EMIとTABOの将棋世界

映画と海外ドラマの3行日誌。ネタバレしてません(たぶん)。ときどき辛口で失礼します。

三股道場昇級昇段戦5月

2007-05-20 16:53:32 | 三股子ども教室(2014年まで)
3月以来の昇段戦だった。TABOはあと一勝で先生の本をもらえたのだが、二敗。先生の香車落ちとEMIの角落ちに負けた。その後勝ったり負けたりして●●○○●●○○○。駒落ちしてもされても厳しい。EMIは最初に一敗。その後怒濤の連勝で最後には先生にも勝ってあと一勝のところで二段への昇段!のところで終了した。いつも昇段戦のときには泣きたい気持ちが多かったから、実にうれしい連勝だったろう。最近の大人の大会出場で確実に棋力が上がってきているのを感じる。中学に上がって勉強も量が多くなり、授業時間も長くなり学校の方も大変だ。学校から帰って道場に行くまでの数分を、英語の単語を覚えるのに使い、廊下を歩きながら発音を確認し、道場から帰ってご飯を食べるまでの数分、うちの教室にかけこんでものすごいスピードで宿題をしている。お風呂にはいっても勉強し、トイレでもいろいろな基礎用語を確認している声がしている。中間テストの部活禁止期間も道場に通うので、その前に勉強しておかなくては、と必死。助けてあげたいが、かわりにセーラー服を着てテストを受けるわけにもいかない。がんばれ、と言うには過酷。EMIがTABOに結構きつい物言いをするときに、たしなめる気になれないのは、そこまで言える努力をEMIがしているからで、ぜひTABOにも見習ってほしい。
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強くなろう

2007-05-20 11:17:08 | 将棋関連
きょうから宮日新聞の将棋コーナーに、EMIの宮日女流王位挑戦の棋譜が掲載されているようだ。宮日王位の三番勝負の方が劇的な終わり方をしたので、きのうまでの記事もおもしろかった。宮崎の女流の現在の状況は結構厳しい。今まで先輩で指していた女流のみなさんが、進学や就職で県外に出たり止めたり、それから大会には出ていても部活でほとんど普段指していない、など。宮日女流王位の川野三段は大学生。中学高校の女流は10人いないかもしれない。先日川野三段とEMIが県将連枠でアマ竜王戦県大会に出場した。ちょうど支部予選がタイトル戦と重なっていたので、県将連枠となったのである。しかしここ1年ずっと県大会を見てきた私には新しい発見があった。女流がふたり大会に参加したことで、まず今までに見られない緊張感が会場内にあった。特にふたりがはいったそれぞれのパートの面々はものすごーくいつもと違う緊張感で指されていた。また、ふたりとも予選落ちしたのだが、「惜しかったね」と同じパートの方たちが念入りに感想戦をしてくださっていた。「これからがんばりなさい」と二人とも随分と力づけられていたようだ。本来なら実力で支部予選を上がってくるのがよいのだが、女流育成という面やあまりいつも変化のない県大会の状況を考えると、宮日女流王位タイトル対局のふたりは、特別枠でいつも県大会に出られるといいかもしれないなあ、と感じた。大会が人を育てるということもあるからである。先日の子ども大会でEMIについた審判が負けた男の子に「女の子に負けるなんてくやしいよね」うんぬん発言したそうだ。私からすると女性を取りまく環境というものは将棋に限らずそんなものなのだが、宮崎県の女流地位向上には今後何をしていかなければならないか、考えさせられたのであった。結論は「強くなる」なんですが。
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