EMIとTABOの将棋世界

映画と海外ドラマの3行日誌。ネタバレしてません(たぶん)。ときどき辛口で失礼します。

6月の予定

2007-05-31 10:21:46 | 日常
6月は予定としては文部科学杯小中団体県予選大会(日程未定 なんとか3人集まったので出る予定)と道場の昇級昇段戦、県大会予選(日程未定)が入っている。そうそう、6月は第3週にアマ竜王戦があるので、どんな組み合わせになるのか、楽しみが多い。アマ竜王戦といえば、宮崎県ではないのだが、代表になった人が出場するかどうか迷っていて…という話を聞いた。代表になったとまどいがあるのかもしれない。実力にまだ及ばないのに、という謙虚な気持ちもあるのだろう。他県ではあるが、なんとなく若い人の方の気持ちがわかるような気がして、だけど出てほしいなあ、きっと多くのものを得られるに違いない、と思っているところ。実はたぶん一方的にこちらは面識があり、そっと見守ってあげたいが、口も出したい、という複雑な思いだ。兵庫の大会で逢っただけでそう思うのだから、近くにいる将棋の人たちは、ほんと、歯がゆいというかなんというか、周囲の方たちの思いも想像がつく。だけどもしTABOかEMIが突然運良く代表になったら、どうだろう。先日の綾の大会、TABOの日記を読んだら「とにかくAに出られてよかったです」と綴っていた。Aに出るためにここしばらく毎日の将棋の勉強にちょっと気合を入れていたのを知っていたから、カヤ盤よりもAに出たことがTABOにとって最大の成果だったのだ。やっぱりどう考えてもうちの子たちだったら、絶対出るだろう、何をおいても。だって全国の強豪と対局できるんだもの!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仕事が忙しくて

2007-05-31 09:39:27 | 日常
自分の教室に新しい特設コースを作ったので、なんだかんだと忙しい。うちの教室はどこにも宣伝していないのだが、唯一いつも行っている歯医者さんにだけチラシを掲示してもらっている。この歯医者さんは以前、育児ミニコミ誌「ティーパーティー」一冊100円 を作っていた頃からの縁。「歯医者さんのページ」で、乳幼児のおかあさんの質問に答えるという形の記事を書いてもらっていて、大変お世話になった。締め切りがきっちりあり、しかも記事は反響が大きかったので、よく引き受けて書いてくださったと思う。今も将棋のポスターや案内の掲示を快く引き受けてくださっている、ありがたい歯医者さんだ。さて特設コースは志望高校ごとに定員1名から2名という、まさに「特設」。どうしてもその志望校に入りたいと本人が強く希望しているのが条件。金額はうちにしてはやや高め(月額25000円)。それから四月からできた高校生のための国公立大学受験コースも忙しい。おかげで教室時間が夜7時半を過ぎるようなった。そんなわけで、EMIとTABOは帰宅後道場に直行。夕飯はかろうじてやや時間が重なるが、その後いろいろな勉強があり、話せる時間が寝る前の数分か、朝、という日が多くなった。きのうはEMIが「道場で24をして、10級から始めてまだ負けが1だから勝率が高い」。TABOは「おかあさんが知らないと思う名前のわからない平日だけきている人と指した」。それから寝る前に2人で指してTABOが勝った。TABOの小指はまだ腫れているが痛みはなくなった。YOUは高校総体なので土曜日は終日授業がある。そんなことを短い時間に聞いた。夏休みは夏期講習(前期5日後期5日3万円定員3名)を予定しているので、なかなか道場に行けないかも(私が)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

次の一手

2007-05-30 09:04:20 | 日常
アマ連の詰め将棋と次の一手解答が発表になっていて、TABOが次の一手解答初の一番目だった。さっそく次も一番をと問題とにらめっこしていたが、今回は難しい~と考えているうちに寝てしまった。そのTABO。右手の小指を突き指したようだ、というので聞いてみたら「教室でスキップしていて机で打った」らしい。少し根元がはれているみたいなので、シップして登校した。スキップしているTABOを想像するとおかしい。ところで週刊将棋新聞のロータリー。聞いたら1問目が、駒余りだけど短い手数で詰むのではないか、という。EMIはまだ自分で確認していないそうだ。きょうは水曜なので、EMIもTABOも5時限だから4時までには道場に行けるかも。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

余詰?

