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生物化学兵器の惨劇

2013-05-12 09:35:49 | FP
核兵器も怖いが、生物化学兵器も怖い。そして、そのどちらも、手に入れることにそれほどのお金も設備も技術も能力も必要としなくなった。核兵器などはこれまで、北朝鮮のように、後進国ならば、たぶん、他国からも分かるほどの核実験を何度も行わなければ、実用段階にならないのだろうが、イスラエルの例を見るまでもなく、核保有国とみなされている国々の中には、極秘に保持している国もある。だから、意思さえ持てば、どのような国でもこれらの兵器をもつことは可能なのだ。そして、さらに恐れる兵器は、生物化学兵器である。この保持に、必要な資源は核兵器の比ではない。過去に日本の一犯罪集団でさえ開発できたほどの手軽さである。そして、実際に、この兵器がシリアの内戦に使われていると言う。被害の状況を示す写真も公開されている。アサド政権は断末魔を迎えている。よくこれほどに持ちこたえていると思うのだが、その意味するところはアサド氏には国民を守るという意識よりも、自分を守るという意識がより高いと言うことだろう。アラブの春で失脚した多くの指導者たちは結局、最後まで抵抗して、国民の血を流し続けることを望まなかった。しかし、アサド氏は違う。国民に生物化学兵器を使うという禁じ手まで持ち出した。国家が国民を守るという義務を逸脱した段階で、もはや、それは近代国家とは呼べない。そんな狂気の集団に生物化学兵器が使われている現実がある。

Y-FP Office Japan
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