先週一週間はなんとも疲弊して、普段やっていることが出来ないほど疲弊しまくり。
その理由は、所属音楽教室に提出する演奏動画の撮影。
一か月前に、無伴奏で、中止になったコンクールの課題曲を演奏して動画を撮って提出ということをやったので、練習できてたはずなのだが、今度はピアニストの先生に伴奏をお願いして、
ヴァイオリンで
・ヴュータン作曲のヴァイオリン協奏曲第4番第2楽章
トランペットで
・ゲディケ作曲のコンサート・エチュード
を収録した。
それぞれたった数分の曲なのに、合わせは1時間×2回。そして動画の編集やアップロードに大変な時間がかかった。(慣れてなくてテクニックもなかったからね。)
デジタル一眼レフとiPhone(外付けマイク付き)の両方で撮影して、得られた結論は
iPhoneに外付けマイクを後ろ向きにしてつけたのが、試した中では一番よかった。
まずトランペットだが、これは素直に取ると、音が割れてしまう。かつトランペットばかり録れて、ピアノ伴奏が聞こえなくなってしまう。そういう意味では、一眼レフの方がソフトな仕上がりになるが、逆にトランペットの輝きは失われてしまう。
なので、iPhoneを少し離して、かつマイクを後ろ向きにしたら、betterな仕上がりに。
ヴァイオリンの方は、ボウイングの動きと音が合うかどうかの問題がある。以前、課題曲の時に外付けマイクをつけて普通に撮ったら、音の方が早くて、ボウイングと完璧合わなくなった。なので外付けマイクを外して撮ったのであるが、外付けマイクを後ろに向けて撮ると、音質もよくなり、ボウイングとのずれの問題は相当に解消された。
難しいのは、アップロードした動画をiPhoneで見た時と、パソコンで見た時で違うこと。
一眼レフで録った動画は、iPhoneで見た時大丈夫だったが、パソコンで見たらボウイングと音がズレていた。iPhone+外付けマイク(後ろ向き)で録った動画の方が、ズレが圧倒的に少なかった。
そういう試行錯誤を腐るほどやったので、体力も使ったしだいぶ勉強になった。
音と動画を別撮りにして合わせるという技術も本当は学びたいが、そのやり方だと、動画提出コンクールには使えないね。あくまでもそのまま撮ってよい出来にする技術を学ばねば。
ということで、音楽を続けるには、音楽以外の知識が相当に必要だ・・ということを改めて実感したのであった。