供たちと戯れていました。


ドリブルでは容赦なく抜きにかかった赤崎選手。赤崎選手のチームは2位で惜しくも決勝トーナメント進出は叶いませんでした。


カイオ選手のチームは小さい子や女の子が多くいましたが、見事に決勝トーナメントに進出しました。試合待ちの時間にカイオ選手が日本語でアドバイスをおくり、アジリティのトレーニングも行いました。


低学年クラスでは小笠原選手と垣田選手のチームが優勝しました。


中学年チームの決勝戦は0-0からPKの末、ジネイ選手のチームが優勝しました。

サッカー教室の閉会式で、グループリーグ優勝チームに選手サイン入りボールをプレゼン。子供たちからはイチゴをいただきました。

サッカー教室後、石井監督をはじめ、コーチ、スタッフ陣が地元の方たちと懇親サッカーを行いました。




チンチロリン


サッカー教室を行った鹿島である。
楽しい時間がよく伝わってくる。
サッカーを通じての交流は素晴らしい。
また、選手も厳しいキャンプの合間に気分転換出来たことであろう。
明日からまたハードな練習に戻る。
開幕に向け準備するのだ。
楽しみである。


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U-23日本代表・三竿、どんな立場でもチームの勝利に貢献しようという気持ちが強いです

2016年01月24日 | Weblog
U-23日本代表 準決勝を見据えて各自がコンディション調整
2016年01月24日

AFC U-23選手権 カタール 2016(リオデジャネイロオリンピック・アジア最終予選)に出場しているU-23日本代表は、1月23日の現地時間10:30(日本時間16:30)から練習を行いました。
22日の準々決勝に先発出場した選手、途中交代で出場時間の長かった浅野拓磨選手、豊川雄太選手は、滞在しているホテルのプールでリカバリーに努めました。
右足を痛めている鈴木武蔵選手は、準決勝へ万全を期すためにドーハ市内の病院で検査を受けました。また、イラン戦を発熱で欠場した井手口陽介選手は、前日に続いてホテルで静養となっています。
練習に参加したのは、GK杉本大地選手、牲川歩見選手、DF松原健選手、山中亮輔選手、奈良竜樹選手、三竿健斗選手、MF大島僚太選手、南野拓実選手の8人です。中2日で連戦を消化してきたこれまでと異なり、準決勝までは中3日の試合間隔があります。そして、チーム一丸となって戦ってきた中で、彼らもまた厳しいゲームを乗り越えてきました。
そういったことも考慮され、この日の練習は体を追い込むものではなく、コンディションの調整に主眼が置かれました。ウォーミングアップに続いて、手倉森誠監督が用意したメニューがサッカーテニスです。
2人1組でポイントを競い合う攻防を、選手たちはリラックスしながら楽しんでいました。審判役の手倉森監督や秋葉忠宏コーチも、笑顔で選手たちに声をかけます。
その後は、早川直樹コンディショニングコーチのもとに集まります。選手たちは設定されたタイムに基づいてダッシュとジョギングを繰り返し、心地よい汗を流しました。
夕食後には、大島選手と西芳照シェフの誕生日をみんなで祝いました。
24日も現地時間の午後から練習を実施します。なお、23日に開催されたアラブ首長国連邦対イラクの準々決勝は、延長戦の末にイラクが3-1で勝利しました。この結果、26日の準決勝で日本はイラクと対戦することが決まっています。

監督・選手コメント
手倉森誠 監督(U-23日本代表監督)
準々決勝は延長戦までもつれました。準決勝に進出するのは簡単ではないと感じられる突破の仕方が、われわれにとって良かったと思います。次の試合まで中3日あります。これまでより休養が1日多いので、頭と体を少し休ませることができます。今大会の日本は勢いがあると言われているのなら、準決勝に勝利してリオデジャネイロオリンピックの出場を決めないと、本当に勢いがあったのかと思われてしまいます。選手たちはピッチの上で、これまでつかんできた自信を示してくれるでしょう。

DF #2 松原健 選手(アルビレックス新潟)
僕たちの世代はベスト8で敗退することが続いていたので、準々決勝を突破できたことで本当に勢いに乗っていると感じています。チームの雰囲気も良いので、次の試合でオリンピックの出場権を獲得し、優勝まで突き進みたいと思います。これからもチームとして勝っていくことが大事なので、24、25日としっかり準備をしていきます。サウジアラビア戦で痛みを感じた右ひざは、心配するものではありません。

DF #6 山中亮輔 選手(柏レイソル)
準々決勝は仲間に託して祈るような気持ちで見ていましたが、僕だけでなくベンチのみんなが声を出し続けて、チーム一丸となって戦うことができていると感じました。一つ一つの試合に向けて全員がいい準備をしているからこそ、ここまで結果が出ているのだと思います。試合に出た選手が準決勝進出を勝ち取ってくれましたので、僕も100パーセントの状態で次の試合を迎えられるように、コンディションを整えていきます。

