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実社会では印鑑不要はとても不便になるだろう。

2019-11-30 10:38:55 | FP
印鑑というのは、ある面では面倒臭いものだが、ある面では便利なものだ。昨日も、姉の代理で、姉のハンで、受領印を押してきた。これがもし、印鑑がなかったら、病人の姉が病室から1階まで降りてきて、自らサインしなければならない。宅配便も同じで、受取人でもない人が本人に代わって、印鑑で受領することができなくなる。社会の潤滑油のようなものなのである。本来は間違っているが、本人の利益が損なわれないのだから、几帳面に杓子定規にしなくてもよかろう。さらに言えば、その行為で物流や法的な手続きがスムーズにいくのだ。さて、福岡市は全申請書類の約55%を押印不要とし、来年度には全体の7割に広げるという。この動きは全国の自治体に広がっている。法で必要とされる書類以外はすべて印鑑不要として、手続きの簡略化や電子的な手続きを可能にするというものだ。また民間でも銀行口座開設や保険契約などで不要とする動きが広がっている。銀行はそれでなくても、本人以外からの請求は一切認めないという、契約者側から見れば、とても面倒くさい姿勢を貫いているので、印鑑不要が新たな面倒くささを生むことになるだろう。インターネット上では印鑑不要はとても便利になったのだが、実社会は印鑑不要はたぶん、とても不便になるだろう。(くちなし亭、11月30日)

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