EMIとTABOの将棋世界

映画と海外ドラマの3行日誌。ネタバレしてません(たぶん)。ときどき辛口で失礼します。

TABOまさかの奨励会宣言

2006-10-08 20:03:18 | 奨励会
帰りの電車の中でびっくりすることがあった。TABOが「ぼくは奨励会に入ります」ときっぱり言ったのだ。今までEMIは「私は育成会に入るのよ~」と言っていたけれど、TABOは一度も言ったことがなかった。道場に入る前にひとりで将棋をしていた頃は、棋譜つけする人かチェスに転向しようかな、などと言っていたこともあった。それが突然の奨励会希望宣言。先立つお金がうちにはないのよね、などと言うわけにもいかないので、「これから勉強して間に合うのか先生に聞いてみたら?」と言ってみた。大会帰りに道場に行き、TABOはさっそく先生に「奨励会に入りたいんですが、特訓してもらえますか?」と聞いたんだそうだ。(私もそばにいたのだが、よく聞えなかった。) 奨励会の前に小学生名人をとらないと、まず時間をもっと増やさないと、などなどいろいろ先生の言葉はあったのだが、TABOの奨励会宣言に私はとにかく驚いたのであった。どこまでやれるのか、まず奨励会に入るまでの棋力がつくのか、やってみたいのなら真剣にやってみれば? という気持ちだ。奨励会に通ったらまず30万円入会金で払うらしい、とか大阪でも東京でも1ヶ月に2回通うお金はどうするのか、とか、クリアしなければならない問題は多々あるのだが、TABOを前にそういう事情を口にするのもはばかられるくらい、TABOは純粋なのである。
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赤旗県予選大会

2006-10-08 19:54:35 | 将棋関連
きょうは去年出場しそびれた赤旗の大会だった。久し振りにEMIとTABOを連れて大塚道場に行った。駅からちょっとでも道に迷ったら開始時間に遅れるので、ずっと3人で走り続けた。きのう実地でEMIが満石先生から道を教えてもらっていたので、かなり安心だったが、それでも途中「こんな道通ったっけ?」「こんな店あった~??」などとEMIがいうので、着かなかったらどうしよう…30分走って着かなかったら先生に電話しよう! と時計とにらめっこしながら、汗だくだくでなんとか時間ぎりぎりで会場入りした。TABOはAクラス(5段クラス 全国大会出場を目指して)EMIはBクラス(それでもみなさん初段から3段前後)で出た。結果はTABOが1勝2敗で予選落ち、EMIは1勝6敗だった。しかしTABOは久留米王位県予選のときと比べると随分内容がよくなっていた。あの頃は「教えてもらう」という感じでとても勝てそうになかったのだが、今回は勝ち筋もあり、途中まで互角でこれはいけそう、という場面があった。EMIは大人の大会が初めてだったので、いろいろと勉強になった、といっていた。1位だったらお米だったので、子どもたちは私のためにとってきたかったんだと思う。電車の中で「1位だったらお米だったのに~」と言ったら、すごーく悲しそうだった。(ごめん)
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