DF #17 三竿健斗 選手(鹿島アントラーズ)
今大会はチームがひとつになって戦えているので、準々決勝も絶対に勝てると信じていました。準決勝に勝ち上がったことで、さらにまたチームがまとまっていけると思います。僕自身はそれほど疲労を感じていませんので、ピッチに立ったら自分の持ち味を出し切りたいです。試合に出たい気持ちはもちろんありますが、どんな立場でもチームの勝利に貢献しようという気持ちが強いです。


スケジュール
AFC U-23選手権 カタール 2016
1月13日(水) 1-0 グループステージ第一戦 vs U-23朝鮮民主主義人民共和国代表
(@Grand Hamad Stadium)
1月14日(木) AM トレーニング
1月15日(金) PM トレーニング
1月16日(土) 4-0 グループステージ第二戦 vs U-23タイ代表
(@Grand Hamad Stadium)
1月17日(日) AM トレーニング
1月18日(月) 17:45 公式トレーニング(@Suhaim Bin Hamad Stadium)
1月19日(火) 2-1 グループステージ第三戦 vs U-23サウジアラビア代表
(@Suhaim Bin Hamad Stadium)
1月20日(水) AM トレーニング
1月21日(木) TBC 公式トレーニング(@未定)
1月22日(金) 3-0 ノックアウトステージ準々決勝 vs U-23イラン代表
(@Abdullah Bin Khalifa Stadium)
1月23日(土) AM トレーニング
1月24日(日) PM トレーニング
1月25日(月) PM トレーニング
1月26日(火) 16:30
ノックアウトステージ準決勝 vs U-23イラク代表
(@Abdullah Bin Khalifa Stadium)
1月27日(水) AM トレーニング
1月28日(木) PM トレーニング
1月29日(金) 17:45 ノックアウトステージ3/4位決定戦
(@Jassim Bin Hamad Stadium)
1月30日(土) 17:45 ノックアウトステージ決勝
(@Abdullah Bin Khalifa Stadium)
※時間は全て現地時間



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チームの一体感を語るU-23日本代表の三竿である。
準決勝への勝ち上がりで更にチームはまとまると言う。
出場機会には恵まれぬが、この大会を通じて得るものは大きい。
大きく成長して鹿島に合流するのだ。
楽しみなボランチである。


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宮崎キャンプ 6日目の様子

2016年01月24日 | Weblog
2016 宮崎キャンプ 1/23
2016年01月23日(土)

宮崎キャンプ6日目の午前練習ではセットプレーからのカウンター練習を行いました。午後からは宮崎産業経営大学と30分×3の練習試合を行い、平戸選手、中村選手のゴールで2-0と勝利しました。


選手全員での鳥かごで練習がスタート。


セットプレーのキッカーは遠藤選手。

激しく競り合う選手たち。


セットプレーの練習後、15分の自由練習が行われました。練習後に2タッチのリフティングゲームでミスした高崎選手は土下座までして、再ゲームを迫っていました。



右サイドで攻守に躍動した西選手。


冷静にゲームメイクした柴崎選手。

練習試合では、バーに直撃したシュートもありました。


終了間際のチャンスを外し、悔しがった垣田選手。


3本目に登場した小笠原選手はいつも通り、ゲームをコントロール。


徐々にコンディションが上がってきているジネイ選手。


先制ゴールを決めた平戸選手。


2点目を落ち着いて決めた中村選手。



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宮崎キャンプ六日目の様子である。
午前中にはセットプレイからのカウンター練習を行ったとのこと。
鋭い反撃でピンチをチャンスに変えるのだ。
午後は対外練習試合である宮崎産業経営大学とのゲームを行った。
若手とベテランをミックスしたチームにて3本をこなした。
まだまだ、この時期はコンディションを調整中であり、本来の力を出し切る状態ではない。
とはいえ、このチームの中心は小笠原満男であることが見て取れる。
3本目に出場すると、チームの雰囲気を一変させ、2得点をもたらす原動力となった。
今季もまた小笠原主将と共に勝利を積み重ねることとなろう。
楽しみである。


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町田、1日も早く試合に出たい

2016年01月24日 | Weblog
DF 町田浩樹 各年代の代表経験
DF町田浩樹(18)=つくば市出身=は188センチの長身に加え左利きと、才能に恵まれた。左のセンターバック(CB)は左利きが有利なポジション。「左利きのCBは今の鹿島にはいないので武器にしたい」と意気込む。

