風塵社的業務日誌

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腹巻オヤジ、大恥をかくの巻

2006年06月29日 | 出版
ジャーン、発表いたします。
風塵社では「うたうぬりえ帖」の新シリーズで、月ごとのぬりえ帖を8月から刊行することにしました。8月刊行分は、「9月」「10月」、以降偶数月に2カ月分ずつの発売を考えています。

本日はその推薦をお願いしようと、生活とリハビリ研究所(略称リハ研)代表の三好春樹さんの事務所に、著者のあきやまさん、腹巻オヤジとうかがった。三好さんはこちら側の依頼を快く受けてくださったうえ、さらに新たな提案をしていただき、話が一気に進む。介護現場の立場から「うたうぬりえ帖」を見ていらっしゃるので、私たちからはなかなか出てこないアイデアがズバズバ繰り出され、すごい人だなあと感じる。途中、その後に予定している飲み会に、福祉関係で活躍しているこういう人が見えると、三好さんが説明される。
実はオヤジ、飲む話は聞いていたのだが、話を聞いた段階では予定が詰まっていて、飲み会には参加できないとすでに伝えていた。ところが予定が変わり、そのあとのスケジュールが空いた状態でその場に臨んでいた。
打ち合わせがひと段落したところで、なんとなく気まずい空気が流れる。アレ、この後どうしたらいいんだろう?
腹巻オヤジは、三好さんの飲み会に参加するものと勝手に思い込んでしまったようだ。そのためまったく席から立とうとしない。ところが三好さんは、こいつらいつまでいるんだろう、と不思議そうな顔をしている。そこでオヤジが、どうしたらいいのかわからず、「じゃあ、飲み会までどうしていましょうか」などとオズオズと聞いている。突然、場がシーンと静まり返った。
「エーッ!来られるんですか?」
と三好さんがビックリして聞き返してきた。てっきり我々は参加しないものとして、三好さんたちは人数確定に苦労されていたのだ。オヤジは予定が伝わっているものと勝手に思い込み、みじめに自爆!
ヒャー、オヤジの思い違いで大恥をかいてしまった。あわてて事務所のかたが、予約していた飲み屋さんに人数変更の電話をしてくださった。オヤジ、穴があったら入りたい気分。同じく、マタンゴも顔が真っ赤になる。さらに、みみこさんにも恥ずかしい思いをさせてしまう。
そこで急きょ三好さんが企画した飲み会に参加させていただくことになったのだが、恥ずかしい気持ちと申し訳ない気持ちで押しつぶされそうになる。本当にすみません。すべてオヤジが悪いっす!
とりあえず事務所を退散し、飲み会まで近くのドトールに退避。オヤジ、ひたすら落ち込んでいる模様。それでも三人で新刊の台割を確認し、精神状態を立て直す。

飲み会は事務所近くのフグ屋で行われた。そこには、リハ研の関係者や、講談社の編集者、雲母書房の社長さんや介護士さんも集まり、高齢者介護の話がなされている。なかなか現場の声を聞く機会がないので、耳を澄まして聞き入る。慣れない場に、心臓が高鳴り酔いがまわるまでは、ふぐの味がわからなかった。モッタイナイ。

画像は、三好さん監修で好評発売中の『介護タブー集』です。


介護タブー集

講談社

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