EMIとTABOの将棋世界

映画と海外ドラマの3行日誌。ネタバレしてません(たぶん)。ときどき辛口で失礼します。

目先の勝ちにとらわれない

2007-05-28 14:39:08 | 日常
TABOは自分に今何が必要かわかっている、という話の続き。それが何か、とずっと考えていたが、もしかしたら「負ける対局」なのかなあ、と思った。TABOは普段はのんびり屋さんで滅多にけんかもなく、おだやかな性格だ。ところが勝負事になるとまるで人が変わる。人生ゲームでもモノポリでもナポレオンでも絶対に負けはいや。特にモノポリと人生ゲームは架空ではあるがお金がかかっているので、1円でも損は許せない。そんな性格だから、将棋の大会はどんなことがあっても勝たないと気が済まない。ところが今回TABOは、目先の勝ちを選ばずに遠くの勝ちを選んだ、ような気がする。今は負けの対局をすることがいつか勝ちにつながる、そんなことが体感でわかっているのかもしれない。なにか強い理由がなければあんなに言い張らないものね…。Aで上げた1勝は大きい。何人も大人の方たちが励ましてくれた。そしてAで喫した2敗も大きい。EMIもTABOも帰ってから落ち着いてまた将棋に取り組んでいた。今は負けを恐れずに勉強し続けることだ。それにしても親のできること、かけられる言葉は日ごとに少なくなる。むしろ教えられることの方が多くなった。きのうTABOに教えられたこと。「今勝たなくてもいい。越えるために負けなくちゃいけないこともある。負けなくちゃ越えられない」
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Aクラスに出たTABO

2007-05-28 08:43:19 | 将棋関連
きのうの綾の大会、決勝戦などの写真がこちらで公開になっています。
ぜひご覧ください。

大分県将棋掲示板
http://6326.teacup.com/syunaidar/bbs

TABOはこの大会から初めて大人のAクラスに参加した。Aに出ることについて、私には迷いがあった。昨年は小学生クラスでEMIもTABOも3位。まだ優勝していないので、やはり順序としてきちんと優勝してから上に上がる方がよいのではないか。賞品も今年はちゃんと脚つき将棋盤だった(去年は脚がついてなかった)。 参加料金2000円が惜しくない対局ができるのか(大人の部は2敗した段階で終わる)。また先週泣きながら日記を書いたTABOが、また勝つ見込みがないパートで精神的に大丈夫なのか。しかし先生もTABOに「Aで行け!」と言ってくれたし、TABOがAで出ることについて、当日の周囲の反応は意外にも「当然」という感じだったので、そんなに心配することはなかったようだった。なにより本人がどうしてもAと言い張るので、これはなにかあるのかもしれないと思ってAで参加したのだ。対局内容は、悪くなかった。勝ちにはあと少し及ばなかったが、来年は勝ち上がれる期待がもてる内容だった。ぎりぎりのところで対局するTABOを見ながら、なんとなくTABOがAを望んだ理由がわかるような気がした。うまく言えないが、TABOは強くなるために今の自分に何が必要か、わかっているんだと思う。予選落ちしてかげで泣いて帰ってきたTABO。心配していた日記は、担任の先生が出張で、きょうは提出しなくてよかったそうで、きょう書くそうだ。
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