きのう待ちに待った往復はがきのかたわれが届いた。今回の結果は400点。これでEMIは将棋世界の初段認定の規定点を越すことができた。さっそく今までのはがきと返信用封筒を用意して郵便局から認定証請求書を出してきた。EMIの道のりも遠かった。ここまできたら、あとは有段者との対局をクリアすれば三股道場で本当の初段が認定される。私が思うに、しかしここからが大変なのではないか。三股道場の有段者を思い浮かべると、EMIが互角で対局できるのは限られているように思う。そういえば、きのうは2学期制の小学生たちが道場に秋休みで来ていたそうだ。小6の3段の子は、まるで人が違うかのように素晴らしい対局態度だった、とEMIが言っていた。ところが今度はその子の対局相手だった新初段の6年生が、感想戦のときに先生に聞えないような小さな声で、「うざっ」とか「あほか」などと返答していたので、ものすごく腹が立った、らしい。ものすごく腹がたっても、道場では格上の人には意見しない、正しい対局態度は自分に課すもの、というきまりがある。だから聞きながらずっと我慢していたと言う。その我慢も含めて、EMIが「絶対負けたくない!」と思っている有段者たちがいる。努力して、いつか本当に強くなってほしい。本物の初段がもらえるまで、がんばれ!EMI!
TABOは自分で自分の言ったことがわかっているらしく、やけに真面目になった。道場から帰ってくると6時半過ぎ。それからお風呂にはいって、夕飯を食べると7時半。宿題のプリント2枚と漢字ドリルをその後でするだが、今まではテレビを見ながら、とかちょっとだらだらしながら、という感じで宿題をしていた。ところがきのうはえらく真面目。早くして手筋の本を読む時間を作らないと、寝るのが9時なのである。できるだけ道場にいる時間を長くしてやりたいが、「寝るのが9時」から逆算するとやはり平日は6時半に帰るのが精一杯の時間だ。金曜日は、今週は遠足と修学旅行なので遅くまでは無理と思うのだが、夕飯のお弁当を持たせて8時半くらいまではいいかなあ、と夫と話している。とりあえず、今朝もいつもより早く起きて、ほんの10分くらいなのだが自分で時間を作り、手筋の本を読んでから登校していった。