気候が良くなって、空気もすがすがしくなってきた。いつもなら、各地の行楽地に花を見るために大勢の人が押し寄せるのだが、悲しいことに、それを阻止するために、行楽地のチューリップやら藤の花などが伐採されている。何もそこまでしなくてもよいと思うのだが、外は三蜜ではなく、子供も大人も家の中だけにいるとストレスの塊になるので、ついつい、お花を求めて外へ這い出して来る。さて、お花屋さんが不況である。お葬式は増えているとは思うが、こじんまりとしているし、最大の需要先で、この時期に大量に排出される花嫁の結婚式もほぼ中止されているのである。そんなわけで、お花屋さんも必死である。植物はコロナを気にして、咲くのを止めるということは無い。続々と供給される。だから、5月の1日だけの母の日を5月中に拡大し、5月を母の日にすると決めたり、ゴールデンウイーク中の帰省の代わりに、花を贈るべきだと諭したりと大変である。(くちなし亭、2020.05.03)
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