EMIとTABOの将棋世界

映画と海外ドラマの3行日誌。ネタバレしてません(たぶん)。ときどき辛口で失礼します。

タイトル戦とタイトル戦じゃない対局との違い2

2007-05-01 09:45:44 | 将棋関連
だんだん冷静になってくるとEMIも悔しさが募るようだ。気持ちは次の大会に向いている、と言っているが。タイトル戦には大きな特徴があった。それは時間と相手があらかじめ決まっているということだ。新聞記者の方が帰り際に「対局者は相当気合を入れて2週間あなたを研究したと言っていたよ」と言われた。EMIももちろん対局者の過去の棋譜を見たりしてそれなりの研究をしていた。が、しかし、相手は「研究したであろうEMIの手」を研究していたのである。つまり研究はもっと深くしなければならなかった、ということだ。EMIは来年はなんとかなると思っているようだが、相手も1年間ただそこに座っているわけではない。タイトルを本気で取りたいのなら、全体の棋力を上げることはもちろん、相手の研究をどこまでできるのか、がかかっていると思う。おたがいの棋力が似通っているのならなおさら。プロは常に相手と日時が決まって指す。TABOも宮崎でタイトルに挑戦したければ、勝たなくてはならない相手は前もってわかっているわけだから、研究はかかせないだろう。今からこういう対局にどんどん慣れていかないといけない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする