無事テストも終わり、きょうは金曜リーグ。TABOに「どうする？」（先週は車が夜だせない事情ができて断念）と聞いたら、「おとうさんが大丈夫だったらぼくは行きたい」という。大丈夫でなくても連れていかなくちゃ、と様子を見て思う。もうちょっと道場が近かったら、中学にでもなればひとりで自転車で行けるのだろうが、途中交通事故多発地帯があり、歩道もない箇所があり、かなり危ない。TABOにとって将棋は道場で指す、人とするゲームなので、とにかく少しでも長く道場にいたいのだ。日曜はEMIが日曜参観で道場に行けない。TABOだけ一日コースかな。
きのうEMIは道場に行けなかった。そのかわり詰将棋の添削が届いて、夜遅くまで勉強そっちのけで盤をながめて改良に取り組んでいたようだ。将棋手帳も届いたのでTABOがすごいすごいと大喜びだった。なかなか品の良い手帳である。とにかくきのうは忙しくて、TABOと話もろくにできなかった。「先生、もう８時過ぎてますよ」と生徒さんに言われて初めて時間に気づいた。高専の生徒が「赤点取りそうなんです」と化学の問題を持ち込んできたのだが、中学も「先生、公民さっぱりわかりません」（私から見ると中学の公民はほとんど時事なので、わからないというのがわからないのだが） と待ち構えていた。高校も期末テストで斜方投げ上げの水平と鉛直がちんぷんかんぷん、と泣きがはいる。ヘスの法則と国会と物理を同時に見ていたら、時間の感覚がなくなった。しかしうちの近くの教室はテスト期間は夜中の１時２時まで教えているそうだ。実はよほどわからないところがたくさんない限り、テスト勉強は家で勉強した方が効率がよい。暗記しなければならない事項は人と一緒だと覚えにくいものだから。だからわからないところだけ学校や塾で聞き、あとは自宅で繰り返し学習するのが正解か。将棋も、道場やネットで実戦、そしてあとは自宅で研究、そのバランスが大切かも。
期末テスト期間に入り、私も午後２時から夜８時まで仕事。午前中は高校生のために、高校の物理、数学、化学の宿題プリントを私も解いておくのだ。これは結構楽しい。時々、外に出て教える時給制勤務の方が楽かなと考えたりするが、それはそれでストレスのたまるものなのだろう。EMIはちょっと迷っていたようだが、道場に行った。道場に行くとすっきりした顔で帰ってくるのでよい。ともすると道場のない月曜の夜はEMIはストレスで寝る前に怒りっぽくなる。うちの教室の子が、いまひとつ成績が上がらないので、もう１つ塾に行くことになった。効果があがるのであれば、うちからほかに替わってもらっても一向に構わない。とにかく今は志望校に入れるように、その子に一番いい方法を見つけることだ。いかに自分の頭を使って問題をこなすか、そこは替わってあげられない。みんな、がんばれ！
EMIはきょうから期末テストだ。前回成績がかなりよかったのでプレッシャーがあるらしく、やけに勉強していた。しかしきょうは道場に行くはずだ。期末テストくらいで休んでいたら、今後両立は難しいだろう。道場には今年から高校生も来ている。やはりテスト前でも通ってきている。時間というものはなんとかやりくりすれば、なんとかなるものだ。ただその高校は進学校だが将棋部がない。部がないと、高校の文化祭の大会や新人戦などの話が来ない。すでに有段者なのでもったいない。こういう場合どうしたらよいのだろうか？ せっかく将棋にのめりこんでいるので、同世代の人たちの大会に出させてあげたいのだが。きっと大学でも将棋部で活躍してくれるだろう。