2007-05-29 20:08:51 | 将棋関連
最新号の将棋新聞。ロータリーの1問目に余詰があるのではないか、とTABOが言うのだが…本当だろうか、みなさん、どうですか?
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大きな一歩

2007-05-29 09:09:55 | 日常
実は最近大きく変わったことがある。以前ここのプログのコメントに、あみゅーるさんからEMIに向けて、「TABOと指すべき」という書き込みがあった。うちは原則的に子どもたちはネットをしない。道場で限定で24をさせてもらうか、もしくはEMIやTABOに向けて書き込みがあったときに読ませるか、それからEMIが詰将棋を出すときだけ、パソコンに向かう。あみゅーるさんのコメントを読んでから、EMIはしばらく考えていたが、「わかった、TABOと指すわ」と言ったのだった。以来道場のない月曜日の夜と、比較的早く帰れる土日、それから平日の夜もたまに、2人で指すようになった。時間は一分将棋で、限定1局。たいがい15分程度で終わる。それから感想戦をていねいにするので、寝る時間まで検討が続く。きのうはEMIが勝ち、TABOの序盤に問題があったということで、2人で延々と検討していた。とにかく一局しか指す時間がないので、2人とも負けたくなくて真剣。1年前くらいに2人で指したことがあったが、あのときはTABOが一方的にEMIを押えて終わりだった。ところが1年経って再開してみると、TABOがわずかながら強いように思うがおたがいに課題がよく見えるいい将棋。新しい試みをおたがいにぶつけられる上にどこまでも検討できるので、毎回勉強になっているようだ。よかった…。あみゅーるさん、モゥ兄弟さん、ありがとうございます。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

目先の勝ちにとらわれない

2007-05-28 14:39:08 | 日常
TABOは自分に今何が必要かわかっている、という話の続き。それが何か、とずっと考えていたが、もしかしたら「負ける対局」なのかなあ、と思った。TABOは普段はのんびり屋さんで滅多にけんかもなく、おだやかな性格だ。ところが勝負事になるとまるで人が変わる。人生ゲームでもモノポリでもナポレオンでも絶対に負けはいや。特にモノポリと人生ゲームは架空ではあるがお金がかかっているので、1円でも損は許せない。そんな性格だから、将棋の大会はどんなことがあっても勝たないと気が済まない。ところが今回TABOは、目先の勝ちを選ばずに遠くの勝ちを選んだ、ような気がする。今は負けの対局をすることがいつか勝ちにつながる、そんなことが体感でわかっているのかもしれない。なにか強い理由がなければあんなに言い張らないものね…。Aで上げた1勝は大きい。何人も大人の方たちが励ましてくれた。そしてAで喫した2敗も大きい。EMIもTABOも帰ってから落ち着いてまた将棋に取り組んでいた。今は負けを恐れずに勉強し続けることだ。それにしても親のできること、かけられる言葉は日ごとに少なくなる。むしろ教えられることの方が多くなった。きのうTABOに教えられたこと。「今勝たなくてもいい。越えるために負けなくちゃいけないこともある。負けなくちゃ越えられない」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Aクラスに出たTABO

