風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

真っ赤赤

2008年04月09日 | 出版
昨夜で、「救援」紙468号の制作はひと段落。あと二箇所穴を埋めて、再校分を修正すれば終りである。印刷をお願いしているK印刷Y氏に、どういう日程になるかたずねてみると、「送られてくるデータが安定していないので、データを見てみないと確実なところはわからない」と言われる。ギャフン。仕方ない。今回こそはまともなPDFファイルでの入稿を心がけよう。

本日、6:00過ぎには起床するもののコーヒーを飲んでまた布団のなかにUターン。それでも9:15には出社するが、腹が減っているので近くのなか卯で納豆定食(金参百九拾円也)。店内のBGMで、ジョン・レノンをオーケストラにアレンジしたイージー・リスニングを流している。そういうバージョンの「イマジン」はよく耳にすることがあり、常に白けるわけであるが、本日は、「ジェラス・ガイ」が流れてきたので、ご飯を噴き出しそうになった。「コールド・ターキー」もイージー・リスニングにしてもらえないものか。
それでまたわずかばかりの出荷を終え、M印刷の仕事にある程度を目処を立てておかないといけない。
ということで、午前中はセッセコセッセコ図表作り。全体の1/4は終わったかなというところで、とんでもなく面倒くさい奴にブチ当たる。これはまいったねえ。割増料金を請求しないと、まったくもって割に合わない。手をつけようかと思ったが、面倒くさくなって銀行まわりに出掛ける。
12:45、会社にもどったところに、救援連絡センターのS氏から電話がある。
 「いまから行きます」
 「これから昼飯食べたいんですけど」
 「じゃあ、30分以内に食べてください」
フーム、お昼のひと時くらい、余裕がほしい。

ということで待機していると、30分遅れての13:45、S氏ご来社。30分どこかで寝ていればよかった。
それから二人で、ああでもない、こうでもないと、「救援」468号の最終修正と確認、ついでに見出しに飾りを入れたりする。予定より1時間遅れ、15:45終了。PDFファイルに落として出力し、問題がないかどうかチェックするが、大丈夫のようだ。早速、K印刷に送信する。何もトラブルが発生しなければいいんだけれど。前回のトラブルは回避しているはずである。途中、F社社長とY印刷Y氏ご来社。
S氏が帰られると、突然疲れが襲ってきて眠くなる。社内の空気が悪いためか、頭が重い。引越したら、強力なエアクリーナーがほしいものである。
16:30、M印刷S氏、早々に次の仕事を持ってくる。今度の仕事は初校ゲラの直しであるが、呆れ果てるほど、真っ赤赤に赤が入っている。初校を組む前に、テキストファイルの段階できっちり原稿整理をしていないからこうなるし、誤植の元となる。多分、DTPの作業工程の基本がわかっていないのだろう。
17:45、K印刷Y氏ご来社。PDFで出力した「救援」のカンプをお渡しする。これも何もなければいいんだけれど。とりあえずは手を離れたので、次の作業に集中しなければならないということになる。
この数ヵ月、1冊の本を読了したということがない。もちろん、本を手にとってパラパラ見ることはあるけれど、読書として本と向き合うことがまったくなくなっている。もの心ついてから、初めての体験かもしれない。

ジョン・レノンを殺した男 上 (1) (扶桑社ミステリー シ 23-1)
ジャック・ジョーンズ
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