真部一男八段が逝去というニュースを知り、驚いた。きのう将棋関係の掲示板にそんな感じの書き込みを見たが、信じられなくてきっと悪いたぐいの書き込みだろうと、思っていた。ところが今朝新聞を見たら、訃報が載っていた。いや、本当に信じられない。ついこの間まで連載があったじゃないか。升田将棋世界の本は私が初めて将棋本で読んだ本だ。道場に将棋世界のバックナンバーがあり、ずっと連載だけを抜いて最初から読んでいったこともある。もうこれで読めなくなるなんて本当に残念でならない。将棋世界の最新号はどうなっていることであろう。ご冥福をお祈りいたします。TABOたちはきょうは月曜で道場お休み。きのう大山１５世名人の本を読み、将棋が強くなる特効薬みたいなものを探したくなるが、本当はそんなものはなく、当り前のことを当たり前に続けていくことが一番、と感じた。TABOを見ていて、あまりに当たり前のことしかしていないので、もっとなにか特別な方法があるのでは、とちらと思ったりしたこともある。しかし空気を吸うように、毎日ごく自然に詰将棋をし、対局をし、気負うところなく将棋に接しているTABOの日々も、それはそれでいいのかもしれない、と思うようになった。実は一番難しいことなのかもしれない。
日曜日の朝、きょうは何も予定がないのでまたまたEMIが寝坊。本当に疲れているんだなあ、と寝顔を見て思う。午前中はTABOの散髪があったり、買い物があったりであわただしく過ぎ（私は期末テストに備えて時事問題を拾う作業をしていた）、午後から三股図書館に交通手段のないうちの生徒を乗せて道場へ。ぽかぽか陽気の中将棋を指しているところ。先生が大山名人の「人生に勝つ」を持ってこられたので、物理を中断し全部読ませてもらった。今TABOは「ガリレオ」のあとで「スティーブンソン」の伝記を読んでいるところだが、（ガリレオの生涯はわたしも初めて知ることが多くて驚いた） ぜひこの本も読んでほしいと思った。重い言葉が各所にちりばめられている。やはり名人という肩書きが取れてしまってからの記述が非常に重かった。しばらく伝記物に走りそうだ。
連休の中日だからか宮崎組が少なかったが、三股組はみんな揃った。五ヶ瀬に行っていたK君もきょうは本当に久しぶりに復帰した。みんなでいつものように棋譜並べ。きょうは転居したA四段の研修会での棋譜をまずみんなで並べてから、深浦王位の棋譜を並べた。その後各自詰め将棋。それから有段者と級位者と部屋を分かれての対局、５級以上と有段者との平手対局、などが行われた。もう１２月になる。いろいろとお楽しみの大会などがあるようで、楽しみだ。私は自分の仕事でこの時期ストレスがたまるので、道場で気分転換し、月曜からの期末テスト戦に臨みたい。
きのうずいぶんと気疲れしていたらしくて、珍しくEMIが遅くまで寝ていた。それから教室で中間テストの勉強をほんの数分して、道場に直行した。きのう行けなかったので少しでも早く行きたかったようだ。一日指して元気に帰ってきた。TABOは目に見えて強くなった頃を思うと、今は様子がよくわからない。これから大会もしばらくなく、わりにゆっくりした日が続くので、ここが冬ごもりの力のためどき、と思うのだが。
きょうから中学高校の期末テストの部活停止期間で、忙しかった。明日も本当は祝日で休みなのだが、午前中あけることになった。EMIはきょう応援演説があり、きのうからどきどきしながら原稿を用意していた。「すごく緊張してたやろ～～ちゃんといれたからね！」と帰宅時にうちの生徒さんたちからねぎらいの言葉をもらっていた。まあいい経験だ。今家族みんなで「小さな恋のメロディー」を字幕でみているところ。なぜかTABOが大笑いしていた。ちょうど主人公くらいの年代だから、おもしろいもかも。
TABOの誕生日のプレゼント
純銀の角 夫制作
きょうはTABOの学校の持久走大会。１０時出発だったのでやや早めに沿道に立って待った。将棋をしているときのような真面目な顔で走ってきて、それから校庭の最終の走りでは、最後に寄せるときの顔でゴールしていた。毎年見に行くが今年は身長がずいぶん伸びたのと、足が長くなったのと、で、なんだかいつも家で見ているTABOじゃないみたいだった。
これが表
きょうはEMIもTABOも５時限なのでいつもよりは早めに道場に行けるだろう。
純銀の角 夫制作
きょうはTABOの学校の持久走大会。１０時出発だったのでやや早めに沿道に立って待った。将棋をしているときのような真面目な顔で走ってきて、それから校庭の最終の走りでは、最後に寄せるときの顔でゴールしていた。毎年見に行くが今年は身長がずいぶん伸びたのと、足が長くなったのと、で、なんだかいつも家で見ているTABOじゃないみたいだった。
