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老後の必要資金を考える。

2013-05-26 10:34:49 | FP
老後に必要な資金はいくらなのか。気になる数字である。2002年の総務省の調査によれば、年金受給世帯の月平均消費支出額は31万2千円だったそうだ。2013年までのこの10年間に、それほどの消費傾向は変わらないと思われるので、この数字に、大きな変化はないだろう。ただし、これは平均である。通常、多くの人は月平均が31万円なら、その12倍が年間の支出で、平均余命が82歳とすれば、残りの年数にこの数字を書けたものが必要額だと考えがちである。これはものすごい健康人を前提としている。多分、先日、80歳でエベレスト登頂に成功した三浦雄一郎氏ならば、それは成り立つかもしれないが、一般的には60歳代には遠距離も平気でドライブできた方でも、70歳が近づけば、自然と車に乗る回数も減る。それだけ、必要経費も減っていくのである。多分、年をとるほどに、食も細くなる。もちろん、例外は多いとは思うが、就寝時間も早くなる。つまり、生活費は年を重ねていくことに、逓減していくのである。そして、やりくりをするようになる。月20万円の収入しかなければ、それなりの生活を考えるのである。もちろん、最低限の収入は生きていく上で必要だ。だが、何が何でも、月32万円が必要で、年金受給額との差を貯めておかなければならないのだということにはならないのである。

Y-FP Office Japan

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