25日はクリスマスであった。コロナがまん延する社会では、恒例の行事が次々に、縮小され、例年とは違う姿を見せていた。総本山のローマ教皇もまた、サンピエトロ広場に大勢が集まるのを防ぐため、毎年恒例のクリスマスメッセージ「ウルビ・エト・オルビ(Urbi et Orbi)」(ローマと全世界へ)をバチカン宮殿から動画で配信した。フリッピンではミサの最中のマグニチュード6.3の地震が起こり、混乱に拍車をかけた。世界で繰り広げられた教会ではパーテイーや聖歌隊などの催しも禁止されて、黒死病がまん延した大昔のヨーロッパのクリスマスではどうだったか知らないが、それに次ぐ事態になっているのだろう。韓国のキリスト教もそうだが、キリスト教は多くの信者を教会に集めて、神の教えを伝える。それはコロナには絶好に機会を与えることにもなるのである。(くちなし亭、2020.12.27)
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