これが表
きょうはEMIもTABOも５時限なのでいつもよりは早めに道場に行けるだろう。
きのう夜ぽいぽいさんが新聞の棋譜切り抜きを届けてくれた。JT杯が掲載になっていたのは知っていたが、もう四段登竜戦まで掲載が始まっているとは知らなかった。TABOは食い入るように棋譜と解説を読んでいた。序盤の大切さを痛いほどわかっただろう。まだ最終局面ではなかったのできょう明日と掲載が続くと思う。二人が将棋をするようになって勝負の厳しさをもう何度も見た。そのたびに、見ている私はもうこのレースから降りてもいいような…という思いにかられるのだが、本人たちは「それでも行く」という。負けがいやなら最初からこうした大会や対局はしないのだろう。負けても「これがいい」のかもしれない。それにしても、棋譜を届けてくれたぽいぽいさん。いつうちの子たちが載るかわからないのだから、毎日目を通してくれていることになる（ぽいぽいさんは将棋をしない）。本当にありがたい。新聞に掲載になることも本当にありがたい！！
きょうはTABOひとりが車に乗って道場に行った。そこから無差別で出場するT四段の車で支部対抗戦へ。私が行かなくてもTABOの横にはたいがいEMIがいたので、TABOひとりの出場はこれが初めてかもしれない。朝からいつものように大会モードで吐き気があり、無理してなんとか少し食べ、出かけていった。会場に入れば体調は戻るのだそうだ。将棋は泣いても笑ってもTABO本人のもので、TABOの世界だ。どんな手を指そうと盤上は無限自由。団体戦なのできょうはいつにも増して気持ちが入ることだろう。EMIは美術館に行ってからおそめの道場入りとなる予定。
毎年登山の日に教室をしても、全然勉強にならないので、きょうはお休みにした。その振替などなどで今日は午後も仕事。EMIは韓国登山から帰って「やっぱりきょう金曜リーグお休みにしてよかった、何も考えられない」とひたすら休んでいた。中学生はきのうだけじゃなくてきょうも休み。よほどからだに堪えたのだろう。３年の高千穂の山はEMIが登ったのよりまだ高くて険しい。さてきょうの将棋教室はTABOによるとまず棋譜並べ、対局、棋譜つけをしたそうだ。TABOとY二段、EMIとI二段が指したのを採譜したらしい。TABOの面は級位者用でゆっくり指したと言っていた。緊張した～～とTABO。明日は残念ながら私は行けないが、県下支部団体戦。精一杯いい将棋をしてほしい。
先日うちの高校の生徒たちが「明日鑑賞教室なんです」というので、「なに見るの？」と聞いたら「よくわからないんですがMJホールで『ロックの神様』というのを聞くそうなんです」 そ、それって寺内タケシじゃないよね？ まさかね？と聞き返したら、「ああ、なんかそういう感じでした、ブルーなんとかというのもくるそうです」 というではないか。まさか都城に？と思い、公式HPに行ったが日程には都城がなかった。そっくりさんかな。生徒さんが帰りがけに玄関で「で、その人はここらへんの人ですか？」と言うので、おいおいなんてことをいうんだ、とちょっと引きとめてどんな人か少し話した。きのう鑑賞会に行った生徒さんたちの感想。「あのう、電話線つないでギター作ったていうんですが、どうやるんですか？」 また今度演奏の感想を聞いてみよう。きょうはEMIが登山、TABOは１２時４０分に学校が終わったので、TABOだけいつもより早く道場に行く予定。そうそう、EMIの美術の作品が選ばれて美術館に展示になったそうなので、見に行かないといけない。私は土日忙しくて道場、大会に行けないかも。
きのうEMIは下校が遅くて道場に行けなかった。TABOはあきらめきれなくて、学校のまわりを回ってみて、と夫に頼んで少し学校の前で待ったそうだが、出てこなかったといっていた。EMIに聞いたら生徒会の選挙で、応援演説をする人になったそうで、きょうも４０分まで帰ってこなかったらもう出ていいから、と言い残して登校した。明日は登山なので、金曜リーグは無理かも。