2007-05-28 08:43:19 | 将棋関連
きのうの綾の大会、決勝戦などの写真がこちらで公開になっています。
ぜひご覧ください。

大分県将棋掲示板
http://6326.teacup.com/syunaidar/bbs

TABOはこの大会から初めて大人のAクラスに参加した。Aに出ることについて、私には迷いがあった。昨年は小学生クラスでEMIもTABOも3位。まだ優勝していないので、やはり順序としてきちんと優勝してから上に上がる方がよいのではないか。賞品も今年はちゃんと脚つき将棋盤だった(去年は脚がついてなかった)。 参加料金2000円が惜しくない対局ができるのか(大人の部は2敗した段階で終わる)。また先週泣きながら日記を書いたTABOが、また勝つ見込みがないパートで精神的に大丈夫なのか。しかし先生もTABOに「Aで行け!」と言ってくれたし、TABOがAで出ることについて、当日の周囲の反応は意外にも「当然」という感じだったので、そんなに心配することはなかったようだった。なにより本人がどうしてもAと言い張るので、これはなにかあるのかもしれないと思ってAで参加したのだ。対局内容は、悪くなかった。勝ちにはあと少し及ばなかったが、来年は勝ち上がれる期待がもてる内容だった。ぎりぎりのところで対局するTABOを見ながら、なんとなくTABOがAを望んだ理由がわかるような気がした。うまく言えないが、TABOは強くなるために今の自分に何が必要か、わかっているんだと思う。予選落ちしてかげで泣いて帰ってきたTABO。心配していた日記は、担任の先生が出張で、きょうは提出しなくてよかったそうで、きょう書くそうだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

綾の将棋大会

2007-05-27 20:53:02 | 将棋関連
7時20分に道場の先生の車に乗せてもらって、綾へ。そこで衝撃的な光景にぶつかる。なんと体育館の入り口に支部アマ名人に輝いた早咲さんがいらっしゃるではないか。最初は何が起こったかわからずに、Aクラスで出る人たちが到着する度に「早咲さんが」「早咲さんが」という衝撃波だけが伝わっていった。普通に申し込み、普通にリーグから指すということがわかるまでに数分。子どもでも子どもクラス以外に出る場合は2倍の2000円なので、もしTABOが早咲七段とあたったら、2000円は安い、と頭の中で勘定した親であった…。が、しかし早咲七段があたったのは、よりによって昨日発熱しきょうは腹痛というA君であった、残念、…かわってほしかった。TABOはAクラスに挑むも1勝2敗で予選落ち。実戦不足という課題が残った。それからEMIはCで出て、予選通過したが決勝リーグで敗退。序盤のミスが最後まで響いた対局内容だった。子どもクラスは、誰が一位になってもおかしくないもつれ状態の決勝リーグの中で、4年の子が優勝した。特筆すべきはアマ竜王榎木君の奮闘ぶり。順当に勝ちあがり、師匠の星子先生に勝ち、鹿児島の代表クラスに勝ち、決勝は支部名人戦でお世話になった早咲七段。どこまでもつだろう…県代表として恥ずかしくない将棋をしてほしい。みんなそういう思いで、決勝を観戦していたはずだ。むし暑い上に何重にも人垣ができていて、中のふたりは相当暑かったと思う。一局目、千日手で指しなおし。ニ局目、榎木君は負けてしまったけれど、すがすがしい敗退だった。ものすごーくがんばった、と思う。1年前、実は三股道場で習った中学生の一人、なのだが、当時よりとっても成長したのではないだろうか。2人の対局を見て、とても充実した気持ちで帰宅した。EMIもTABOも同じ気持ちだったろう。悔しい涙も流したが、笑顔の帰宅だった。きょぅはみなさんいろいろとありがとうございました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ぽかぽか陽気の教室

2007-05-26 14:58:28 | 三股子ども教室(2014年まで)
きょうの教室。まず棋譜並べをしてから対局。夏のような陽気で見ている私は眠気におそわれるが、子どもたちはみんな元気だ。和室にびっしり盤を並べて真剣に指している。見ていると子どもたちもいろいろで、勝ちにすごくこだわるタイプ、全く勝ちにこだわらないタイプ。それから絶対反則しない子、いつも反則してしまう子。実戦派、棋譜並べ派、みんなそれぞれだ。ところで高文連の県予選があると聞いていたので、三股道場に最近来ている高校生が出られないかと思って聞いてみたら、今年は予選はもう終わっていた。その子の高校は将棋部がない。たぶん高校を通して高校に動いてもらわないと出られなかったのだろう。今年は全国大会は島根らしい。高校も中学も将棋部があったらいいのになあ、と思う。文化系の部が少なすぎる。うちの中学なんて吹奏楽と美術しかない。演劇部や新聞部、などもあってもいいのに。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最高齢の現役詰め将棋作家

