風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

左足を挫く

2007年08月30日 | 出版
昨晩はI出版企画のSさんから3/8広告原稿の作り方を教えてほしいとの連絡があり、20時以降にS工藝舎にうかがうことになった。約束の時間に間に合うよう会社を出て、ここのところ風呂に入りそびれていたので、まずはひとっ風呂浴びに銭湯へ行った。久しぶりに浸かるアツアツの湯は格別だ。上機嫌で風呂から出ると、Sさんから着信が何度もあり、慌ててかけ直す。どうもお待たせてしまっている様子なので、髪を乾かさずに部屋を飛び出し、自転車にまたがる。途中、車が接近してきたので停車しようとしたら、左足が溝にハマり、グリッとひねって挫いてしまった。あまりの痛さに左目から涙がこぼれるほどだ。歩けないのですぐさま自転車に乗り、右足の力だけでなんとかこいで河田町へと急ぐ。東京女子医大病院を通り、S工藝舎へ。到着すると、I出版企画のSさんらはすでに宴会中だった。なんとこの日のS工藝舎は入稿前で大忙しの様子。それなのに、事務所の一角をお借りして広告原稿講座をやっていいものかと大変不安になる。なんとなくまわりを気にしながら、Iさんに広告原稿の書き方についてお話しする。そのあと、Iさんと世間話(Iさんが編集された『海軍割烹術参考書 復刻』がお気に入りだったマタンゴは、制作過程のお話を聞けて大満足)をして、12時頃帰宅。ヂンヂン痛む左足をかばいながら就寝。湿布くらい常備しておかなければ。

一晩寝たら足の痛みがだいぶひいていてホッとする。しかし出社し、出荷作業を済ませようと倉庫へ向かう途中、左足の甲に鈍い痛みを感じイヤアな気持ちになる。冷やさないとマズイかしらと気にかけながら、昨日に引き続き請負仕事の組版作業に取り掛かる。腹巻オヤジが出社してから、昨日利用を止められてしまった電話代を支払うため、郵便局へお金をおろしにいく。なんとかこれでファクスも復旧したので一安心。
昼食後に、オヤジと打ち合わせをする。そのあと、組版作業を続行する。組んだデータを打ち出して、オヤジに校正してもらう。校正を終えたオヤジが「フワーワフワーワ」大きなあくびをし始め、こりゃあ寝るゾと思っていたら、グゥグゥ寝息が聞こえてくる。

15時頃、ムクッと起き上がったオヤジは『映画はこうしてつくられる』で円谷粲さんに取材するため社を出る。しかし、1時間近く机に伏して寝ていたため、額が真っ赤になっているではないか。そんなオヤジの寝ぼけ顔を見ていたら、取材のことが心配になってくる。涼しくなった近頃も、オヤジは資金繰りの不安から毎晩うなされ、相変わらずほとんど眠れていないらしい。洗面所で顔を洗ったオヤジがスッキリ顔で戻ってきて、出発。マタンゴは組版作業のため、今回はお留守番することに。

18時前に営業から戻ったP舎営業部長が缶ビールを差し入れした下さった。さらに、おつまみとしてカルビーポテトチップスのりしお味を半分分けてくれて、腹ペコだったので大喜び。バクバク食べながら、作業を続ける。営業部長は「のりしおは湖池屋が一番うまいんだけどな」とおっしゃていたが、カルビーも程よい塩加減でおいしいです。

18時に、オヤジから取材終了の電話がかかる。今夜は大人しく湿布を買って帰ろう。足を引きずっているようでは営業に出られないぞ。
海軍割烹術参考書 復刻
猪本 典子
イプシロン出版企画

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