風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

Holger Czukay

2006年08月31日 | 出版
午前中に印刷屋さんから簡易校正がFAXにて届き、念入りにチェックをする。
印刷屋さんにOKの電話をした後、腹巻オヤジが「本当に大丈夫なんだな、マタンゴ君」と念をおす。「これで何かミスがあったら、君は腹を切りなさい」
ひえぇ~!あれだけチェックしたのだから大丈夫だろうという気持ちとは裏腹に、何回確認してもまだどこかにミスがあるような気がマタンゴを襲い、焦り狂う。

14時に倉庫会社のNさんが返品を預かりにきてくれる。せっせと車に書籍を積んでいく。運び終えたあとにNさんが、「マタンゴさん、面白い本があるよ」と、ディズニーランドの結婚式カタログを見せてくれる。ページをめくるたびにネズミと花嫁が笑っている。このカタログを見たオヤジが、マタンゴが結婚することになったら写真集を作ってくれるといった。ただしエロ系、もしくはグロ系の写真集。どういう花嫁なのか、まったく想像がつかない。

『うたうぬりえ帖』新シリーズで「季節の生活ケア」を寄稿していただいている三好春樹さんから、11月・12月分の原稿が届く。早速打ち出しする。9月・10月分がトラブル続きのため、刊行が延びてしまっているが、既に11月・12月分の編集作業は始まっている。

15時からHP作成を指導してくれるU君が来社。彼はマタンゴの学生時代からの友人。
「マタンゴ君、まずは先生にガソリンを」
「ほーい、まずは冷たいのから」
ビールを飲みながら、GoLiveの基本操作を学ぶ。途中、印刷屋さんから『うたうぬりえ帖』新シリーズのカバーの用紙が足りないという電話があり、オヤジが一気に不機嫌になる。それでもなんとか先生の指導を受け、大まかなマザーデータを完成。
ネットなんかにまったく金をかけたくないというオヤジの方針で、会社独自のドメインも取ることもなく、FC2のレンタルサーバ上で風塵社刊行物一覧だけ紹介しようという内容。
アップしたら、のぞいてみてください。
ビールから始まり、白ワイン、白波、泡盛と飲み進めるうちに、U君がツブレかける。危ない危ない。
話の大半は音楽業界ネタで占められ、出てくるアーティストもマタンゴはほとんど聴いたことがない。なにやら二人でホルガー・シューカイという人がいかに天才かという熱弁を交わしているようだが、何を言っているのかサッパリわからず、ひたすら「ほっほー」と聴いているのだった。
U君、ありがとうございました。


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