ここ2~3年の私の読書生活を支えてくれているのは、万年筆だ。
おつむが弱いので、アンダーラインを引かないと本が読めないのだが、マーカーやボールペンなどを使うとあっという間にインキが無くなる(そんだけ線ばかり引いてるってことなんだが)ので、万年筆を愛用中なのだ。
この万年筆は800円ぐらいだったかな~。本屋で本のおまけとして売ってるのを3年前ぐらいに買ったんだよね。
なので、ペン先の根元はさびてるし、お尻は剥げてるし・・でも剥げて金色になってるからあまり貧乏くさくはないんだけど。
万年筆でもカートリッジにしてしまうとまたインキがあっという間になくなるんで、コンバーターでインク壺から直接インクを吸い上げてきた。
このインクを吸い上げている時間が私にとっての至福の時間でして、子供の頃から大好きなの。(カートリッジ式のにわざわざスポイトでインク壺からインクを入れてたっけ。)
で、この3年愛用してきたインキは、プラチナ万年筆のインキで、カシスブラックというもの。壺のなかにリザーバーと称するものが入っていて、インクがどんなに少なくなっても、インク壺を上下にくるっとひっくり返すと、穴からリザーバーの中に適量のインクが入ってくれるのでとても吸い上げやすい。このカシスブラック、こうみると赤く見えるのだが、乾くと茶色になるインクでね・・・速乾性があるので、読書中のアンダーラインにぴったりなんだが、個人的にはもう少し薄い色がいいと思ってた。そんなカシスブラックもだいぶ減り、新しいインクが欲しくなったわけだ。ついでに新しい廉価な万年筆も。
で、新しく買ったのがコレでね。
コンバーターをつけて、
新しい赤インキ(こちらもリザーバー付き)を吸い上げて、
を~、昔、小学校の先生がテストの採点に使ってたペンみたいだ。でも書き心地も、インクの乾き具合もとてもいい。
実はブルーブラックも買ってあって、万年筆も同じの2本買って、色を分けて使うつもりなの。
古いのは古いので使い切るつもりなので、ここしばらく充実した万年筆ライフを送れそうだな。