演じる女優さんが変わったヒュッレム妃・・だいぶ見慣れてきた。
しかし、新しくやってきたスレイマン1世の妹、ファトマ皇女に押されっぱなしだ。
ヒュッレムが閉経した自分の代わりに、若い女性に避妊措置をして、1回だけスレイマンの元に送り込んだが、ファトマはその女性を横取りして、避妊させずに何回もスレイマンの元に送り込み、結果、妊娠させた。それを声高に後宮に吹聴して回り、お祝いの揚げ菓子を配り・・・ヒュッレムに対して嫌がらせを仕掛けてくる。ファトマ皇女ってほんと嫌な人・・最初は綺麗だと思ってた作り笑顔も、だんだん見るのも嫌になってきた。でもファトマとムスタファは繋がってるのよね。ムスタファのファンである私は、それなら仕方ないとか思ってしまう。
リュステムは、海軍提督フズルやムスタファの仕組んだ罠にかかり、イエニチェリ軍団に食事に招かれたのに家来に毒見をさせたことをなじられ、衛兵に抜刀させてしまう。(わざと感じ悪くして、リュステムをいらだたせたわけであるが。)せっかく大宰相になったリュステムも抜刀騒ぎを起こしてしまっては旗色が悪く、ヘルツェゴビナに赴任させられることに。ま、こっちはムスタファ暗殺を画策した報いだから自業自得なんだが。ちなみにムスタファを庇って殺されたルメイサは、史実ではちゃんと子供を生み、それなりの力を持つに至った人なのだが、彼女の活躍はこのドラマでは見ることができなかった。
しかし何をおいても一番気になるのがマニサに赴任したセリム。お忍びで市場を視察していたら、民にひどい悪口で言われ、セリムじゃなくてムスタファかバヤジットの方が良かったのにと言われるに至り、激昂して悪口を言った男を殴り、衛兵がこともあろうに、その男を殺してしまった。セリムは落ち込み、自暴自棄になるが、その心の隙につけ込んだヴェネツィア出身のチェチーリア(改めヌールバーヌー)はセリムから愛を獲得。セリムの悩みの原因を探り、解決に向けて動き出そうとする。ヌールバーヌーはちょっと悪が強くて好きではないが、この状況を打開してセリムを救うことができたら、セリムじゃなくても惚れるかもしれないな。彼女の活躍が楽しみになってきた。
フズルの娘ミフリュニーサって、本当に美人でかっこいい。でもなかなか名前が覚えられない。なんて似たような名前の人が多いんだ!