対戦したときの譜を再び盤に再現できるＴＡＢＯ。きのうも全部終了して帰宅した後で、頭の中の盤で再現していた。そのせいか、夜中にみんなが寝静まったあとで、ヘンな音がするので起きてみたら、ＴＡＢＯが起き上がって、布団で将棋している…。寝とぼけてるよー～。「将棋の夢見たの？」と聞くと頷くので、また布団にいれた。しばらくすると、また起きて将棋してる。また布団に入れて、を夜中じゅう繰り返した。朝ＴＡＢＯに聞いたら、何にも覚えていなかったようだ。生まれて初めての大会で、女流名人に見てもらったのだから、興奮するのは無理もない。しかも、席にいるのはみんな同じ志の子たちで、何を話しても通じるのだから、素晴らしい体験だっただろう。ＹＯＵも強いので出ればよかったのになあ。（性格が棋士にぴったり） というわけで、ほとんど寝られない夜だったが、子どもたちが頑張る姿には勇気づけられた。疲れたけど元気に迎えれた月曜日の朝だ！
今朝はのんびり7時半に起きて気づいた。あら、受け付け8時半ということは、もしかして8時半に着かないといけないのかなあ…。気づくのが遅い、なんとか家族で力を合わせて9時には会場に着いた。きょうはＴＡＢＯが楽しみにしていた「女流王将戦都城大会記念子ども将棋大会」。友人親子が今年の初めに大会を知って、うちの分も申し込んでくれていた！ ＴＡＢＯは小１なので一番下のクラス。だけど名簿を見たら10級９級の子たちが並んでいて、みんな強そう～。やりながら聞いたら、うちの子以外はみんな将棋クラブ？みたいなのに入っていて、毎週通っているそうだ。市内はふたりだけであとは宮崎市の子たちだった。親の方が緊張～。しかしＴＡＢＯは１２人と総当りで次々と勝ち、１０勝１敗１不戦勝。決勝戦に進んで、吉助の間で本物の将棋を指せることになった。時計も棋譜つけもついた本格試合…。またしても親の方が緊張～。結局４分過ぎに相手が二歩をうってしまい、終了。優勝した！ 母としてはこのまま家で将棋の腕を磨くか、それとも市内に１つだけの将棋センターに入って、何級か、くらいは知った方がいいのか、迷うのであった。それにしても最後に決勝の譜を女流名人が指導してくれたのだが、ＴＡＢＯのうれしそうな後ろ姿よ。本当に将棋が好きなんだ…ＴＡＢＯは。