2007-05-25 15:17:07 | 日常
今朝ネットをしていたら、「北海道将棋連盟ブックス著者で詰め将棋作家の阿部重治郎さんが亡くなられた」というニュースがあったので、EMIに読んであげたら「ええっ、そうなの…」とすごくがっかりしていた。EMIは懸賞詰め将棋で当たったブックスをよく読んでおり、「いつか会えると思っていたのになあ…」といいながら登校していった。すごい人なんだと以前EMIが言っていた。詰め将棋という世界を極める人たちというのはどんな方たちなんだろうか。会える人にはどんどん会っておいた方がいい、と、最近私もそんなふうに考えることが多くなった。EMIは別の意味でも会える人にはどんどん会った方がいいように思う。いろんな方たちがここにコメントしてくれているように、吸収したかったら自分から求めていかなくてはだめだ。待っている時期ではないんだと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

綾からの道

2007-05-23 10:03:19 | 将棋関連
今度の日曜日は綾町で大会がある。綾といえばかや盤。賞品にはどのクラスも厚さこそ違うけれどかや盤が用意されている。だから参加人数もとっても多い。去年は夫に車を出してもらったのだが、一日会場に缶詰となり(どこか観光地を見てくれば?と言ったのだが行くなら子どもたちと行きたいから、と会場で対局を撮影していた)たった一日とはいえ、仕事にかなり支障が出てしまった。特に今お客様の注文で、革で寝ている猫ちゃんを制作していて、一分でも欲しい状況。夫のような仕事は、じっと考えている時間が中断されてしまうとまた1からやり直しになるので、とにかく長く時間がいるのである。去年の反省を活かし、今年は自力で行こうと計画。ところが朝8時半から開始なので、公的交通機関だと間に合わない。それで行きは先生の車をお願いすることになりそうだ。問題は帰り。バスを調べたら、確かに宮崎方面にバスが出ているのだけれど、最終が3時台。(余談だが、宮崎交通HPのバスナビ。バス停名と地図を把握している人でないと検索できない。なんとかして…と思いつつ毎回利用) これは現地で宮崎方面に行く人に便乗をお願いするか、ヒッチハイク(映画でしかことがないけどあこがれる手段)利用か…。かなりスリルがあるかも…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三股道場が将棋新聞に載る

2007-05-22 10:05:24 | 将棋関連
TABOは日記で泣いて解消したらしくて、さわやかに登校し、笑顔で帰宅。きのうは道場がお休みだったので、歯医者さんに行き、畑を手伝って、のんびりと将棋の本を読みふけっていた。EMIは中間テストを控えてくたくただったが、私の方も高校の中間テストを控えて仕事が遅くなったので、夕食を上手に家族に出してくれた。将棋新聞の三股道場の写真。TABOがせきをしていたので9時半に帰ったEMIたちは写っていない。TABOは「わー、みんなが出てる」とうれしそうだったが、EMIは「早く帰ろうといったおかあさんのせいだ!」と文句を言いながら登校していった。みんなとってもいい笑顔。載るといえば、実行委員のハッピが場内ではかなり評判だった。女流王将という文字と将棋盤、駒のデザインで紫。せっかくなので載ればよかったのに。

追伸
今朝、仕事関係の知人のコメントがテレビに出るというので、いつもは見ない「スッキリ」をずっとつけていたが、内容がハードだったのか出なかった。
ちなみに内容はこちら。
http://www.ryutai.com/journal/kimuzuka/200705.html#20
将棋とはなんの関係もないけれど、防弾チョッキの構造上の問題点について告発している。きっこのブログ同様よく読みにいっている日記である。このまま放送がお蔵入りになるかもしれないので、紹介しておきます。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三股道場昇級昇段戦5月