鹿島での日々が才能に磨きをかけた。



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類い希な才能を持つ町田である。
年代別代表にて常に主軸としてCBのポジションを担ってきた。
小学校4年生から鹿島の下部組織に所属するが、ジュニアユース時代にMFからCBにコンバートされた。
将来性を見込んだ指導者の判断は正しかったと言えよう。
その町田が影響を受けた二人は中田浩二と小笠原満男。
同じ左利きの守備的選手として中田浩二には手本となることが多い。
町田のユース時代には、トップとの練習試合にて中田浩二から直接指導を受けておる。
また、昨年のNYCに出場した際にはミスを満男に叱咤され、プロの厳しさを知った。
「反則してでも止めないといけない場面がある」と厳しく注意されたとのこと。
技術・メンタルを伝える先輩が鹿島に存在することは幸せである。
この鹿島の中で大きく成長し、鹿島の勝利に貢献するのだ。
楽しみな逸材である。


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練習試合 宮崎産業経営大学戦

2016年01月24日 | Weblog
鹿島宮崎キャンプ 田中、ドリブルで好機演出

宮崎産業経営大との練習試合でヘディングシュートを放つ鹿島・高崎=宮崎市宮崎産業経営大との練習試合でヘディングシュートを放つ鹿島・高崎=宮崎市

J1鹿島の宮崎キャンプは23日、KIRISHIMAハイビスカス陸上競技場で行った。午後から宮崎産業経営大学と今季初の練習試合に臨み、平戸と中村がゴールを決め2ー0で勝った。石井監督は昨季の主力組を分散させて起用し、新加入や控え組の状態の見極めに余念がなかった。

練習試合は30分3本で実施。1本目に起用された高崎は「最初の試合にしては動けた」と、188センチの長身を生かして何度もゴールに迫り、好調さをうかがわせた。

午前練習で左サイドバックの山本が腰を痛め出場を回避。2本目までは田中、3本目は平戸と、2人の新人が試された。田中はドリブル突破で好機を演出。平戸は戦況を読みながら前線に上がり、シュートのこぼれ球に詰めて先制点を挙げた。平戸は「出来はよかった」と手応えを口にした。

新人たちに負けじと、主力組も奮闘。3本目から出場した小笠原が攻撃を活性化させると、中村が右クロスを足で合わせ2点目を決めた。中村は「得点だけが全てではない。ゲーム感はまだまだ」と表情を引き締めた。 (藤崎徹)



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今季初の対外練習試合を行った鹿島である。
宮崎産業経営大学と30分3本実施したとのこと。
高崎はゴールこそなかったものの好調さをアピールした様子。
また、重要なポイントとして左SBとして稔也が1本目と2本目、平戸が3本目に出場した。
稔也はドリブルにて好機を演出し、持ち味を出したとのこと。
テクニックを活かし、面白い存在となっていくのではなかろうか
平戸は両足が使えるところをアピールした様子。
クレバーな攻め上がりは、平戸の特長を出しておる。
ジネイのシュートのこぼれ球を決めるところは、持っている選手とも言えよう。
この時期の練習試合とはいえ、完封勝利は幸先が良い。
若き選手の底上げでシーズンを戦っていくことが伝わってくる。
楽しみである。


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U-23日本代表・植田、あの時と同じだな

2016年01月24日 | Weblog
「あの時と同じ」「一瞬のひらめきで変えた」…豊川の劇的なヘッド弾に秘められた舞台裏

豊川雄太(右)は延長前半に値千金の決勝ゴールを奪った [写真]=Getty Images

 右サイドバックの室屋成(明治大)が巧みな切り返しから左足でクロスボールを送り込む。2枚のセンターバックの間へコントロールされたボールに頭で合わせたのは、MF豊川雄太(ファジアーノ岡山)。リオデジャネイロ・オリンピック アジア最終予選準々決勝イラン戦の延長前半6分、後半終了間際に交代出場してきた元気者が見事に決勝点を奪い取り、この試合のヒーローとなった。

 そのゴールを後方から見つめ、狂喜していたのはDF植田直通(鹿島アントラーズ)である。大津高時代からの同級生は「ものすごく、うれしかった」と破顔一笑した上で、「試合が終わった後、『あの時と同じだな。本当に一緒だったな!』という話をしていました」と明かしてくれた。「あの時」というのは、今から約3年半前の2012年6月5日のこと。熊本県の水前寺陸上競技場で行われたインターハイ県予選決勝、熊本工業高戦の話。0-0のまま延長戦までもつれ込む中、同じようなクロスから豊川がヘディングで決勝点を叩き込んだシーンを指す。

