プーチン大統領は殺人事件を犯しても罪に問われない。

ロシアのプーチン大統領は22日、大統領経験者を生涯にわたり刑事訴追から免責する法案に署名した。こんな法案が通用しないことは歴史が証明している。次やそれ以後の大統領がプーチン氏を毛嫌いすれば、プーチン氏だけは例外にする法案を作ることも勝手なのである。この法案を作るほど、プーチン氏は何かに怯えているのだろうか。それよりも驚くのは現在も、在任中の大統領には刑事訴追から免れるという法律があることだ。在任中は大統領は殺人事件を起こしても罪に問われないのだろうか。もはや、何をしても許される００７の世界である。そして、推測するのだが、この法案が一番欲しいのは韓国の文大統領だろう。だが、残念ながら、彼はこの法案を通すことはできない。通したら、朴前大統領を釈放せねばならず、自分の権力基盤を揺るがすことになる。だから、検察改革などと言う別の手法を一生懸命に推進しているのだが、プーチン氏も文氏も発想は変わらない。権力者も自分の身の安全に汲々としだすと末期症状だ。（くちなし亭、2020.12.23）

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