2007-05-20 16:53:32 | 三股子ども教室(2014年まで)
3月以来の昇段戦だった。TABOはあと一勝で先生の本をもらえたのだが、二敗。先生の香車落ちとEMIの角落ちに負けた。その後勝ったり負けたりして●●○○●●○○○。駒落ちしてもされても厳しい。EMIは最初に一敗。その後怒濤の連勝で最後には先生にも勝ってあと一勝のところで二段への昇段!のところで終了した。いつも昇段戦のときには泣きたい気持ちが多かったから、実にうれしい連勝だったろう。最近の大人の大会出場で確実に棋力が上がってきているのを感じる。中学に上がって勉強も量が多くなり、授業時間も長くなり学校の方も大変だ。学校から帰って道場に行くまでの数分を、英語の単語を覚えるのに使い、廊下を歩きながら発音を確認し、道場から帰ってご飯を食べるまでの数分、うちの教室にかけこんでものすごいスピードで宿題をしている。お風呂にはいっても勉強し、トイレでもいろいろな基礎用語を確認している声がしている。中間テストの部活禁止期間も道場に通うので、その前に勉強しておかなくては、と必死。助けてあげたいが、かわりにセーラー服を着てテストを受けるわけにもいかない。がんばれ、と言うには過酷。EMIがTABOに結構きつい物言いをするときに、たしなめる気になれないのは、そこまで言える努力をEMIがしているからで、ぜひTABOにも見習ってほしい。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

強くなろう

2007-05-20 11:17:08 | 将棋関連
きょうから宮日新聞の将棋コーナーに、EMIの宮日女流王位挑戦の棋譜が掲載されているようだ。宮日王位の三番勝負の方が劇的な終わり方をしたので、きのうまでの記事もおもしろかった。宮崎の女流の現在の状況は結構厳しい。今まで先輩で指していた女流のみなさんが、進学や就職で県外に出たり止めたり、それから大会には出ていても部活でほとんど普段指していない、など。宮日女流王位の川野三段は大学生。中学高校の女流は10人いないかもしれない。先日川野三段とEMIが県将連枠でアマ竜王戦県大会に出場した。ちょうど支部予選がタイトル戦と重なっていたので、県将連枠となったのである。しかしここ1年ずっと県大会を見てきた私には新しい発見があった。女流がふたり大会に参加したことで、まず今までに見られない緊張感が会場内にあった。特にふたりがはいったそれぞれのパートの面々はものすごーくいつもと違う緊張感で指されていた。また、ふたりとも予選落ちしたのだが、「惜しかったね」と同じパートの方たちが念入りに感想戦をしてくださっていた。「これからがんばりなさい」と二人とも随分と力づけられていたようだ。本来なら実力で支部予選を上がってくるのがよいのだが、女流育成という面やあまりいつも変化のない県大会の状況を考えると、宮日女流王位タイトル対局のふたりは、特別枠でいつも県大会に出られるといいかもしれないなあ、と感じた。大会が人を育てるということもあるからである。先日の子ども大会でEMIについた審判が負けた男の子に「女の子に負けるなんてくやしいよね」うんぬん発言したそうだ。私からすると女性を取りまく環境というものは将棋に限らずそんなものなのだが、宮崎県の女流地位向上には今後何をしていかなければならないか、考えさせられたのであった。結論は「強くなる」なんですが。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久し振りの普通の土曜日

2007-05-19 12:36:54 | 三股子ども教室(2014年まで)
YOUが学校なので土曜日だけれど朝5時に起床。8時から教室。中間テスト前の高校生と中学生でにぎわった。考えて見ると普通の土曜日は久し振り。連休や大会が続いていたから、やっとリズムが元に戻った。TABOは四段挑戦になったので、返って来た正解のはがきが50万点という大きな数字。それからきのうは支部名簿が3冊も届いた。新支部なので初めて載った。午後はこちらも久しぶりの通常の将棋子ども教室。時間をかけて棋譜並べをして、詰め将棋、それから対局。大きな行事を終えて、気持ちのゆとりがでてきたのだろうか。同じことをしているのに、なぜか気持ちがゆったりとしている。新中学生がひとりもやめなかった上に、新しい子どもたちが入ってきて、年齢も棋力も幅がでてきた。これからいろいろな形の対局が期待できそうだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする