10時過ぎから5時半まで指した。TABOは攻めと守りのバランスがくずれないように、それから守りの形に固執しないように、銀が遅れないように、などいろいろ指導してもらった。EMIは「序盤の4手でこんなに考えることがあるんだよ」ととても大切な場面を教えてもらった。TABOは5面指しをさせてもらって大喜びだった。つい「指しましたか?」と聞いてしまい、「先生はそんなこと聞かないのにね」とみんなに突っ込まれた。先生の力の凄さがよくわかったのでは。きょうは時間が長かったので、私も指した。2勝2敗だった。3級の子に勝ったときは、TABOの方が喜んでくれた。(最後は先生の力をちょっと借りたんだけどね)
テレビの影響だと思うが3人くらい新人の子どもたちが入ってきた。とても真剣に指していて、よかった。決めた相手と10番勝負をした。どの組も勝ったり負けたりのいい勝負だった。TABOともう一人の2年生の子と対局して、それをEMIが棋譜につけた。なんとかうまく棋譜が成功した、これはいい対局だ、と先生がほめてくれた。
対局、棋譜並べ。強い人に相手をしてもらって全敗だった、とちょっとしょげて帰ってきた。いつも対局している小5の男の子は学校の宿泊学習でいなかったので、大人と組ませてもらったのだろう。EMIは中学生の男の子といつも対局しているようだ。
大会が近いので、みんなそれぞれもっと努力するようにということで、厳しく注意を受けていた。TABOは一日1冊と決めた棋譜並べを必死でやっていた。EMIは意外にも棋譜並べが上手! 楽しいそうだ。
教室は大にぎわい。教室が終わったあとの対局で、何人か対局態度を厳しく注意された。7月に大会があるので、それぞれの上を目指すようにという先生の配慮だと思う。楽しい将棋と強くなる将棋とは時々違うのかもしれない。どこかで山を越えないと、開けた素晴らしい景色は見られないのかも。
EMIが読んだ棋譜を5年の上級者が並べて行ったそうだ。あとは対局。EMIは道場で宿題1ページをやってから将棋をしている。5年になると宿題が多いので、とにかくこのスケジュールでがんばってもらうしかない。
日曜日だったが比較的すいていたので、先生にずっと教えてもらうことができた。特にEMIはいろいろ習っていた。宮崎の道場に女子が2名いるそうだ。続けていけば上達すると思うけど、中学に入ったらどこまで時間がとれるだろう。きょうはEMIも棋譜つけをした。先生とTABOの対局をつけるのだが、なかなかおもしろかったらしくて、にこにこしていた。長考とか席を立つとか、書いていいんだよ、といわれて、いろいろ書き込んでいた。
宿題をしなくても行ける金曜日は親の方もかなり気が楽。しかも明日は学校が休みなので、お迎えもちょっとゆっくりでもよくて、こちらも気が楽。対局、詰め将棋をしたそうだ。
入ったころに初めて指してもらった大人の方と対局したそうだ。その当時、といっても4月末なのだが、一回も勝てなかったけど、きょうは何回かは勝てた、といって帰ってきた。寝る前に指したかったけど、私が会議だったので待っていたけど寝ちゃったらしい。私の方はパソコン将棋に6枚落ちでレベル1だと勝てるようになった。早く平手でも勝てるようになりたいよ。
元気になっていたので、「ところできのうはどうして肩を落として帰ってきたの?」と聞いたら、「EMIお姉ちゃんが宿題が残っているから早く帰りたいと言っていて、いつもより時間が短かったから」と答えた。EMIはプリントを学校でやっていていたので、きょうはゆっくり時間があって指せたので、にこにこで帰ってきた。確かに時間が短いと将棋は消化不良かも。寝る前にTABOと指したが、そうそう勝たせてくれるわけもなく、負けた。まだまだ研究が足りない、特に中盤。
TABOがいつになく元気がなく帰ってきた。聞いたら「負けた」と言ったけど、いつも負けたり勝ったりしているのだから、どうしてうつむいているのかよくわからない。手が悪かったのか、それともお迎えがいつもより早かったからなのか。寝る前にTABOと急戦石田式で指したら、私が勝った。勝ったのはいいが相当悔しかったらしくて、ずっと泣いていた。…しかし私も毎日精進しているので、「あなただけががんばっているわけじゃない」と言ってやった。