 このゴールが決して偶然の産物でなかったことをよく示すエピソードだが、もともと手倉森誠監督もMF関根貴大(浦和レッズ)やMF前田直輝(横浜F・マリノス)といったJ1での実績を持つワイドハーフの候補がいる中で豊川を選んだ理由として、「クロスボールに飛び込める」、「ヘディングに強い」、「ボールを持っていない時に仕事ができる」ことを挙げていた。ゴールシーンはまさにその賜物である。

 右サイドバックの室屋がボールを持った時点で「(室屋)成なら上げてくれる」と動き出す。狙ったのは2枚のセンターバックの間。身長173センチの体では屈強なイランDFを相手に「普通に競り合っても勝てない」(豊川)だけに、大事なのはタイミングと駆け引きだったが、これが絶妙にハマった。もちろん動き出しだけではなく、速いクロスに対してしっかり頭でミートするヘディングの技術あってこそ。「すべてイメージどおり」という言葉もうなずけるハイレベルなゴールだった。

 実はこの試合、豊川は先発予定で、それもヘディングの強さを買われてのものだった。非公開となった前日練習では「セットプレーの練習では、僕にしか蹴っていなかった」というくらいに明確な方針だったのだが、当日の朝になって「一瞬のひらめきで変えた」と手倉森監督が豊川を呼んで「スタンバイ(交代選手)でいってくれ」と話すことに。大一番で先発という緊張感から一転、気落ちしてもおかしくないが、ここで気持ちを切り替えてベンチメンバーとしてムードメーカーの役割を果たせる人間性もまた豊川の魅力である。

 手倉森監督は「23人中22番目に選んだ」と言う豊川をこの試合のどこかで投入することは事前に決めていた。「ゲームがこう着状態になった際、豊川の得点力と先制した後の守備力が効いてくる」という読みの上で、87分になって「延長へのアイドリングだ」とピッチに送り出す。延長突入前に助走時間をつけたのは、「ちょっと今までにない雰囲気で緊張していた」という豊川に対する配慮でもあったのだろう。

 送り出された豊川もまた、「自分を選んでくれた」指揮官に対して「何かしら結果を残さないといけないとは思っていた」という熱い思いをピッチで表現することにためらいはなかった。勝利を呼び込むゴールを奪い、ベンチでは指揮官と熱い抱擁を交わす一幕について記者から突っ込まれると、「抱き合ったけれど、僕は抱き切れなかった。(何かが太すぎたわけではなく)手が短くて届かなかった」と笑いを誘うあたりも豊川らしかった。

「しびれる経験だった」と少し感慨深げに話した豊川は同時に、「まだ切符を、(リオ行きの)切符を取ってないですから」とも続けた。確かにあと一勝という段階までは来たが、そこで負けては準々決勝の価値も雲散霧消する。26日の準決勝に向けて「次ですね。次も得点を取る気持ちでやっていきたい。リオの切符を取る。それができれば最高です」と言って、彼らしい快活な笑顔を浮かべていた。

文=川端暁彦

U23豊川V弾は高校総体と同じ「駆け引き勝ち」
[2016年1月24日7時51分 紙面から]

<リオデジャネイロ五輪最終予選兼U-23アジア選手権:日本3-0イラン>◇準々決勝◇22日◇ドーハ

 MF豊川が劇的な五輪王手弾を決めた。後半43分に「延長戦へのアイドリング」(手倉森監督)と投入され、迎えた延長前半6分。DF室屋の右クロスにフリーで頭を合わせて均衡を破った。「動き直して2センター(バック)の間に裏から入り込めた。駆け引き勝ち」。師匠の元日本代表DF岩政直伝の「大樹ヘッド」で均衡を破った。

 熊本・大津高で同期のDF植田も後方から見ていて興奮した。「総体と同じやな」。12年の県高校総体決勝。熊本工から延長前半に豊川が奪った決勝ヘッドと同じ形を、負ければ終わりの大一番で再現した。豊川も「全く同じことを考えていた。得点した時は最も興奮した。とにかく決勝トーナメントで決めると公言してきたので良かった」と実現に胸を張った。

 一夜明けた23日はホテルで回復に努めた。「大事なのは次」と言った。



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イラン戦の豊川のゴールについて想い出を語る植田である。
大津高校の同級生の二人は、共に高校サッカーを戦った。
インターハイ熊本県予選での劇的ゴールに重ね合わせた。
この際もクロスからヘディングにて決勝点を叩き込んだとのこと。
決して大きな選手ではない豊川ではあるが、駆け引きとポジショニング、そして技術によってヘディングによるゴールを決めておる。
その能力を評価して手倉森監督が追加招集した。
同ポジションの他選手に比べて別の才能を有しておるのだ。
この力で日本にもっと多くの勝利をもたらせ。
そして、岡山をJ1に昇格させるのだ。
期待しておる。


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